Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
52113:[2025 Spring]Liberal Arts Seminar (55) 2025 Spring Wed2 College Of Law,College Of Economics,College Of Business Administration,College Of Social Sciences,College Of International Relations,College Of Letters,College of Image Arts and Sciences,College of Comprehensive Psychology,College of Science and Engineering,College of Gastronomy Management,College of Information Science and Engineering,College of Life Sciences,College of Pharmaceutical Sciences,College of Sport and Health Science (tentative name) KAMIHIRA TAKAHITO 2

Campus

OIC

Class Venue

C271

Language

日本語

Course Outline and Method

テーマ:モア・ザン・ヒューマン(人間と人間以外の絡まりあい)の世界と関わるためのデザインはどのように実践できるか?

授業概要:気候変動が加速する時代において、これまでのように人間中心の都市生活を目的とするのではなく、様々な生命体とともに生きる感覚を醸成することが重要となっている。「モア・ザン・ヒューマン」とは、さまざまな種が絡まり合い相互依存する生態系や、精神的な存在もふくめた、従来の人間観を超えた大きな世界を指す。実際に人間は人間だけで生きているわけではなく、他の存在と相互に依存しあいながら生きられている。犬や猫は人生の伴侶ともなるし、動物の呼吸に必要な酸素を作り出すのは植物たちである。より細部へと視点を向ければ、日々の食べ物の消化すら微生物の力を借りて行われている。近年のデザイン研究や人類学では、他の種を単なる象徴や資源を人間の暮らしの背景として見るのをやめて、種間および複数種間で構成される経験世界や存在様式に着目する試みが活発になっている。

このゼミナールでは、主に自分と自分の周囲のさまざまな生命体や物質(植物・動物・虫・微生物・無機物・他)との関係性を捉え直す実験的なものづくり(≒デザイン)の実践を行うことで、ともに何かをつくりだし、浮かび上がる関係を記述することに取り組む。この経験を通して学修者の世界の見え方を変え、幅広い視野から新しい問題を見出す態度の涵養につなげることを狙う。

キーワード:フィールドワーク、モア・ザン・ヒューマン、マルチ・スピーシーズ、デザインエスノグラフィ、人間中心主義、人間例外主義、気候変動、複数種、デザイン人類学、システミックデザイン、リジェネラティブデザイン、サスティナブルデザイン、SDGs、微生物、発酵、ブリコラージュ、存在論、ケア、アニミズム、

Student Attainment Objectives

[1]人間と地球環境の絡まり合う関係性を理解し、持続性のあるデザインのために人間以外の他者と協働して取り組むことができる。
[2]幅広い視野から問題意識を持ち、自分の学ぶ専門分野と接続しながら独自の問いを立て、それを実践するスキルを持つことができる。また、その狙いと成果を人間の他者に言葉にして説明することができる。

Recommended Preparatory Course

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

オリエンテーション/ アイスブレイク

講義、演習
【+R授業】詳細はmanaba+R参照

2

フィールド調査方法の解説 / フィールドノート

講義、ディスカッション、制作

3

情報収集 / 生育の実験

講義、ディスカッション

4

フィールドワーク(OICキャンパス周辺の自然)

演習

5

対象の発見と定点観察

講義、ディスカッション

6

視覚化と発表準備

講義、ディスカッション

7

中間発表・評価

発表、ディスカッション

8

方向性の再検討

講義、ディスカッション

9

プロトタイプ制作1 / 発散と収束

講義、ディスカッション

10

プロトタイプ制作2 / ストーリーテリング

講義、ディスカッション

11

作品化と共有方法の検討

講義、ディスカッション

12

共有と議論

講義、ディスカッション

13

成果発表と相互評価

発表

14

講評とまとめ/リフレクション/ アーカイブの手法

ディスカッション、演習

Class Format

対面

Recommendations for Private Study

授業用のオンラインコミュニティをもとに授業の前後に確認し必要な準備をする。また、マイルストーンを兼ねた課題としてフィールドノートを書く。オンラインで記録し、全員で進行を共有しながら進めていくので、毎回の授業外の活動(0.5h〜3h程度)と考察を丁寧に記録すること。難しく感じるかもしれないが、子供の頃の自由研究のような探究型学習とそれほど変わらないので、自分の専門分野と並行しつつ、楽しみながら取り組んでもらいたい。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written)

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

期末レポート40%
授業内レポート・授業内テスト30%
授業への参加度等30%

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
モア・ザン・ヒューマン マルチスピーシーズ人類学と環境人文学 奥野 克巳 以文社 4753103641
スマートシティとキノコとブッダ 人間中心「ではない」デザインの思考法 中西泰人 BNN 4802513089
庭の話 宇野 常寛 講談社 4065377919
コ・デザイン 上平崇仁 NTT出版 978475712384-7

Reference Books (Frequency of Use, Note)

奇妙なテーマだと思うかもしれませんが、こういった参考に挙げた書籍の議論とつながっています。現代の知の潮流を知るために必要に応じて使用します。

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Talk with Students

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