授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
50415:[2025 春セメスター]住宅政策論(P) 2025 春セメスター 金3 政策科学部 式 王美子 2

キャンパス

OIC

授業施設

C273講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

わが国の住宅政策は、当初は都市の住宅不足の解消が主目標であったが、その後量から質への転換が政策目標とされ、今日では住宅市場全体を対象とした体系が模索されている。本科目では、住宅政策の体系・諸断面を俯瞰した上で、現代都市社会における住宅政策のあり方について考える。

本講義は、三部構成となっている。第一部では、まず、人間の生活において必須である「住宅」の特性について、建物、土地、家族生活、経済、社会等の様々な角度からの視点を学ぶ。第一部での住宅に関する基礎的な概念を基盤として、第二部では、住宅政策の基礎的な体系、都市化と住宅政策の変遷、住宅政策の柱となる公的住宅の役割について学ぶ。第三部においては、現在社会における主な住宅問題・住宅政策の課題について考察する。

本講義は、国内の住宅問題については、大学キャンパスが立地する大阪や関西都市圏における事例を多く使うことによって、都市の住宅や住宅問題に関してより実態的な把握を行う。加えて、欧米やアジア諸都市の政策事例も紹介し、世界の住宅問題についての理解も促したい。

受講生の到達目標

住宅と住宅政策に関わる基本的事項や概念を理解することにより、住宅・居住地の問題に関して問題意識をもち批判的な考察ができることを到達目標とする。

事前に履修しておくことが望まれる科目

事前履修として必須ではないが、関連領域の科目として、「まちづくり入門」、「都市計画」、「都市マネジメント論」、「コミュニティ政策論」、「コミュニティ福祉論」、「社会福祉政策」、「都市経済論」、「地域空間分析」等を履修することが望ましい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1


住宅・居住地に関する基礎概念①

 住宅の基本的な特徴、学術的な住宅の特性
【+R 授業】詳細は manaba+R を参照

2-3

住宅・居住地に関する基礎概念②

土地・住宅市場における住宅、土地と住宅の価格

4-5

住宅・居住地に関する基礎概念③

住宅とライフコース、居住移動、Tenure Choice

6

都市と住宅政策①

住宅政策はなぜ必要か、住宅政策の種類、住宅政策の歴史

7-8

都市と住宅政策②

戦後の住宅体制、公庫・公営・公団・公社

9

都市と住宅政策③

都市化、不良住宅地の整備、公営住宅の建設

10

都市と住宅政策④

住宅問題の変化、住宅政策の転換、住生活基本法の成立

11-14

現代社会における住宅問題と住宅政策

日本と海外の住宅問題、アフォーダビリティ問題、住宅確保要配慮者の課題、セグリゲーション、家賃補助等

授業実施形態

対面授業14回

授業外学習の指示

住宅政策に関わる文献、サイト、動画などを紹介するので自己学習を行うこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

1-3週ごとに、授業の内容に関するテスト、課題等を授業内外に実施し評価する。

成績評価方法(備考)

オンラインでの回答課題については、講義に参加せずにオンライン回答のみするような行為については厳格に対処する。授業内の提出課題の詳細については、授業内で指示する。

受講および研究に関するアドバイス

居住の問題は、私たちの生活に密着した問題である。本講義を受講しながら、自らの生活や周りの住宅地などに目を向け(できれば足を運び)、さらに将来的な自らや家族のくらしとともにある住宅像を考えるなど、住宅を自らの生活の問題としてとらえて、能動的に受講するようにしてほしい。加えて、都市生活には様々な人々が暮らし、住宅に住み、地域や都市を形作っていることに思いをめぐらすことにも努めてほしい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

指定なし

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考文献は授業内で適宜紹介する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/