Course Name | Year | Term | Period | Faculty / Graduate School | All Instructors | Credits |
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11460:Introduction to East Asian History 4 (L) | 2022 | Spring | Fri2 | College Of Letters | ISOBE ATSUSHI | 2 |
Campus
KIC
Class Venue
GAKUJIKAN GJ402
Language
日本語
Course Outline and Method
「中国近世史(明清史)概説」
本講義では、中国史上における「近世」のうち、特に14~19世紀、明から清に至る中国の歴史展開について、東アジア史やユーラシア史、さらには世界史との関連性も視野に入れつつ概観する。
政治・経済・民族・外交などの諸問題を通じて、中国における「近世」がいかなる特色を持った時代で、それが近現代にどのようにつながり、いかなる影響を及ぼしたのかについて考えていきたい。
授業は講義形式で行う。毎回授業終了時にコミュニケーションペーパーを用いて授業内容に対する質問・感想・意見などの提出を求める(受講人数によってはmanaba+Rで提出の場合もある)。その中の特徴的なものを次回の授業冒頭で取り上げ、回答や補足説明を行う。また期末レポートに関する解説と講評については、manaba+Rに掲載する。
本講義では、中国史上における「近世」のうち、特に14~19世紀、明から清に至る中国の歴史展開について、東アジア史やユーラシア史、さらには世界史との関連性も視野に入れつつ概観する。
政治・経済・民族・外交などの諸問題を通じて、中国における「近世」がいかなる特色を持った時代で、それが近現代にどのようにつながり、いかなる影響を及ぼしたのかについて考えていきたい。
授業は講義形式で行う。毎回授業終了時にコミュニケーションペーパーを用いて授業内容に対する質問・感想・意見などの提出を求める(受講人数によってはmanaba+Rで提出の場合もある)。その中の特徴的なものを次回の授業冒頭で取り上げ、回答や補足説明を行う。また期末レポートに関する解説と講評については、manaba+Rに掲載する。
Student Attainment Objectives
(1)中国近世(明清時代)の歴史展開について理解し、それを説明することができる。
(2)近世中国とその周辺世界との関係や、相互に与えた影響について理解し、それを説明することができる。
(3)近世中国の歴史が、現代の中国に及ぼした影響について、自分なりに考え説明することができる。
(2)近世中国とその周辺世界との関係や、相互に与えた影響について理解し、それを説明することができる。
(3)近世中国の歴史が、現代の中国に及ぼした影響について、自分なりに考え説明することができる。
Recommended Preparatory Course
Course Schedule
Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) | Theme |
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Keyword, References and Supplementary Information | |
1 | イントロダクション/授業の進め方、成績評価等の説明(メディア授業) |
近世/唐宋変革/内藤湖南 |
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2 | 君主独裁制の完成(メディア授業) |
朱元璋/皇帝独裁と皇帝専制/胡惟庸の獄/藍玉の獄 |
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3 | 永楽帝と外征の時代 |
永楽帝/靖難の役/宦官/北京遷都/鄭和/朝貢一元体制 |
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4 | 外征から守勢へ |
土木の変/オイラト/奪門の変/内閣 |
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5 | 皇帝権力と内閣 |
票擬/宦官/正徳帝/豹房/嘉靖帝/禁苑 |
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6 | 北虜南倭の時代 |
アルタン=ハーン/互市/隆慶和議/倭寇/日明貿易 |
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7 | 清朝の勃興 |
清朝・後金国/ヌルハチ/八旗/サルフの会戦/ホンタイジ |
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8 | 明から清へ |
崇禎帝/李自成/入関/ドルゴン/華夷変態 |
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9 | 清の漢地支配と皇帝政治の展開 |
順治帝/十三衙門/三藩の乱/康煕帝/輔政大臣 |
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10 | 康煕・雍正・乾隆三代の盛世 |
藩部/ジューンガル/ダライ=ラマ/雍正帝/軍機処/ネルチンスク条約/乾隆帝/新疆 |
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11 | 皇帝の持つ「顔」:清朝国家の支配構造 |
侍衛/内大臣/内務府/総督・巡撫/奏摺/盟旗制 |
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12 | 清の繁栄と衰退 |
カントン・システム/四庫全書/円明園/清律/アヘン戦争 |
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13 | 清代の北京と「日中交流」 |
紫禁城/旗人社会/長崎貿易/辺民 |
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14 | 列強の進出と清末の政治・外交 |
第二次アヘン戦争/総理各国事務衙門/太平天国の乱/西太后 |
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15 | 清の滅亡と新しい「中国」の誕生 |
辺境の喪失/戊戌の変法/辛亥革命/ボグド=ハーン政権/チベット問題 |
Class Format
【BCPレベル1~2】
(受講登録者数次第)
第1週目、第2週目はメディア授業で実施します。
受講登録者数が教室定員以下の場合は、第3週目から対面授業を実施します。
受講登録者数が教室定員を超えた場合は、第3週目以降もメディア授業を継続します。ただし、グループ分け等の方法により対面授業を実施する場合もあります。
第3週目以降の授業実施形態は、本登録期間終了後にmanaba+Rで通知します。
【BCPレベル3~4】
(メディア授業)
メディア授業で実施します。
(受講登録者数次第)
第1週目、第2週目はメディア授業で実施します。
受講登録者数が教室定員以下の場合は、第3週目から対面授業を実施します。
受講登録者数が教室定員を超えた場合は、第3週目以降もメディア授業を継続します。ただし、グループ分け等の方法により対面授業を実施する場合もあります。
第3週目以降の授業実施形態は、本登録期間終了後にmanaba+Rで通知します。
【BCPレベル3~4】
(メディア授業)
メディア授業で実施します。
Recommendations for Private Study
【予習】毎回授業の前週に、manaba+Rにその回の資料・レジュメをアップロードするので一読しておく。またレジュメを見直し、当該回に至るまでの歴史の流れを把握しておくこと。
【復習】毎回授業後にコメントをまとめ、提出することで、授業内容の整理を自分なりに行なう。また授業内で紹介した参考文献などを各自通読してさらに理解を深める。
【復習】毎回授業後にコメントをまとめ、提出することで、授業内容の整理を自分なりに行なう。また授業内で紹介した参考文献などを各自通読してさらに理解を深める。
Grade Evaluation Method
Kind | Percentage | Grading Criteria etc. |
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Final Examination (Written) | ||
Report Examination (A report to be submitted by the unified deadline) |
||
Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment (Evaluation of Everyday Performance in Class) |
100 | 授業の出席と、毎回の授業時に提出するコミュニケーションペーパー(コメント)の内容、すべての授業終了後に実施する期末レポートで評価する(コメント30% レポート70%)。 |
Grade Evaluation Method (Note)
Advice to Students on Study and Research Methods
・高校世界史で学習する程度の中国史・アジア史に関する事柄を復習していることが望ましい。
・私語など、授業の進行を妨げるような行為は厳禁とする。
・私語など、授業の進行を妨げるような行為は厳禁とする。
Textbooks
Textbooks (Frequency of Use, Note)
担当者が作成したレジュメ・資料を毎回配布する。
Reference Books
Title | Author | Publisher | ISBN Code | Comment |
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『明と清』 | 三田村泰助 | 河出書房新社 | 4309471730 | 河出文庫 |
『明清と李朝の時代』 | 岸本美緒・宮嶋博史 | 中央公論新社 | 4124034121 | 中公文庫版もあり |
『紫禁城の栄光』 | 神田信夫・松村潤・岡田英弘 | 講談社 | 4061597841 | 講談社学術文庫 |
『中国史 明・清』 | 神田信夫編 | 山川出版社 | 4634461803 |
Reference Books (Frequency of Use, Note)
上記以外にも、それぞれのテーマに関する参考文献は授業中に適宜紹介する。
Web Pages for Reference
How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)
Communication Paper,Learning Management System (manaba+R),Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)
Other Comments
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URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html
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