Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
30668:[2025 Spring]Gender and Diversity (T) § 30669:Gender Studies (T) 2025 Spring Tue3 College of Science and Engineering,College of Life Sciences,College of Pharmaceutical Sciences SIMAZU YOSHIKO 2

Campus

BKC

Class Venue

Co-learning302

Language

Japanese

Course Outline and Method

【科目「ジェンダーとダイバーシティ」全体の概要】
多様性(ダイバーシティ)は本来社会を豊かにする。しかし現実には、人間が人間らしく生きることにかかわる様々な差別、偏見、格差などの社会問題がある。それらを理解するために平等、人権、正義という考え方が重要となる。開かれた関係づくりをめざすジェンダーの視点など、他者を尊重する考え方を身につけ、多様な個々人の相互理解の実現を妨げている社会の現状とそれらを解決する道筋(思想、制度、行動)について具体的に学ぶ。社会における自分の立場をも重ねて思考し、自由で公正な社会を構想する。

【Tクラスの授業概要と方法】
現代社会における家族と労働との関係を、ジェンダーという視点でとらえることで、今、社会に起こっている事象の相互関連性を理解する。授業では、第1に就職、結婚など、近い将来学生の誰もが直面する身近な問題に対する男女の意識の違いについて知り、第2に家族や労働に関する日本の法律や制度、その現状と問題点を学ぶ。そして第3に多様化する家族や労働形態の変化について学び、新しい生活様式を求められるアフターコロナの世界の中での社会変化とダイバーシティについて、問題解決のヒントを探る。

Student Attainment Objectives

【科目「ジェンダーとダイバーシティ」全体の到達目標】
1. 日常的な生活をとおして平等、人権、正義に反する社会問題を考える。
2. ジェンダーの視点など、多様性(ダイバーシティ)を尊重するとはどういうことかについて理解する。
3. 社会における自分の在りようを考え、具体的行動に結びつけることができるようになる。

【Tクラスの到達目標】
第1に、先入観や漠然としたイメージではなく、客観的データによって、自分自身のおかれている状況をよく知る。第2に、比較という方法によって、その状況は不変のものではない、あるいはさまざまな社会があり得るという複眼的な視点を持つ。第3に、世界に視野を広げ、大きく変わる世界状況の中でダイバーシティへの問題解決のヒントを探す。この3つの作業の中で、大学で何のために何を学ぶのか、大学を卒業してどんな社会人になりたいのか、という自分自身の問題を考えるきっかけをつかんでほしい。この授業を通じて、受講生が自分自身の将来像やライフスタイルを積極的に設計する意欲を持ち、21世紀の日本社会のヴィジョンを構想し、社会の構成員の一人としてアクションを起こす力を獲得する事を目標とする。

Recommended Preparatory Course

・家族社会学、家族婚姻史、文化人類学
・労働問題に関する科目など

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

「性」とは何か?「ジェンダー」とはどんな概念か?(初回はオンデマンド授業)

「性」という概念の多層性を考える、セックス・セクシュアリティ・ジェンダー、性的少数者
※+R授業あり 詳細はmanaba+Rを参照

2

70年代から2020年代まで、コミックスを読み解く(対面)

「働きマン」など、過去40年間のコミックスのキャラクター設定、結婚観、仕事観の変化をたどる

3

戦後第一世代の家族(性別役割分業家族)、企業アンケート(マーケット・リサーチ)(対面)

団塊世代の女と男、サラリーマンと専業主婦、離婚と養育費

4

イマドキの若者、共働き家族と家事分担(対面)

男性の超・長時間労働と女性のM字型就労

5

団塊世代の老後(対面)

熟年離婚、男性介護、孤独死、セルフケア

6

女性労働 女性は二級の戦力か?(対面)

無償労働と有償労働、女性総合職、二重労働、賃金格差、貧困の女性化

7

男性労働と家族(夫婦関係、親子関係)、コミュニティ(対面)

過労死、心身症、自殺率、30歳代の危機、地域社会と男性

8

女性非正規労働(日本の税制と社会保障制度 )(対面)

主婦パート、世帯主義の税制、専業主婦優遇策、年金制度の3号被保険者

9

男性若年労働者と非正規雇用、 労働形態と結婚(対面)

ワーキングプア、格差社会、男性非正規労働者と結婚

10

婚活、 少子高齢化社会(対面)

非婚・晩婚化・晩産化と少子化の関係

11

解決のヒントは?地域政策と家族(対面)

地方で働く、移住、新しい地域社会へ

12

世界の家族政策とワークライフバランス ①北欧型(スウェーデン、デンマーク、フィンランド) ②西ヨーロッパ型(フランス、ドイツ)(対面)

①男女平等、高福祉・高負担の国、優良な納税者を作る ② 家庭への現金給付、多子家庭優遇、勤務間インターバル制度

13

第三の選択 オランダ(対面)

ワークシェアリングとは?、同一価値労働同一賃金、%で働く、

14

まとめ アフターコロナの労働と家庭(対面)

エッセンシャルワーカー、リモートワークと家庭、ディーセントワークとは?

Class Format

 まず、第1回目の授業のみは対面ではなく、オンデマンド授業となります。第2回以降の授業は原則すべて対面授業です。毎回の出席は、ICカードリーダーでの出席と、「5コメント」という授業へのコメントをmanabaに提出してもらうことで確認します。授業へのコメント文章に優劣をつけることはありませんので、自由に感じたことを書いてください。授業教材は、manabaにアップロードしますので、予習・復習に活用してください。対面授業では、アップロードされた資料の重点的解説や補足資料・最新状況の紹介もしますし、質問なども受け付けます。

 そのほか、本授業の課題提出物として、「35歳の自分」、「書評」があります。「35歳の自分」は、受講生が本授業を受講する前に考えている自分の将来像を可視化することが目的ですので、書かれた内容に優劣をつけることはありません。全授業終了後に読み返してみることが最大の目的です。ただし、明らかにいい加減に書かれたものは減点対象となることがあります。真面目に記入してください。「書評」は、授業を聞くだけではなく、授業テーマに関する自学自習を深めるための課題であり、「試験に代わる最終レポート」の準備作業でもあります。「書評」文章については、批評文であり、「最終レポート」と並んで、一定の優劣をつける課題となります。

 本授業の課題は、manaba上で提出しますが、担当者がすべて目を通し、不誠実な提出物については、厳正に対処します。

Recommendations for Private Study

授業の進展とともに、ニュースに注意し、新聞記事やネットニュースを探したり、自分が特に興味を持ったテーマについてインターネットを検索したりの自学自習を進めてほしい。授業でもミニレポートとして、外国の社会保障についての単行本1冊を読んで、書評する(A4-1枚)という課題を課している。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 0

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

内訳:期末レポート(50点)、平常点(授業へのコメント5回と課題のミニレポート2点と対面授業への出席)(50点)
期末レポートの論題については、授業内容を踏まえた内容で論述することを重視します。
指定された条件(テーマ、〆切、字数、形式など)と大きくかけ離れた提出内容は減点対象になります。

Grade Evaluation Method (Note)

成績は試験に代わる期末レポートと課題提出および平常点の3つを総合して評価する。
AIの使用の程度や内容によっては、盗作・剽窃と見なされ、不正行為として学生懲戒の対象となる可能性があります。学ぶ主体としての自覚をもった行動・姿勢を心がけてください。

Advice to Students on Study and Research Methods

テレビやネットのニュース、記事、ドキュメント番組など、授業で触れる話題が登場する機会は多いはず。アフターコロナの社会の動きに敏感になり、時事的な話題を身近な情報媒体からチェックする習慣を養って、授業内容と現実の社会の動きとを結びつける努力をしてほしい。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

特になし。授業コンテンツを熟読してください。

Reference Books

Reference Books (Frequency of Use, Note)

参考DVDも必ず視聴してください。

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)

Other Comments

提出物は指定の形式(Word・PDFなどのファイル形式)を必ず守ってください。大学が認める理由が明記されていない期限後の提出物は受け取れません。円滑な授業運営にご協力をお願いします。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/