授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
31330:生命物理化学Ⅱ(M) § 31331:物理化学2(MB) 2022 秋セメスター 金5 生命科学部 三浦 信広 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 109号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

前半では、化学の微視的現象を取り扱う手法として、量子化学的考え方を学習する。シュレーディンガー方程式をもとに、箱の中の粒子の運動、トンネル効果、分子の振動、回転などを学び、量子論的考え方の理解を深める。後半では、物理化学1で学んだことをもとに、溶液化学分野での化学ポテンシャルの取り扱い手法を学ぶ。具体的には、束一的性質、化学平衡などである。

本科目の授業実施形態:対面

不測の事態の発生により対面授業が実施できない場合、オンデマンド授業とする。質問の対応は、Zoomによるリアルタイム授業で実施する。詳細はmanaba+Rにて連絡する。

宿題、あるいは確認テストを毎回出題する。

受講生の到達目標

・量子化学的な概念に基づいて、原子・分子の構造や分光学的な性質に関しての基礎的な概念を説明できる。
・物質の束一的性質および化学平衡を熱力学に基づき解釈、解析できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

基礎物理化学、生命物理化学Ⅰの履修を前提としていますが、履修できていなくても受講可能です。また、専門基礎科目の数学,数学演習,物理学1,2も基礎として重要です。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等

1
はじめに

導入:ミクロの化学とマクロの化学

2
量子力学と原子の構造(1)

プランクの量子仮説 光電効果

3
量子力学と原子の構造(2)

ド・ブロイの仮説 不確定性原理

4
量子力学と原子の構造(3)

シュレーディンガー方程式 一次元の箱の中の粒子

5
量子力学と原子の構造(4)

水素原子のシュレーディンガー方程式

6
分光学の基礎(1)

電磁波と物質の相互作用 基本的な用語と現象

7
分光学の基礎(2)

マイクロ波分光法

8
分光学の基礎(3)

赤外分光法、電子分光法

9
非電解質溶液の熱力学(1)

束一的性質:蒸気圧降下、沸点上昇

10
非電解質溶液の熱力学(2)

束一的性質:凝固点降下、浸透圧

11
化学平衡(1)

気体系の化学平衡

12
化学平衡(2)

溶液系の化学平衡

13
化学平衡(3)

温度、圧力の影響

14
化学平衡(4)

触媒の影響、遷移状態理論

15
化学平衡(5)

いくつかの応用:共役反応など

授業実施形態

BCP レベル 1 および 2 の場合、対面授業を 15 回実施する。ただし、BCP レベル 1~2 であっても感染状況の悪化や不測の事態を考慮して、BCP レベル 3 以上の授業実施形態で対応をする場合もありうる。詳細は、manaba+R にて連絡する。

不測の事態の発生により対面授業が実施できない場合、オンデマンド授業とする。質問の対応は、Zoomによるリアルタイム授業で実施する。詳細はmanaba+Rにて連絡する。

授業外学習の指示

授業外学習の指示
・講義では、難解な部分を中心に解説を行うので、整理した板書を行うことはできない。講義用のノートと自習学習用の整理ノートを準備すること。
・予習、復習を必ず行うこと。毎回積み上げて学習するので、前の回の内容を理解していないと当日の講義は理解できない。
・復習は、自習用ノートを用いての講義の整理と章末の関連問題を中心に行うこと。
・随時宿題を課す。毎回の授業をしっかり復習し、問題練習する姿勢が望まれる。
その他、講義内で指示する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 40

受講生の到達目標に対応して、基礎概念の理解とそれをもとにした解析の能力を試す演習問題を出題する。講義内容を理解し、説明できること。講義中に指示する演習、章末の基本問題が解けること。

不測の事態が生じたため定期試験が実施できない場合には、定期試験(筆記)に割り当てている40%の成績評価については、「上記以外の試験・レポート、平常点評価」に充当する(定期試験は0%とする)。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
60

以下の1~3を総合的に評価する。
1. 宿題、レポート等の提出物の提出状況とその内容
2. 確認テスト、到達度検証テスト
3. 授業への取り組み状況
なお、成績評価を受けるためには、2/3以上の授業への参加が必要です。

WEB授業での成績評価においても、2/3以上の授業への参加が必要です。授業への参加は、教材資料へのアクセス、課題への対応状況から判断します。

不測の事態の発生により定期試験中止が判断された場合には、追加のレポートを課す場合もある。それらの追加のレポートと合わせて総合的に評価する。

成績評価方法(備考)

宿題、あるいは確認テストを毎回出題する。

受講および研究に関するアドバイス

物理化学の講義内容は完全に積み上げ式になっています。毎週の予習復習が大切です。
「基礎物理化学」、「生命物理化学Ⅰ」、「生命物理化学Ⅱ」の順で物理化学の基礎を修得します。
ただし、これらの科目を習得済みでなくても受講可です。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
化学・生命科学系のための物理化学 Raymond Chang 東京化学同人 4-8079-0563-5-8079-0563-5 14章、17章、7章の後半、9章、12章の一部、を取り扱う。

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
アトキンス物理化学(上・下) アトキンス 東京化学同人
ムーア物理化学 上・下 ムーア 東京化学同人
物理化学(上・下)分子論的アプローチ D. A. McQuarrie, J. D. Simon 東京化学同人

参考書(使用頻度、その他補足)

物理化学の理解には演習問題を解くことが大変重要です。解答書(参考書)を用いて、コンスタントに演習問題に取り組むこと。参考書はメディアセンターにも配架されますが、数に限りがありますので注意のこと。

参考になるwwwページ

特になし。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

インタラクティブシート,manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

講義には関数電卓を持参すること。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html