| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 15834:[2025 春セメスター]国際社会経済学 (S) | 2025 | 春セメスター | 水1 | 産業社会学部 | 江口 友朗 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本講義では、特に国際的な見地から社会経済システムの状況を把握していくべく、特に「産業」を中心的な概念・要素としつつ、それを史的に、また国際状況や未来予測といった複眼的な視点からも把握することで、その理解を深めていきます。具体的には、以下の大きな講義主題について取り上げ、最終的には、各自が日本の産業の行方や未来の企業行動の可能性を、学術的に分析しうる力を習得することを念頭に議論を進めます。つまり、まずは、主題(A)として、産業が社会全体・1国全体においてどの様な役割・機能をもっているのかという主題を、制度の経済アプローチのロジックを紹介しつつ、先進国と途上国の状況をそれぞれ史的に把握していきます。また、その上で、主題(B)として、主題(A)に派生して、日本社会や皆さん自身に関わるトピックとして、「労働」「幸福」「持続可能な社会」といった視点からの国際比較やそれに関する議論を取り上げ、本講義を終える時には、受講者各自が、日本社会が抱える諸問題や課題について、制度理論や開発論、あるいは政策論等の学術的な文脈に即しつつ論理的に説明出来るようにすることが、本講義の最終的な目的です。
【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。
受講生の到達目標
(2)産業の高度化や産業構造転換のプロセスを、重要となる諸条件やキーワードを説明できること。
(3)日本が抱える諸問題の中で特に講義で取り扱う事柄については、国内外での動向を踏まえつつ自分の意見を客観的に説明できること。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | イントロダクション |
講義のルール確認、講義全体の概略と講義で取り上げる諸論点の確認
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| 2 | 主題(A)成長エンジンとしての「産業」構造:途上国と先進国を巡る概説 |
「産業革命」「貿易」「リカードの比較優位説」「生産」と「消費」のグローバル化 |
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| 3 | 先進国(1)/欧米社会での工業発展と経済成長:1970年代初頭まで |
「フォーディズム」「大量生産」「大量消費」「資本集約型」「労働集約型」 |
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| 4 | 先進国(2)/成長の停滞と産業構造の転換:1970年代初頭~1990年代 |
「脱工業化」「サービス産業」「効率性」「雇用の流動化」「4つの国民的軌道」「5つの資本主義」「金融主導型の成長」 |
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| 5 | 先進国(3)/先進国間での比較制度優位性と産業の強み |
「CME」「LME」「資本主義の多様性論」「急進的イノヴェーション」「漸進的イノヴェーション」「制度的優位性」「企業ガバナンス」「アメリカ型とドイツ型」 |
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| 6 | 先進国(4)/学術的な小括と今日的トピックとの関係性 |
「技術革新」と社会的対応、政策的な実現可能性、アフターコロナと日本経済 |
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| 7 | 途上国(1)/植民地から国際経済への編入という転機がもたらしたこと |
「単線型成長」「後発性の利益」「輸入代替工業化」「輸出志向工業化」 |
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| 8 | 途上国(2)/アジアでの地域的発展の様相/1990年代まで |
「プラザ合意」「構造転換連鎖論」「東アジアの奇跡」 |
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| 9 | 途上国(3)/グローバル化の進展と更なる成長:2000年代~Covid-19流行まで |
「BRICs」、「日本企業」、「世界の工場」、発展を巡る新たな経路の出現 |
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| 10 | 途上国(4)/金融部門が社会経済システムに与える影響に関する考察① |
「アジア通貨危機」「成長」「通貨・為替問題」「東南アジア」 |
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| 11 | 途上国(5)/金融部門が社会経済システムに与える影響に関する考察② |
「リーマンショック」高度化した「金融商品」「政策的誘導」 |
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| 12 | 主題(B)/各論①:これからの世界で労働者に求められる資質と企業 |
「人的資源」「資本」「時間」「生存確率」「マーケットシェア」「マネジメント」
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| 13 | 主題(B)/各論②:経済成長・社会的発展の必要性を問い直す |
「幸福論」「主観的幸福」「客観的諸条件」「人間開発指標」「学際性」 |
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主題(B)/各論③:国際社会の中での日本、そしてアジアに関する補論
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アジア諸国の「多様性」、少子高齢化、環境負荷と工業化 |
授業実施形態
授業外学習の指示
(2)講義で使用する全ての資料(スライド、まとめなど)の配布と授業内レポートの告知・回収は、原則全てManaba+上で配布・やりとりする(「もらった・もらわない」のトラブル、不要な用紙の削減、欠席時や自学への対応等を総合的に勘案)。
(3)ニュース等で伝えられる,日々の国内外の経済・産業問題に興味・関心を持つこと。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 0 | |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 講義進捗状況とその内容に依拠した形で3回程度予定する(10%*3回)
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成績評価方法(備考)
(2)上記「%」は「点」に換算し100点満点で成績算定。
(3)平常点評価を含めて、課題の告知・提出は全てmanaba+上の各種システムを用いて実施。
(4)特定の講義回(過年度最大2回程度)で、講義内容の理解を補うべく、動画視聴を行う場合がある。
(5)やむを得ず休講措置を取った場合、あるいは、講義への理解を十分な形にする目的にて、特定の講義回にて、動画(オンディマンド)形式での講義にする場合がある(最大2回程度)
受講および研究に関するアドバイス
(2)講義の学び方は,各回事前に配布するレジュメや参考データ資料PDFを確認の上、当日は、それら解説について講義ノートを作成していく形です。
(3)日常の学習は,「授業外学習の指示」を参照し実践すると共に,各自の興味や関心がある各種社会問題や産業の話題を講義の視点や内容に基づいて説明出来ないかどうかを考えてみると,講義への理解も深まります。
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| レギュラシオン・アプローチ | 山田鋭夫 | 藤原書店 | 978-4894-340022 | 先進国 |
| さまざまな資本主義 | 山田鋭夫 | 藤原書店 | 978-4894-346499 | 先進国 |
| 第二の産業分水嶺 | 山之内靖他(訳) | ちくま学芸新書 | 978-4480097248 | 各論 |
| ドラッカー名著集9「経済人」の終わり | 上田 惇生 (訳) | ダイヤモンド社 | 978-4478001202 | 各論 |
| ドラッカー名著集10 産業人の未来 | 上田 惇生 (訳) | ダイヤモンド社 | 978-4478001233 | 各論 |
| 認知資本主義―21世紀のポリティカル・エコノミー | 山本泰三他 | ナカニシヤ出版 | 978-4779509377 | 各論 |
| 開発経済学入門 第3版 | 渡辺利夫 | 東洋経済新報社 | 978-4492443644 | 途上国 |
| キャッチアップ型工業化論:アジア経済の軌跡と展望 | 末廣昭 | 名古屋大学出版会 | 978-4815803940 | 途上国 |
| 老いてゆくアジア:繁栄の構図が変わるとき | 大泉啓一郎 | 中央公論新社 | 978-4121019141 | 途上国 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/