| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10701:現代学校教育論(S) | 2024 | 秋セメスター | 月4 | 産業社会学部 | 海老瀬 隆博 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
我が国では、その歴史から見ても、伝統的に教育を重要だと考える社会を形成してきた。さらに近年では、教育に対する社会的な関心は、より高まっているようにも思われる。教育についての論議が、社会で活発に展開される中、人々の関心は、種々の教育問題への単なる対応や対策に止まらずに、「学校が果たすべき役割とは何か。」「子どもに培いたい学力とは何か。」「教師の仕事はどうあるべきか。」といった、教育とその制度についての本質的な問いへと向かっているのではないだろうか。この社会では、教育が学校内だけで進められるものでないことは自明の理ではあるが、社会的な存在意義や人的・予算的配分の大きさを考えれば、やはり、学校教育は、現代の教育において最も重要な役割を果たす位置にあることは間違いない。本授業では、教育的な機能を果たしている活動や取組、その組織、制度について、学校の内と外とを分離してしまうことなく、一体的に関連させながら、学校教育の現状や問題点、課題を考察していこうと思う。
まず、広い視野から、学校教育に関する様々な事実を知ることが大切である。個人的な経験やメディアによる報道からの情報だけではなくて、本授業で提示される、学校現場からの報告や教育委員会の分析、教育研究の成果から得られる知見などを基に、現代の学校教育を多面的・多角的に捉えていきたい。
次に、自らのものにした事実的な知識について、グループディスカッション等で他者と交流しながら、思考を深めて再構成し、それらが概念的な知識となって理解できるように、現代学校教育に関して論理を構築したいと思う。そして、このような学びの過程を通して、受講生の皆さんが、学校教育や教職への関心をより高いものとしてくれることを期待している。
未来を志向して行われる教育の営みは、今、社会の急激な変化に伴って、絶え間ない変革を求められている。「明日を生きる子どもたちにとって、望ましい学校教育とはどのようなものか。」という問いに対して、常に真摯に向き合おうとする姿勢を大切にしたい。
【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。
受講生の到達目標
○学校教育の現状と課題について考察し、これに対する自らの意見をまとめることができる。
○これからの学校教育のあり方について考察し、これに対する自らの意見をまとめることができる。
○学校教育において教師が果たす役割の重要性を理解し、教職をめざす意欲を高めることができる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1〈対面授業〉 |
〇授業についてのオリエンテーション
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授業の内容・構成/授業の進め方/到達目標と評価/自らの小学校生活をふり返って/小学校教師という仕事 |
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| 2〈対面授業〉 | 〇学校教育についての基礎的理解 ① |
学校の機能と役割/学校は何のためにあるのか/学校教育は役に立っているのか |
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| 3〈対面授業〉 | 〇学校教育についての基礎的理解 ② |
学校教育・学校制度の歴史/戦後80年の教育問題から考察する |
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| 4〈対面授業〉 | 〇学校教育についての基礎的理解 ③ |
学校組織の特徴と問題点/ポスト・コロナショックにおける学校で教育を考える |
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| 5〈対面授業〉 | 〇学校教育と教師 ① |
教師の仕事と役割/教師に求められる授業力とは何か/授業を創るということ |
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| 6〈対面授業〉 | 〇学校教育と教師 ② |
「職人としての教師」「専門職としての教師」を育てる/教職員集団と豊かな同僚性 |
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| 7〈対面授業〉 | 〇学校教育と教師 ③ |
子どもに対する全人的な教育と勤務時間/教師の働き方改革の意義や目的 |
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| 8〈対面授業〉 | 〇学校教育と授業 ① |
「教師が教える授業」から「子どもが学ぶ授業」への転換/子どもに培う資質・能力 |
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| 9〈対面授業〉 | 〇学校教育と授業 ② |
「主体的・対話的で深い学び」のある授業を創る/何をどのように評価するか |
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| 10〈対面授業〉 | 〇学校教育と授業 ③ |
「主体的・対話的で深い学び」のある授業を創る/子どもの主体性と教師の指導性のバランス |
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| 11〈対面授業〉 | 〇学校教育と地域・家庭(保護者) |
地域・家庭(保護者)との連携・協力/「チーム学校」と「地域ぐるみの教育」 |
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| 12〈対面授業〉 | 〇これからの学校教育 ① |
幼保小の架け橋プログラム/幼児教育と小学校教育の接続 |
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| 13〈対面授業〉 | 〇これからの学校教育 ② |
特別支援教育の理念と仕組み/発達障害のある子どもの理解と支援 |
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| 14〈対面授業〉 | 〇これからの学校教育 ③ |
学校教育におけるDX/デジタル技術による教育の変革 |
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| 15〈対面授業〉 | 〇現代学校教育論のまとめ |
これまでの授業のふり返り/まとめ/レポート作成についての説明/現代学校教育について自らの見解を論述 |
授業実施形態
授業外学習の指示
〇授業を通して得た知識(情報)から、新たな問いを見出して思考するという、学びのプロセスを重視します。その問いに対する答えを自ら明らかにしようとすることが大切です。本を読んで調べたり人に話を聞いたりして、学びを深めましょう。主体的・対話的に学ぶことで深い学びが実現するというのは、子どもも大人も同じです。
〇学生ボランティア等で学校教育に参画し、子どもたちとのかかわりを通して学ぶという経験を積極的に積まれることを推奨します。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 〇提出される「授業ワークシート」の記述内容、授業への意欲や態度から総合的に評価する(70%)
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成績評価方法(備考)
〇出席は毎回確認する。2/3以上の授業への出席と、その際の「授業ワークシート」等の提出をした受講生のみを評価の対象とする。
〇授業開始前に、講師(教員)宛メールにて、理由を含めた欠席の届けを提出した受講生については、manaba+Rのコンテンツ欄にアップされた授業内容のPDF資料を読んで、「授業ワークシート」に記述をし、次回の授業の際に提出することを認める。記述内容に応じて若干の加点をする。
〇10分以上の遅刻は、欠席の扱いとする。(特に考慮すべき事情がある時は除く。その場合は申し出ること)
受講および研究に関するアドバイス
〇授業中に、参考となる書籍等を紹介しますので、ぜひ積極的に読まれることを期待します。
〇学校現場の現状や課題、子どもたちの様子や教師の仕事等について知ることが大切です。学生ボランティア等の活動を通して、学校教育に参画する機会のあることを推奨します。
〇本授業は、教員免許の取得や教職に就くことにつながる授業です。授業に臨む態度や構えについては、それに相応しいものとなるよう、厳に注意するようにしましょう。
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html