授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
50511:[2025 春セメスター]公共政策(P) § 50512:VB原論Ⅰ(P) 2025 春セメスター 水4 政策科学部 成田 大起、宮脇 昇、山本 隆司 2

キャンパス

OIC

授業施設

AC230講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

公共政策、つまり「公共的に対応すべき社会問題に対する解決策」について、学際的な視点から考察する。公共政策は、解決すべき問題があったとすれば(例えば、パンデミックの発生)、それに対して解決策を開発する(医薬品を開発する)という技術的な問題だけが問われるのではない。社会が目指すべき方向性(マスクを脱ぐ自由をどれだけ制限できるか)、国際社会における外交・交渉(どのように各国がパンデミック対策を共有するか)、法律のしくみ(営業停止を命令した店舗にどのように補償するか)も考慮に入れなくてはならない。

この授業では、こうした幅広い対象領域である公共政策に対し、政治哲学、国際政治学、法学を専門とする3名の教員がリレー式で講義を行う。

受講生の到達目標

(1)政治哲学、国際政治学、法学がそれぞれ公共政策にアプローチする方法、理論、実践を理解する
(2)現実の社会問題を学際的な視野から分析し、解決策を提案できる
(3)現代日本や国際社会において、公共政策が決められる実際の過程を理解する

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
【+R授業】

ビデオによるガイダンス(成田)

授業の概要を説明する

1 政治哲学(成田)

公衆衛生の政策

喫煙規制、マスク着用

2 政治哲学(成田)

国家による自由の規制

ヘイトスピーチ規制、安楽死合法化

3 政治哲学(成田)

社会保障の政策

分配的正義

4 政治哲学(成田)

国際援助政策

地球規模の貧困、搾取工場

5 政治哲学(成田)

家族に関わる政策

フェミニズムとジェンダー

6 国際政治(宮脇)

国際公共政策

国際と国内、主権、理想主義と現実主義

7 国際政治(宮脇)

安全保障政策

力、国益、アジア版NATO、戦争、平和、ウクライナとガザ

8 国際政治(宮脇)

経済政策

相対利得と絶対利得、レジーム

9 国際政治(宮脇)

価値と規範をめぐる国際公共政策

人権、民主主義、環境、規範競合、主権、OSCE

10 法(山本)

法制度の面での近代化を迫られた日本(19世紀中葉)

19世紀半ばまでの日本(近世に至るまでの日本の歩み概観)
 19世紀半ばに欧米列強に立ち向かわなければならなかった日本
 19世紀半ばの日本を取り巻く世界情勢
   (アヘン戦争、クリミア戦争、アメリカ南北戦争など)
 経済発展の基盤としての法制度整備の必要

11 法(山本)

民法典の編纂(近代法整備の基本)(その1)

民法典編纂の必要性
 どのような民法典を作るのか
 どんな人たちが携わったのか(穂積重遠、富井清章、梅健次郎)

12 法(山本)

民法典の編纂(近代法整備の基本)(その2)

日本で編纂された民法典の特質
 日本で編纂された民法典の構造的特質
  参考)山本隆司「民法典の構造と民法の講義体系(1)」
      (政策科学 24巻4号3-21頁、2017年)

13 法(山本)

民法典編纂後の日本における法律学の形成

我妻栄「近代法における債権の優越的地位」
 末川博「権利侵害論」
 川島武宣「所有権法の理論」
  参考)内田貴「法学の誕生」(2018年)
 大塚久雄
  参考)ウォルフガング・シュヴェントカー
        「マックス・ウェーバーの日本」(2018年)
 内田 貴「法学の誕生」(2017年)

14 法(山本)

これまでのまとめ

第10回から第13回までを振り返って、講義のポイントとなるところを整理する。

授業実施形態

対面授業14回、メディア授業0回

授業外学習の指示

各教員から、授業に対する参考文献が提示される。その文献をよく読み、小テストや課題に備えること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

各教員が小テストなどを行い、それらを総合して評価する

成績評価方法(備考)

各教員がそれぞれ小テストなどを課す。それらの点数を合計して評価する。詳しい方法については各教員がそれぞれアナウンスするので、よく聞いてください。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

全体を通した教科書は指定しない。各教員から授業中に紹介する

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/