| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 51920:[2025 秋セメスター]メディアと現代文化(CB) | 2025 | 秋セメスター | 金1 | 経営学部,政策科学部,総合心理学部 | 坂田 謙司 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
※本講義では、教科書として坂田謙司『「音」と「声」の社会史』法律文化社を使用する。受講に当たっては、必ず事前に購入すること。
本講義では、一般教養として学ぶべきメディアを「音声メディア」に限定する。われわれの社会はさまざまな「音」と「声」で構成されている。しかし、そのことに気がつくことや意識することはほとんどない。あまりに日常的な「音」や「声」は、呼吸をするようにわれわれの耳から入り、脳で処理され、必要性あるいは危険性という基準で切り分けられている。
例えば、道を歩いている時に、後ろから急にクラクションを鳴らされると身体がびくりと動いて反応する。しかし、エスカレーターに乗る際の注意や車の走行音などは、ほとんど気にならない。また、ラジオという音声メディアは聴取者が減っているが、災害時には極めて有益な存在として認識され、利用される。
ラジオは音声メディアの代表格だが、ラジオだけが音声メディアではない。われわれの社会にはさまざまな音声メディアが存在し、それらがなぜ生み出され、どのように社会と関わり、利用され、そして消えていったのかを識ることは、メディアと社会との関係性をひもとく重要な方法の一つである。そして、自分自身の世界と「音」「声」との関係性を改めて考えるきっかけになるのである。
受講生の到達目標
1.音声と人類の進化のプロセスを理解できる。
2.音声メディアが社会に登場し、組み込まれたプロセスを理解できる。
3.音声メディアを自分を含む社会との関係が理解できる。
4.音声メディアと今の社会の関係を考察し、言語化できる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | イントロダクション |
授業概要説明 現代社会における音声とわれわれとのリアルな関係 |
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| 2 | 声と思考、音と人間の欲望1 |
人間と音、声の関わり史―太古の音と声のコミュニケーションの始まり |
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| 3 | 声と思考、音と人間の欲望2 |
人間の聴覚とコミュニケーション―発話と聞こえの仕組み(1) |
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| 4 | 声と思考、音と人間の欲望3 |
声は人間が生み出すハーモニー―発話と聞こえの仕組み(2) |
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| 5 | 音と声を運ぶ音声メディア1 |
瞽女と声の郵便―移動する声のメディアと身体 |
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| 6 | 音と声を運ぶ音声メディア2 |
社会に遍在する女性の声とジェンダー―自動音声はなぜ女性声なのか |
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| 7 | 音と声を運ぶ音声メディア3 |
声のルッキズム―ジェンダーから声の社会性を読み解く |
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| 8 | 音と声を運ぶ音声メディア4 |
音や声を残す欲望―オルゴールとレコード、エジソンと死者の声 |
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| 9 | 音と声を運ぶ音声メディア5 |
閉じた空間での音声メディアの存在―ナロウキャストラジオの存在と意 |
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| 10 | 人を助け、人を苦しめる音声メディア1 |
騒音と静寂―音と声をめぐる環境と社会 |
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| 11 | 人を助け、人を苦しめる音声メディア |
声のダークサイド―声が命を奪う 戦争と声のプロパガンダ |
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| 12 | 人を助け、人を苦しめる音声メディア |
非日常と日常をつなぐ声―災害時にラジオが求められるもう一つの理由 |
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| 13 | 日本文化と音 |
日本文化における音と声―豊かな文化との調和 |
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| 14 | まとめ |
われわれにとって、「音」と「声」の存在とはなにか? |
授業実施形態
毎回の授業では、LINEのオープンチャットを利用した双方向のコミュニケーションを実施。
【+R授業】は第1回授業で実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。
授業外学習の指示
音声配信サービスアプリの場合は、単に音声での配信だけでなく、リスナーとの同時コミュニケーションをどのように行われているかを体験する。
日常のさまざまな「音」と「声」に意識を向け、なぜその「音」と「声」がそこで聞こえ、なぜ意識される「音」と「声」、意味視されない「音」と「声」が存在するのかを考えてみる。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 出席は全14回中、12回以上必要。
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成績評価方法(備考)
②毎回授業終了後に次回の授業用データ(PDFファイル)をmanabaのコンテンツにアップする。授業用データは、授業開始後20分まで公開するので、各自でダウンロード、印刷等の準備をすること。
③毎回の出席コードをコースニュースにアップするので、授業当日の授業開始時間から20分以内にmanaba出席へ入力すること。20分を過ぎてもコード入力は受け付けているが(授業中なので)、manabaの提出時間記録によって出欠を判断する。
④毎回授業内容に沿った課題を授業終了時に出題するので、manabaの直接入力レポートへ締めきり時間までに提出すること。オンライン受講の場合も同じ。
⑤出席コードの提出と毎回の課題提出の2つが、所定の時間内、方法で行われていることを条件に出席扱いとする。また、課題は設問にきちんと答えていることが必要。答えていない場合は、欠席扱い。
⑥出席は、12回が最低必要回数。正当な欠席事由がなく欠席が3回を超えた場合、単位認定を行わない。
受講および研究に関するアドバイス
日常生活とメディアの関係を、常に意識することが大切。新聞を読み、社会の動きと問題を確認することも大切。
音声メディアに触れずに、音声メディアの授業は理解できない。
日常的な音と声について意識する。
ラジオや電話を含む音声メディアとの関係を相対化し、改めて関係性を問い直すことが大切。
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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| 音と声の社会史 | 坂田謙司 | 法律文化社 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/