授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
51556:[2025 秋セメスター]消費者行動論(BB) 2025 秋セメスター 金2 経営学部 菊盛 真衣 2

キャンパス

OIC

授業施設

AC330講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【テーマ】現代の消費者行動を読み解く

【概要】本講義は、売手と買手の相互作用を取り巻くマーケティング現象の中でも、買手である消費者が、企業のマーケティング活動によって、どのような影響を受けるのかということについて理解を深めることを目的としています。消費者行動論は、マーケティング論の中でも最も活発な議論が展開されている下位領域の1つであり、企業と消費者の間の交換によって生じる様々な社会現象のうち、消費者の心理や行動に焦点を合わせた分野です。本講義では、消費者行動論の基礎的な概念や理論を具体的な事例を交えながら紹介します。

【方法】基本的に、講義形式で行います。講義には、パワーポイントを使用します。講義は、具体的なイメージが湧くように、身近な事例を挙げながら行います。履修学生にも、具体的な事例を頭に浮かべながら、「“なぜ”その現象が起こったのだろうか」や「“なぜ”消費者はそのように行動したのだろうか」といった問いを自ら探究することを求めます。
質問や相談事項がある場合には、毎週授業終了直後に受け付けます。


※講義については、manaba+Rを利用して、講義資料、小課題(レポートや練習問題)の実施を行う予定です。
※質問・相談は、manabaの個別指導(コレクション)機能にて対応します。

受講生の到達目標

1.消費者行動論における基本的な概念について説明することができる。
2.消費者行動論における重要な理論・モデルについて説明することができる。
3.消費者の心理や行動に関連する現象、特に消費者の身近な購買活動のメカニズムを、概念や理論を用いて論理的に説明することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

必須ではありませんが、マーケティング論を履修しておくことによって、本授業における理解度がより高まるでしょう。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

イントロダクション:消費者行動を理解する

企業と消費者の交換関係、マーケティング戦略、4P、顧客の理解
【+R授業】詳細はmanaba+R を参照

2

消費者の意思決定プロセス:消費者はどのようなプロセスを経て購買行動に至るのか?

問題認識、情報探索、考慮集合の形成、代替案評価、購買決定、購買後行動

3

消費者のニーズと動機づけ:消費者の欲求と行動はどのように結びつくのか?

ニーズ、ウォンツ、欲望、欲求、動機づけ、関与、制御焦点

4

消費者の知覚と学習:消費者は情報をどのように感じ取るのか?

知覚過程、接触過程、注意、解釈、情報処理、再生・再認、連想ネットワーク

5

消費者の態度と意図の形成:消費者の「好き」という感情の源泉はどこにあるのか?

態度概念、多属性態度モデル、精緻化見込みモデル、合理的行為理論、態度変容

6

消費者の記憶と知識:消費者は見聞きした情報をどのように覚えているのか?

二重貯蔵モデル、順序効果、再生、再認、連想ネットワーク型記憶モデル、製品カテゴリー

7

消費者の製品選択:消費者は、どのようにしてその製品を選ぶのか?

消費者意思決定の方略、ヒューリスティックス、知覚リスク、考慮集合の形成

8

消費者の購買後行動:商品を買った後、消費者はどうなるのか?

認知的不協和、満足、不満足、ロイヤルティ、再購買、苦情行動

9

製品と消費者行動の関係:なぜブランド力の高い商品は買われるのか?

ブランドの効果、ラグジュアリーブランドと購買行動、擬人化

10

価格と消費者行動の関係:値段が高くても買いたい商品があるのは、なぜ?

価格のシグナリング効果、参照価格、プロスペクト理論、メンタル・アカウンティング

11

プロモーションと消費者行動の関係:広告は消費者の意思決定にどのような影響を及ぼすのか?

反応ヒエラルキーモデル、情報源の信憑性・魅力、広告視聴、広告回避、広告表現要素の効果、オンライン広告、侵入性

12

チャネルと消費者行動の関係:消費者はどのように買う場所を選択するのか?

店舗選択、品揃え、陳列、小売サービス、店舗内接客、メーカーのチャネル政策

13

消費者間の社会的相互作用:消費者は、他者からどのような影響を受けるのか?

準拠集団、新製品の普及、採用者カテゴリー、クチコミ、顕示的消費、同伴者

14

インターネット上の消費者行動:ネットクチコミはどれほど消費者の日常を変えたのか?

対面クチコミ、発信者、受信者、パーソナル・インフルエンス、クチコミの内容、ポジティブ/ネガティブなクチコミ、一面的/両面的なクチコミ、

授業実施形態

本授業は初回を除き、2回目以降は対面での授業を実施します。初回はWeb講義(ライブ配信型)とします。
ただし、担当者の出張や体調不良等により、授業スケジュールの記載とは異なり、メディアを活用した授業回が生じることがあります。その場合は、manaba+R を通じてお知らせします。

授業外学習の指示

事後学習として、授業内容を定期的に復習し、理解を深めてください。その際、指定の教科書・参考書や授業内で紹介した文献を参照して、理解の促進に役立ててください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

1. 小テスト(40%):
授業の総合的な理解度を測ります。小テストの実施日と出題範囲については、授業内で告知します。
2.レポート課題(60%):
各授業の内容に関連したテーマについて作成したレポートをmanaba+R(テキスト入力形式ないしファイル形式)で提出してもらいます。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

日常の中で当然のように行っている購買行動の中で、消費者の心理や行動に対して“なぜ”その現象が起きたのだろうか、ということを意識的に考えてみてください。具体的には、「消費者は“なぜ”その製品を良い製品であると判断したのか?」や「“なぜ”消費者はそのブランドをいつも選択するのだろうか?」、あるいは「“なぜ”広告やプロモーションは、消費者の購買行動に異なる影響を与えるのだろうか?」といった疑問を持つようにしてください。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

レジュメ・板書・教材提示資料などにより授業を行う。ただし、下記に示す参考書および、授業で教員の提示する参考書の任意の1冊は入手し、授業外学習の補助素材とすること。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
ソロモン消費者行動論 マイケル・R・ソロモン 丸善出版

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業で取り扱う事例や関連する事例のウェブサイトを適宜紹介します。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考


【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/