授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33806:[2025 春セメスター]社会政策(E) 2025 春セメスター 木4 経済学部 高野 剛 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 205号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 社会政策とは、現代の経済社会にとって必要不可欠な制度・政策である。それは、市場での競争によって生じた格差を緩和したり、様々なリスクによって貧困に陥るのを防ぐ役割がある。あるいは、市場での競争に参加できない者への生活保障といった役割もある。特に近年では、新自由主義イデオロギーの影響で規制緩和や市場原理の導入が様々な分野で実施されているが、結果として格差社会の拡大や安全性の問題などから社会政策の重要性が再認識されるようになってきている。すなわち、社会政策は市場の暴走を防ぎ、国民経済を安定的に成長させるために必要不可欠な役割を担っているのである。そこで授業では、社会政策について歴史的な視点を踏まえながら、その仕組みや基本的な考え方などについて正確に理解できるようになることを目標とする。
 授業は対面で行う。講義中心で実施する。 具体的には、まず社会保障制度全体の見取り図について講義し、次に公的年金、医療保険、介護保険について講義する。学生とのコミュニケーション方法として、講義終了後の学生との直接対話やmanaba+Rで授業内容に対する質問を書き込んでもらう。学生からの質問のうちの特徴的なものについては、講義中に紹介や補足的な説明を行う。定期試験の出題意図や正答などは、後日、manaba+Rで講評を行う。

受講生の到達目標

(1)社会政策の構造や理念について、歴史的な視点も踏まえながら正確に説明することができる。
(2)現実の社会政策的課題について、規範的な視点から判断することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特になし

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

社会保障の概念整理

社会保障とは何かを学ぶ(教科書1~12頁)。
対面授業を実施します。
【+R授業】詳細は、manaba+Rを参照。

2

社会保障の機能と役割

社会保障とは何かを学ぶ(教科書1~12頁)。
対面授業を実施します。

3

国民年金の仕組みと概要

国民年金の仕組みと概要を学ぶ (教科書155~196頁)。
対面授業を実施します。

4

厚生年金の仕組みと概要

厚生年金の仕組みと概要を学ぶ(教科書155~196頁)。
対面授業を実施します。

5

公的年金の歴史と沿革

公的年金の創設過程を学ぶ(教科書155~196頁)。
対面授業を実施します。

6

公的年金制度改革の現状

年金改革の概要と課題を学ぶ(教科書155~196頁)。
対面授業を実施します。

7

医療保険の沿革と体系

医療保険の仕組みと概要を学ぶ(教科書13~78頁)。
対面授業を実施します。

8

医療保険の現状と課題

医療保険の現状と課題を学ぶ(教科書13~78頁)。
対面授業を実施します。

9

介護保険の沿革と体系

介護保険の仕組みと概要を学ぶ(教科書117~154頁)。
対面授業を実施します。

10

介護保険の現状と課題

介護保険の現状と課題を学ぶ(教科書117~154頁)。
対面授業を実施します。

11

社会保障の歴史(1) 戦前

日本の社会保障の歴史を学ぶ(教科書261~308頁)。
対面授業を実施します。

12

社会保障の歴史(2) 戦後

日本の社会保障の歴史を学ぶ(教科書261~308頁)。
対面授業を実施します。

13

社会保障と財政

社会保障と財政について学ぶ(教科書261~308頁)。
対面授業を実施します。

14

社会保険の管理運営

社会保険の管理運営を学ぶ(教科書261~308頁)。
対面授業を実施します。

授業実施形態

第1回~第14回を対面授業にて実施する。

授業外学習の指示

毎回の授業で参考文献を示す。
本授業を理解し、到達目標を達成するためには教科書と参考書を用いて、積極的に予習・復習をすることが望まれる。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 72

受講生の到達目標(1)(2)に関して筆記試験を行う。基本的な語句や制度についての理解を試す問題を出題する。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
28

受講生の到達目標(1)(2)に関して、授業の感想などを記入するレスポンスシート(またはリアクションペーパー)の提出による評価を行う(複数回実施)。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

常日頃からニュースに関心を持つこと。ただし、フェイクニュースもあるため、全てを鵜呑みにはしないこと。
数回欠席するとそれ以降の授業の理解が難しくなる。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
はじめての社会保障(第22版) 椋野美智子・田中耕太郎 有斐閣アルマ 9784641222496 2025年

教科書(使用頻度、その他補足)

事前に教科書の該当部分を通読しておき、分かることと分からないことを明らかにしておくこと。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
就職困難者の就労支援と在宅就業 髙野剛 大阪公立大学出版会 9784909933607 2024年
逆システム学 金子勝・児玉龍彦 岩波新書 9784004308751 2004年

参考書(使用頻度、その他補足)

理解を深めるために自宅学習で使用して下さい。

参考になるwwwページ

厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/)

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

インタラクティブシート,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/