Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
50622:Economic and Welfare Society (P) 2022 Spring Thu4 College Of Policy Science SENO MUTSUMI 2

Campus

OIC

Class Venue

C273

Language

日本語

Course Outline and Method

経済学において、福祉(Welfare)を扱うということは、再分配政策・システムをどのように捉え、設計するという話題は避けて通れない。そしてその分析は最終的には、国民の「厚生(Welfare)」を高めるためには何が必要か、という話にたどり着くことになるだろう。この科目はその観点から、「再分配」を軸として設定し、その分析手法と政策思想を学び、現状の(広義の)社会保障政策をマクロに捉えた場合、何が問題となり、どう改善するべきか、ということを検討する。より具体的には社会保障制度、特に社会保険を中心に、その意味を多面的に分析することと試みる。

基本的に講義形式で進めるが、授業内ではsli.doを用いたアンケートを随時行い、双方向のやり取りを行う。また授業中にsli.doで質問を受け付ける他、manaba+Rの掲示板によっても受け付ける。重要なものは次の授業においてもフィードバックを行う。

Student Attainment Objectives

1. ”Welfare”を経済学の道具で捉えることの意味を理解する。
2. 再分配政策、特に社会保障政策を、特にマクロ的な視点で捉え、分析できるようになる。
3. 政策思想やその道具の多様性を理解し、実現可能性に留意しながら、”Welfare"を高めるための方策について検討し、述べることができるようになる。

Recommended Preparatory Course

「社会保障政策」を予め履修しておくことが望ましい。本科目では制度の個別具体的な解説は行わず、特に社会保険制度について一定の理解があることを前提として構成されている。
また、「現代の福祉問題」「財政学」その他経済学系の科目を履修しておくと理解が深まる。

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
第1回

少子高齢化と社会保障

少子高齢化、医療と医療費

第2回

社会保障は何のため?

分配、貢献原則、将来の生産物への請求権

第3回

社会保障は誰のため?

救貧と防貧

第4回

社会保険と税

財源調達力、保険料方式と税方式

第5回

社会保険の普遍性と安定性:医療保険を中心に

普遍性、安定性

第6回

社会保険と民間保険

保険の基本原理

第7回

保険のリスク・ヘッジ機能

リスクとは何か、社会保険のリスク・ヘッジ

第8回

年金と実質価値保障

不確実性

第9回

社会保障がはたす3つの機能

生活安定・向上、所得再分配、経済安定化

第10回

世代間公平論をどう考えるか:年金の話を中心に

世代間格差

第11回

社会保障規模の国際比較と財政

GDP、国民負担率

第12回

医療供給体制と社会保険

医師の偏在、医療資源供給

第13回

福祉の普遍化、として介護保険改革

福祉の普遍化、措置制度、支援費制度

第14回

働くことの意味とサービス経済の意味

生産性、生産的労働と非生産的労働

第15回

社会保障改革とその行方

経路依存性、制度の持続可能性

Class Format

BCPレベル1~2 :対面授業14回、メディア授業1回
第1回目講義は、メディア授業となります(詳細はmanaba+Rコースニュースで通知)
BCPレベル3以上:メディア授業

メディア授業は、ライブ配信型にて行う。

Recommendations for Private Study

【予習】
教科書の該当箇所を読みながら、不明点をまとめ、授業時に質問できるようにしておく。(毎回2時間)

【復習】
配付資料と教科書を読み返し、今回学んだことを自分なりにノートにまとめ、他人に説明できるようにする。疑問点についてはまとめた上で、担当者に質問する。(毎回2時間)

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written)

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

小テスト(計5回)

Grade Evaluation Method (Note)

小テストのスケジュール、実施方法は第1回の授業時に説明する。授業形態にかかわらず、manaba+R上での実施となる。
各小テストを受けられなかった場合の救済措置はないので注意すること。

Advice to Students on Study and Research Methods

Textbooks

Title Author Publisher ISBN Code Comment
ちょっと気になる社会保障 V3 権丈善一 勁草書房 9784326701124

Textbooks (Frequency of Use, Note)

授業は教科書の内容をベースに、更に内容を追加する形で構成されている。毎回の予習・復習で用いる他、授業内でも随時参照する。ほぼ毎回使用する。「V3」で大幅に内容が追加されているので、注意すること。

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
ちょっと気になる政策思想 第2版 権丈善一 勁草書房 9784326701209
ちょっと気になる医療と介護 増補版 権丈善一 勁草書房 9784326701032
教養としての社会保障 香取照幸 東洋経済新報社 9784492701447

Reference Books (Frequency of Use, Note)

授業内容を理解する助けになるものを列挙している。また参考書の内容も一部踏まえて授業内容は構成されている。より進んだ理解を求める際に参照する。

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Other (Separate instructions will be provided)

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URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html