授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
50517:[2025 秋セメスター]ヴィジョン特殊講義(平和と民主主義)(P) § 50518:VB特殊講義(平和と民主主義)(P) 2025 秋セメスター 金1 政策科学部 窪田 好男、玉井 良尚、徳永 恵美香、真栄城 拓也 2

キャンパス

OIC

授業施設

AC230講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

本学の教学理念である「平和と民主主義」を政策科学的に理解するべく、2つの概念の形成過程とその実践的結合について学際的に検討する。とりわけ20世紀の米ソ冷戦と21世紀の冷戦の間の「冷戦間期」の平和と民主主義について、人権、政治学、国際関係の観点から接近する。

受講生の到達目標

1)平和と民主主義のそれぞれの概念の変遷を歴史的・政治学的に理解する。
2)両者の概念の結合がいかなる条件で可能であるのかを理解する。
3)本学がめざす平和と民主主義の具体的なありかたについて検討する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

イントロダクション: 国際社会における「平和」と「民主主義」の意味とは:玉井

ヨハン・ガルトゥングの平和論から紐解く。
【+R授業】詳細はmanaba+Rを参照

2-3

民主主義と民主的平和論:玉井

カントの『永遠平和のために』からラセットの『パクス・デモクラティア』まで、国際政治理論には「民主主義国家は戦争を避ける」「民主主義国家間は戦争をしない」という民主的平和論が存在する。民主主義を再考した上で、この民主的平和論の可能性と限界について考える。

4-5

相互依存論とウクライナ侵攻:玉井

米ソ冷戦終結以降、国際社会では経済関係の深化、すなわち相互依存論に基づく平和の考えが隆盛だった。しかし、2022年に勃発したウクライナ侵攻は、経済相互依存による平和を過去のものとした。相互依存の論理が崩れ去った諸要因について考える。

6-7

平和と人権:徳永

(1)平和と人権の関係と(2)人権を国際的に保障する仕組みについて概観する。また、具体的な事例として、「武力紛争と人権」「災害と人権」「携帯電話と紛争鉱物」「難民の保護」などを取り上げる。

8-11


沖縄からみた平和と民主主義:真栄城

沖縄で平和はどのようにもたらされてきたのか、沖縄の重要問題について民主主義はどのように機能してきたのかについて歴史的視座から概観する。
キーワード:沖縄の帰属問題、日米関係、サンフランシスコ平和条約、沖縄返還、沖縄米軍基地問題

12-14

現代日本政治:窪田

授業実施形態

当該授業形態は基本的に対面とする。ただし、一部の回でメディア授業を実施する可能性があり、実施の際には事前に連絡を行う。
初回講義を+R授業とし、20分のVOD(ガイダンス)を事前に視聴した上で、95分の初回講義(対面)を受講してもらう。

授業外学習の指示

適宜、参考文献を読んでおくこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

毎回の出席、小テスト、レポート等により総合的に評価する。リレー講義であるため各担当教員の評価を合計して成績評価とする。

成績評価方法(備考)

私語等は減点対象となる。グループワークを実施する回がある。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
平和と民主主義(仮) 岩崎正洋・宮脇昇編 ナカニシヤ出版 2025年9月刊行予定

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
民族自決の果てに : マイノリティをめぐる国際安全保障 吉川元 有信堂高文社
Deterrence by Denial: Theory and Practice Alex S Wilner et al.eds. Cambria Press
デモクラシーとは何か ロバート・ダール 岩波書店
パクス・デモクラティア ブルース・ラセット 東京大学出版会
永遠平和のために カント 岩波書店
ウクライナ侵攻はなぜ起きたのか 宮脇昇編 早稲田大学出版部
Human Development Report UNDP
比較政治事典 丸善
平和と安全保障を考える事典 法律文化社
沖縄 : 島人 (しまんちゅ)の歴史 ジョージ・H・カー著 ; 山口栄鉄訳 勉誠出版 9784585220886
教養講座琉球・沖縄史 新城俊昭 編集工房東洋企画 9784905412298
民主化の比較政治学 オドンネル
比較政治学入門 岩崎正洋

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話

備考

担当教員の分担担当予定週については変更の可能性がある。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/