授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33091:[2025 秋セメスター]環境基礎科学(9T) 2025 秋セメスター 火3 理工学部 澤田 和子、惣田 訓、和田 桂子 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 402号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

環境工学に関連する諸現象の正確な理解や水処理プロセスの学習のためには,物理,化学,生物,地学の基礎的な素養が必要とされる。この個々の基礎科学の原理の理解が背景となって,それらが総合された自然環境を学習することが可能となる。本科目では,多様化専門化している基礎科学の課題の中で,化学,生物,地学を中心とする複数の自然科学について,環境工学に必要な原理・知識に焦点をあてた講義を行なう。
本科目は,環境システム工学コースの専門科目における環境工学分野の導入部であり,「環境科学」を学習するものではない。環境科学の学習を期待する他学科の諸君は,基礎専門科目の「環境科学」を受講すること。

受講生の到達目標

環境理解の基礎となる化学、微生物学、生態学、地学の基礎と環境関連の最重要原理を理解すること

【教育目標】
(C) 環境都市工学に関する専門分野の基礎知識を十分に身につけ、主体的に問題解決を行うことができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

高回生で順次学習する環境システム工学コースの各講義科目に連結する。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
-

+R授業対象科目。第13回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照。

1/惣田訓

環境工学とは何か

環境の定義、環境問題の変遷、環境と倫理

2/惣田訓

環境工学とは何か・物質とは

環境工学の要素と特徴、原子、電子配置、価電子、周期律表、イオン、結合

3/澤田和子

物質の状態(1)

三態、気体の性質、水と溶液、溶液の濃度、モル濃度、規定度

4/澤田和子

物質の状態(2)

酸とアルカリ、pH、コロイド

5/惣田訓

有機物質(1)

有機物の構造と分類(炭素骨格と 炭素結合、官能基、異性体)、環境問題と関わりの深い有機物(石油系、多環芳香族、脂肪族有機ハロゲン化合物、ダイオキシン類、界面活性剤、POPs、PPCPs)

6/惣田訓

有機物質(2)

生命を形づくる有機物(核酸、タンパク質、糖質)、バイオマスとバイオリファイナリー

7/惣田訓

反応をめぐって

化学平衡・酸化還元、反応速度(0次反応、1次反応、ミカエリスメンテン式)

8/和田桂子

細胞と代謝(1)

原核細胞・真核細胞、細胞膜、機能(遺伝、合成)と構造

9/惣田訓

細胞と代謝(2)

生物の代謝(異化、同化)、異化(発酵、好気呼吸、嫌気呼吸)、同化(光合成、細菌の光合成)、生物機能の環境分野への応用例

10/惣田訓

細胞と代謝(3)

代謝様式の4要素(エネルギー源、炭素源、水素供与体、最終電子受容体)、代謝様式による微生物分類 、生物機能の環境分野への応用例

11/和田桂子

生態系(1)

生物の分類、水環境関連の生物群集、水域生態系

12/惣田訓

細菌の増殖

微生物の増殖要因、増殖曲線(対数増殖期、定常期、死滅期)、ケモスタットにおける動力学式(モノー式、収率、希釈率)

13/和田桂子

生態系(2)

食物連鎖・生産ピラミッド、遷移と多様性、物質循環

14/惣田訓

生命と地球の共進化

マーグリスの共生説、大気組成、オゾン層の破壊

授業実施形態

対面授業にて実施

授業外学習の指示

授業内で参考文献を記す。本授業を理解し、到達目標を達成するには、参考文献を読み、積極的な授業外の学習を進め、予習・復習する姿勢が望まれる。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業内に実施する復習課題(6~7点満点×15回)により、環境基礎科学の知識が十分に得られたかどうかを評価する。得点(100点満点)が、90点以上をA+,80-89点をA,70-79点をB,60-69点をC評価とする。60点に満たない場合は不合格(F)とする。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

高校で学習していない理科科目もしっかり身につけましょう。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
水環境基礎科学 宗宮,津野 コロナ社 978-4-339-05201-5 水環境学、水処理工学、環境管理調査実習I,IIでも参考書として有用

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
公害防止管理者になるための化学の基礎知識―入門編 溝呂木 昇 産業環境管理協会 9784862401175
改訂 実感する化学〈上巻〉地球感動編 A Project of the American Chemical Society 著, 廣瀬 千秋 (翻訳) エヌティーエス 9784860434441

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

自宅で学ぶ高校化学-化学基礎・化学-
http://manabu-chemistry.com/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

インタラクティブシート,manaba+R,その他(教員より別途指示)

備考


【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/