授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
31741:理工系日本語の技法(TC) § 31742:特殊講義(基礎専門)Ⅰ(理工系日本語の技法)(Z) 2023 秋セメスター 木2 理工学部 中島 梓、山崎 勝弘 2

キャンパス

BKC

授業施設

フォレストハウス112号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

本授業では理工系学生として必須の実験・研究報告書の書き方の要諦を学ぶ。こうした報告書の書き方は卒論や修論にももちろん適用されるし、社会に出てからも不可欠なスキルである。理工系の学生は文社系に比べて大学入学時までに日本語で文章を書く学びの場が少なく、文章力の一段の向上が求められる。また理工系の報告書には一定の型があり、論理的な展開や簡潔で明瞭な文章表現が求められる。授業では初回に理工系の報告書や論文がどのように構成されているかを示す。その後、論理的で明快な文章を書くための技術を学ぶ。後半では実際に理系ライティングの演習を行う。

掲示板にはスレッドをたてておくので質問があればそこにすること。

※受講条件があります。時間割表を確認のうえ、受講登録を行ってください。

受講生の到達目標

①理工系の実験報告書や論文がどのような構成になっているかを理解し、そこに何を埋め込むべきか理解する。
②論理的な展開や簡潔で明瞭な内容とするための日本語の文章技術を学ぶ。
③実験報告書や卒論・修論に向けて400~1600字の文章が書けるようになる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特になし。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

理系論文とは何か

理系論文の構成について、文体、論理的な展開、簡潔で明瞭な表現

2

文をつくる

文(名詞文・形容詞文・動詞文)、句、節、主文、埋め込み文、単文、重文、複文、一文一義

3

引用する
   

引用と剽窃/引用の仕方/参考文献/資料収集の方法

4

説明する
   

文種(記録タイプ・説明タイプ・論証タイプ)、説明の方法(手順・換言・定義・比喩・分類・例示・比較/対照・理由/原因)

5

接続語をつかう
   

論理、言い換え(換言)、理由/原因、付加、対比/転換

6

パラグラフをつくる(ミクロ構成)
   

パラグラフ、トピック・センテンス、サポーティング・センテンス、コンクルーディング・センテンス、一貫性、結束性(接続語・指示語)、抽象、具体

7

パラグラフをつなぐ
   

直列型(串刺し型)、並列型(フォーク型)、結束性(メタ言語・指示語)

8

文章を構造化する(マクロ構成)
   

三部構造(序論部・本論部・結論部)、「問い」と「答え」、一貫性、メタ言語、論証

9

「問い」をつくる
   

実態を問う、理由を問う、適切な「問い」、「問い」のブレイクダウン

10

論証する
   

仮説、根拠(データ・証拠)、主観性と客観性(経験的事実)、推論(帰納・演繹・類比)

11

議論する
   

論拠(隠れた前提)、思いやりの原則、観察語、理論語、内包、外延、合意形成

12

批判的に思考する
   

根拠の検証、論拠の見定め、推論の妥当性、反論/反駁、反証可能性

13

理系ライティング演習Ⅰ

表題、概要、はじめに(研究の背景、研究に関する歴史的経過、課題、研究の目的と意義・重要性の書き方)

14

理系ライティング演習Ⅱ

実験方法、理論、結果、考察、結論、謝辞、参考文献の書き方
                

15

理系ライティング演習Ⅲ

総合演習

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

【BCPレベル1の場合 / In the case of BCP level 1】第1回~第8回 対面授業 第9回~第15回 Zoomライブ授業

【BCPレベル2の場合 / In the case of BCP level 2】第1回~第8回 対面授業 第9回~第15回 Zoomライブ授業

【BCPレベル3~4の場合 / In the case of BCP level 3-4】第1回~第15回 Zoomライブ授業

授業外学習の指示

隔週ペースでレポート作成課題(200字~1600字、作成期間は1週間)を課す。また、書く力を高めるためには読む力も重要になるので、日頃から文章(とくに論説文)を読むことを習慣にしてほしい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

途中の授業や後半の理系ライティング演習の中では文章作成課題を複数課す。講義への参加度や、文章作成課題の提出率および内容を、総合的に評価する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

本授業は実験報告書や卒論・修論に向けて文章力を身につけてもらうことが眼目である。受講にあたっては書く機会を積み重ねるなかで自分の文章のどこに問題があるかを理解し、理工系としての基本的な文章技法を身につけて欲しい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

こちらから資料を配付する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
理科系の作文技術 木下是雄 中公新書 4121006240

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,その他(教員より別途指示)

備考


【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/