| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 14413:[2025 秋セメスター]日本法史(JA) | 2025 | 秋セメスター | 火1,金2 | 法学部 | 河野 恵一 | 4 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
ものごとをより深く理解するために、その歴史を知ることは非常に有効な方法です。法についてもそれは例外ではありません。この授業では、古代から近代はじめまでの日本の法と裁判の歴史を検討し、それぞれの時代に存在した法制度についての理解を深めることを目的とします。
ご存知の通り、日本の法は明治時代に大きな転換を経験しています。それまでの日本の法と全くと言っていいほど性格の異なる西洋法体系を、この時期に全面的に取り入れたのです。第一に、現代の法に繋がるこの法史上の転換とその結果としての近代法について学びます。第二に、現代の法とはさまざまな面で大きく異なる前近代の法について学びます。これらを踏まえて現代の法について改めて考えてみることで、いろいろと新しい発見があればと思います。
この授業は対面で実施します。下記授業スケジュールに示すようなテーマを設定し、担当教員からの講義を中心とした授業を行います。授業内容に関する質問・コメントは基本的にmanaba+Rを通じて、また口頭やメールにて受け付け、必要に応じ個別に回答します。重要な質問・コメントに対する回答や補足説明は、全員に対してmanaba+Rにて行います。
この授業の成績評価は定期試験と平常点で行います。内訳は「成績評価の方法」をごらんください。フィードバックは全体講評を基本とし、必要に応じて個別にコメントします。いずれもmanaba+Rを通じて行う予定です。
受講生の到達目標
・上記基本的知識について、それらを学んでいない人に対して、概要を説明できる。
・法や裁判の歴史を知り、考えることを通じて、現代のそれらの制度を相対化する視点を得る。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
|---|---|
| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | 【ハイブリッド形式】日本法史を学ぶ意義について |
【+R 授業】詳細はmanaba+Rを参照
|
|
| 2 | 【ハイブリッド形式】日本法史という学問について |
法学、歴史学、比較法史、国制史、法文化史
|
|
| 3 | 【対面形式、以下同じ】西洋近代法とその継受 |
西洋近代法、日本的法観念、明治期法典編纂、お雇い外国人、法典論争 |
|
| 4~8 | 明治期の法典編纂と司法制度の整備 |
大日本帝国憲法、民法典、刑法典、法典論争、司法制度、法曹養成
|
|
| 9~10 | 前近代日本の法と裁判・概説 |
律令法、武家法、慣習法、法圏分立、自力救済、和解
|
|
| 11~14 | 古代日本の法と裁判 |
律令法継受、民事法、刑事法、訴訟制度、本所法
|
|
| 15~18 | 中世日本の法と裁判 |
法圏分立、武家法、民事法、刑事法、訴訟制度、自力救済、和解
|
|
| 19~21 | 中近世移行期の法と裁判 |
分国法、在地法、自力救済、喧嘩両成敗、惣無事令
|
|
| 22~27 | 近世日本の法と裁判 |
幕府法、藩法、刑事法、民事法、訴訟制度、和解
|
|
| 28 | 日本法史を学び、どのように活かすか |
【+R 授業】詳細はmanaba+Rを参照
|
授業実施形態
第3回以降はすべての授業回で対面授業を実施します。
授業資料の提供はmanaba+Rおよび、OneDrive共有により行います。
担当教員の判断によりライブ配信またはオンデマンド配信を併用する場合があります。
授業外学習の指示
また日本史に関する知識は、必要に応じて各自で補足するようにしてください。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 70 | 試験では、基礎的知識の説明や、日本法史上の諸テーマに関する論述を求めます。それらの出来に基づき、授業の理解度を測り、評価を行います。 |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
||
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
30 | 授業内課題(計3回)の取組状況や出来に基づき、授業の理解度や関心を測り、評価を行います。 |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| よくわかる日本法制史 | 岩谷十郎・松園潤一朗・髙田久実編 | ミネルヴァ書房 | 9784623096190 | |
| 日本法制史 | 浅古弘・伊藤孝夫・植田信廣・神保文夫編 | 青林書院 | 9784417015178 | |
| 概説 日本法制史(第2版) | 出口雄一・神野潔・十川陽一・山本英貴編 | 弘文堂 | 9784335359545 | |
| 日本法史から何がみえるか | 高谷知佳・小石川裕介編 | 有斐閣 | 9784641125971 | |
| 史料でひもとく日本法史 | 村上一博・西村安博編 | 法律文化社 | 9784589044020 | |
| 室町・戦国時代の法の世界 | 松園潤一朗編 | 吉川弘文館 | 9784642083973 | |
| 新・日本近代法論 | 山中永之佑編 | 法律⽂化社 | 9784589025852 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
・法史学関連の情報多数。特に「法制史文献目録」は全文検索もでき有益です。
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
開講期間外はメール(keiichi@fc.ritsumei.ac.jp)にて連絡してください。開講後はmanaba+Rでのやりとりを基本としますが、授業前後に口頭で伝達、あるいはメールでご連絡いただいてもかまいません。
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/