授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
34782:食糧経済論(E) § 34783:食糧経済論(3X) 2024 春セメスター 火3 経済学部,理工学部 千葉 典 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 305号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

  経済のグローバル化がいっそう進展するなかで、私たちが日々口にする食糧も国内のみならず世界各地から供給されるようになってきている。こうした変化に伴い、食糧の生産現場と消費地点との地理的・時間的な隔たりは拡大し、食の安全・安心の確保が今日的課題となってきた。他方で、世界にはいまだに8億人近くの人々が栄養不足に陥っており、多くの開発途上国にとって、量的な食糧調達はいまだに重要な関心事項でありつづけている。
 本講義では、日本のおける食糧調達体制の現状、世界的な食糧需給状況とその背景、食糧の質をめぐる今日的課題等のテーマについて、経済学的視点から順次考察をすすめることをつうじて、ナショナルな視点とグローバルな視点の両面から、より望ましい食糧システムの姿を探っていく。

キーワード 食糧供給、食糧消費、食生活の変化、食料安全保障

受講生の到達目標

1.日本における食糧調達のしくみと現状を理解し、説明することができる。
2.世界の食糧需給に関する基本的状況を理解し、説明することができる。
3.食糧に関する主要な社会的問題について解説し、自分の意見を述べることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

イントロダクション:授業の目的、内容と進め方、評価法の説明

私たちの食糧消費について考える

2

日本における食生活の変化と外食産業

食料消費と栄養バランス、家計消費支出、外食産業の構造

3

 食の外部化とフードシステム

食の外部化と世帯類型、ファストフード・チェーン、コンビニエンスストア

4

農産物貿易と多国籍アグリビジネス

日本の食料輸入、多国籍アグリビジネスの展開、業界構造の変化

5

日本農政と米の生産・流通・消費

日本農政の展開、米政策の変遷、米需給の動向

6

食肉の生産・流通・消費

国内生産の動向、流通ルートの変化、輸出入の現状

7

日本の果実・野菜市場

国内生産の動向、流通ルートの変化、輸出入の現状

8

農業技術開発と遺伝子組換え作物

 種子ビジネスの発展、特許制度とバイオテクノロジー、遺伝子組換え作物生産の現状

9

日本の冷凍食品市場

冷凍食品生産の展開、国内生産の特徴、輸入の拡大と現状

10

水産物の生産・流通・貿易

水産物の需給と流通、輸入拡大と主要相手国

11

日本における食品表示のしくみ

食品表示制度の概要、食品別表示法、食の安全をめぐる問題

12

伝統的一次産品の生産・流通・貿易

紅茶・コーヒー・カカオの生産国と流通ルート、日本の輸入

13

世界の食糧需給と食糧問題

穀物・油糧種子貿易の構造、価格水準の推移、食糧資源の偏在

14

食と農をめぐる問題と市民運動

日本の食糧輸入、フード・マイレージとバーチャル・ウォーター、現状への対抗運動

15

まとめ:食糧問題の諸相

講義内容の再確認と問題提起

授業実施形態

すべての講義を対面授業で実施する。
同時配信・動画提供等は行わない。
欠席した回の情報については、出席者から取得すること。

授業外学習の指示

受講前日までに講義資料を確認し、内容の概略を予習しておくこと。
講義終了後は、講義資料とノート・メモを再確認し、講義内容をまとめておくこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 100

・設問に対する解答の妥当性
・論述における文章の適切性
・事実関係に関する記述の正確性
・論旨の一貫性と結論の明確性

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
現代の食とアグリビジネス 大塚茂・松原豊彦 編 有斐閣 4-641-28904-0

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html