授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14746:現代環境論(SB) 2024 秋セメスター 金1 産業社会学部 南 慎二郎 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG302号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法


人類は有史以前より社会・文明・経済を発展させ、生活地域の拡大や資源消費の増大の進行と同時に、自然環境の破壊や環境汚染による大規模な健康被害の発生といった深刻な問題に直面することになった。そのため、現代社会において、環境問題への注視およびその問題への対策は個人、企業、政府等のあらゆる立場の者にとって取り組んでいかなければならない責務となっている。
そこで本講では地球環境と社会の関係を踏まえた上で、古典的な公害問題から地球規模の国際的な環境問題まで通史的に概説を行い、環境問題の全体像を示す。

受講生の到達目標

現代社会における環境問題を巡る基礎的な知識や歴史、現状を理解し、社会の一員として環境問題にどう向き合っていくべきかを考える素地を獲得する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特になし。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

自然環境の構造と環境問題

生命と物質循環、資源の消費、環境問題の発生パターン

2

公害の定義、身近な公害問題として大気汚染

典型七公害、大気汚染、化石燃料の使用による汚染物質

3

戦前の鉱害問題

足尾等の鉱害事件、別子銅山、日立銅山、先駆的な公害対策事例

4~6

経済成長と公害問題

大阪における大気汚染公害、西淀川公害、四大公害(水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそく)

7

地球環境問題(1)

オゾン層破壊、紫外線、モントリオール議定書

8

地球環境問題(2)

地球温暖化、気候変動、国際的条約

9

地球環境問題(3)

多様化する環境問題、広域・越境汚染、酸性雨

10

地球環境問題(4)

残留性有機化合物・ダイオキシン

11

地球環境問題(5)

海洋汚染とマイクロプラスチック、生物多様性

12

地球環境問題(6)

放射性物質、原子力、エネルギー問題

13~14

新たな公害問題としてのアスベスト災害

アスベストについての概略、アスベストの有用性と有害性、身近なアスベスト問題、震災とアスベスト

15

環境と経済、SDGs

「環境か、経済か」、サスティナブル・ディベロップメント、SDGs

授業実施形態

全て対面授業で実施する。

授業外学習の指示

以下の参考書ならびに各回の講義内で示す参考文献を用いて予習・復習を行うこと。また、公害・環境問題事例について資料検索するなど、自らで調べてみることが望ましい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

講義毎に実施する小課題、レポート。

成績評価方法(備考)

概ねの回で小課題の実施や質問受付を行い、それをフィードバックしつつ授業を進行するので、単位認定水準の評価には少なくとも出席・授業参加が不可欠である。

課題はmanaba+Rを通じて発信・回収を行う。提出期限は課題毎に設定し、締切厳守とする。

受講および研究に関するアドバイス

環境問題は地球規模であると同時に、身近な生活環境の問題でもある。自らもその当事者の一人として考察していってほしい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

講義中に使用するレジュメとスライド資料を教科書代わりとする。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
公害・環境問題史を学ぶ人のために 小田康徳(編) 世界思想社 978-4-7907-1361-6
地球環境保全論 和田武、小堀洋美 創元社 978-4-422-40063-1

参考書(使用頻度、その他補足)

教科書としては設定しないが、公害問題および地球環境問題についてはここに挙げる参考書を講義内容のベースにしている。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html