Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
14643:Contemporary Education (J) 2024 Spring Thu4 College Of Law NAKAJIMA HIDEHIRO 2

Campus

KIC

Class Venue

MEIGAKUKAN MG202

Language

Japanese

Course Outline and Method

この授業は、現代の教育や人間の生き方を掘り下げ、望ましい教育像、人間像を考える科目です。みなさんはこれまでに学校を中心にさまざまな教育を経験し、みなさんなりの教育に対する意見を持っていると思いますが、それらを他者の経験と合わせてより広く考える授業にします。
授業では教育や人の成長を説明したり理解するために有用な概念を紹介し、それらを使って教育に関する事例や現象を考察する時間を設けます。また、事例や現象を考える際に、映像や映画を題材とし、具体的な人間の営みの場面を見ながら教育に関する問題を取り出し、考察する練習をします。

授業中に使用する資料の著作権の関係から、対面授業を基本とします。各回の課題へのフィードバックについては、manaba+Rを通じて全体講評を行います。

Student Attainment Objectives

1. 現代の教育や学びに関するトピックスについて、その背景や構造、関連する基本的な概念や用語について説明することができる。(知識・理解)
2. 現代の教育や学びに関するトピックスについて、学術的な視点に基づき、解決法や対処すべき課題に関して自らの意見を論述できる。(思考・判断・表現)
3. 教育や学びについて興味関心を持ち、主体的に問いを立て、他者の意見を尊重し、考える態度を示す。(関心・意欲・態度)

Recommended Preparatory Course

特に定めません

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

オリエンテーション「教育学はなぜ万人が学ぶべきユニバーサルな学問なのか?」

授業の進め方や成績評価方法等に関する重要事項を説明しますので、必ず参加してください。

2

公教育の意義「YouTubeに豊富な学習教材がある時代に学校で学ぶ必要はあるのか?」

キーワード:私事の組織化

3

学校と貧困「世帯年収200万円以下の家庭出身者は、大学入試の得点を2倍にするという制度の導入にあなたは賛成するか?」

キーワード:効果のある学校

4

道徳教育「特定の価値観を学校で教えることを許容できるか?」

キーワード:事実の教育と価値の教育、共感型物語

5

人間集団の管理「学校生活ではルールやマナーを強制すべきか?」

キーワード:ランカスターシステム

6

学校におけるいじめ「過ちに対して責任をとるとはどういうことか?」

キーワード:4層構造論

7

学校における多様性「外国につながる子はどのような困難があるか知っていますか?」

キーワード:適応とアイデンティティ

8

学校教員の働き方「ドラマやマンガに出てくるいい先生と現実のいい先生は何が違うのか?」

キーワード:発達の最近接領域

9

学校のカリキュラム「基礎を学んでから応用を学ぶことは、どのような時に効果的なのか?」

キーワード:体系性と総合性、系統主義と経験主義 

10

舞台装置としての学校「みなさんは教室でどんな「キャラ」を演じてきましたか?」

キーワード:ドラマツルギー

11

教育がつくる性差「男女混合の名簿を作れば男女の差別がなくなると思いますか?」

キーワード:性差の再生産

12

階層移動装置としての学校「親が子どもに学力向上を期待することはよいことですか?」

キーワード:社会階層移動、マルトリートメント

13

高等教育への進学「日本には大学が多すぎるので減らすべきだと思いますか?」

キーワード:ユニバーサルアクセス、マージナル大学

14

学校における包摂「障害のある子どものために特別支援学校を拡充すべきだと思いますか?」

キーワード:インクルーシブ教育、授業のユニバーサルデザイン

15

アクティブラーニング「議論や活動を伴う授業はいい授業だといえますか?」

キーワード:内化と外化、網羅主義と活動主義

Class Format

対面での授業を基本とする。

Recommendations for Private Study

授業で得た知識や考え方を用いて、社会や身の回りにおける教育に関する諸問題について考察すること、また、習得した知識等は日常の学生生活において積極的に応用・実践することが望ましい。
毎回の授業で課されるミニペーパーについては、授業内容を振り返り、指定された論題や指示に沿って作成すること。また、まとめレポートについては、これまでの授業内容を振り返り知識を体制化した上で、参考文献等を参照しながら、自らの考えについて論理的に論述すること。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 0

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

(1)各回の授業の振り返りミニペーパー 60%
授業の終わりに授業テーマに関するミニペーパーを課す(400字程度)。指定した論題に沿っている、概念を正しく使っている、事前課題や授業中の活動内容に基づいている、指定の分量を守っていることが評価基準となる。ミニペーパーについては、授業に出席した者のみが提出できる。
(2)まとめレポート 40%
授業中に紹介した概念に関して、一つもしくは複数の概念を用いて、教育に関連する事例や事象を考察してください。その際、①現代の教育や学びに関する事例や事象について、その背景や構造、関連する基本的な概念や用語について説明している、②現代の教育や学びに関する事例や事象について、学術的な視点に基づき、解決法や対処すべき課題に関して自らの意見を論述していることを基準とし評価を行う。

Grade Evaluation Method (Note)

※各回のミニペーパーおよびまとめレポートを提出した者を成績評価の対象とします。いわゆる「出席点」の加点は行いません。
ミニペーパーの書き方については、初回の授業で書き方や評価の観点を説明します。

Advice to Students on Study and Research Methods

各自が興味関心を持った個々のテーマについて、日頃の報道に触れる等、自分自身で掘り下げて考えてください。また、基礎演習等の授業を通じて、大学で求められる基本的なレポートの書き方を身につけてください。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

特定の教科書は使用しません。必要な資料を配付します。

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
わかる・役立つ教育学入門 植上一希・寺崎里水 大月書店 9784272412419
ワークで学ぶ教育学 井藤元 ナカニシャ出版 9784779509322
問いからはじめる教育学 勝野正章・庄井良信 有斐閣 9784641150140

Reference Books (Frequency of Use, Note)

特定の教科書は使用しませんが、授業中に紹介する概念は、これら3つの文献を参考に構成しています。

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Communication Paper,Learning Management System (manaba+R),Talk with Students

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URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html