授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15833:[2025 秋セメスター]現代市民社会論(S) 2025 秋セメスター 木2 産業社会学部 藤田 悟 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG401号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
今日、グローバル化の進展とそれに伴う世界的規模での新自由主義の席捲により、国際間および一国内においても格差・貧困が拡大しつつあり、またそれと並行して、先進諸国において排外的ナショナリズムが高揚しつつある。こうした状況下で、市民社会についての議論が90年代以降クローズアップされてきている。では、市民社会とは何であり、なぜ期待がかけられているのか、市民社会は上述の諸問題を解決することができるのか。本講義は、近代から現代にいたる市民社会の歴史をたどりつつ、上述の諸問題に対する市民社会の役割と可能性について考察していくものである。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準および立命館大学産業社会学部則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。
質疑応答や課題へのフィードバックはmanaba+Rにて行うこととする。

受講生の到達目標

1)近代市民社会形成の原理が何であったのかを、ルソー、スミスなどの議論をとおして理解すること
2)近代から現代への市民社会の変容をマルクス、ハーバマスなどの議論をとおして理解すること
3)現代市民社会が抱える課題について理解し、批判的に議論できるようになること

事前に履修しておくことが望まれる科目

特になし

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等

講義:ガイダンス
-授業の進め方、事前学習について、この講義で何を問題とするのか

【+R 授業】詳細はmanaba+R を参照

1~2

講義:社会契約と近代社会Ⅰ
―ホッブズ、ロック

自然状態、自然権、人民主権

3~4

講義:社会契約と近代社会Ⅱ
―ルソー

自己愛、憐憫、一般意志、フランス革命

5~7

講義:近代市民社会の成立
―アダム・スミス

共感、分業、商業社会

8~9

講義:近代市民社会と国家
―ヘーゲル

全面的依存性の体系、人倫国家

10~11

講義:近代市民社会への批判
―マルクス

人間的解放、階級社会、アソシエーション

12

講義:近代市民社会から現代市民社会へ
―ハーバーマス

公共空間、三項モデル、大衆社会

13~14

講義:現代市民社会の特徴と課題

生活世界の植民地化、シティズンシップ、二級市民

授業実施形態

対面授業

授業外学習の指示

市民社会をめぐる思想史と現代の社会問題を往復して思考できるよう、新聞を読む習慣を身につけてほしい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 100

定期試験により、授業の理解度を判定する。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

社会学史および社会思想史に不案内な学生にもわかりやすい講義にするよう努めるので、臆せず受講してほしい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

テキストは使用しない。板書と配布資料に基づいて講義を行う。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『市民社会論』 山口定 有斐閣
『市民社会とは何か』 植村邦彦 平凡社新書
『市民社会論』 ジョン・エーレンベルク 青木書店
『社会思想の歴史』 坂本達哉 名古屋大学出版会

参考書(使用頻度、その他補足)

その他の参考文献は、授業中に適宜指示する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/