授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
11785:西洋美術史(L) § 11786:西洋美術史(W) 2022 秋セメスター 火2 文学部,映像学部 上田 高弘 2

キャンパス

衣笠

授業施設

学而館GJ402号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

中世末期~19世紀後半の約600年の西洋美術史を、おおまかな時代順であつかう。その意味では一見、おおいにオーソドックスな様式史とも映じようが、提供するのはカルチャセンターやインターネットでも入手可能な〈情報〉ではなく、偉大な先行研究者の名――なかでも代表的なのはヴェルフリンとパノフスキーである――とも固く結びついた方法論的な〈知識〉となるだろう。

なお、実施スタイル(第3回以降)は「対面授業」を基本とし、仮に受講登録者数が教室定員を超えて「メディア授業」に切り替わるとしても、そう多くはないであろう希望者には教室での授業収録に立ち会えるようにして、「対面授業」のライブ感を堅持する。他方、使用する視聴覚素材の著作権の関係もあって、授業時間外に受講できる「オンデマンド配信」はサポートしない。

また、課題のフィードバックは、「成績評価方法」の項に記すもののうち最終回に出題するもの以外は、翌週もしくは翌々週の授業中に教育的効果の高い数例の「回答」(当manaba+Rのアンケート機能を利用するからです)を紹介するかたちでおこなう。

受講生の到達目標

● 中世末期以来の西洋美術史の流れを、主要な画家・彫刻家の名と関連づけながら論じられる。
● 学問としての美術史学を、方法論の観点から反省的に論じられる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

必須の科目は挙げないが、さまざまな芸術関連科目の履修が有益なのは、いうまでもない。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
01

イントロダクション

西洋、美術、歴史

02

美術史の基礎の基礎

様式、発展、パラダイム

03

初期ルネサンス

チマブーエ、ジオット、マルティーニ、ピエロ・デラ・フラチェスカ、マンテーニャ、ウッチェロ、マザッチョ、フラ・アンジェリコ、ボッティチェリ

 (以下、キーワード欄には主に代表的な画家名をあげる。)

04

北方ルネサンス

フレマールの画家(カンピン)、ファン・エイク、デューラー

05

美術作品の意味(論)――イコノグラフィーからイコノロジーへ

象徴、寓意、アトリビュート

06

16世紀の美術(1)――盛期ルネサンス

レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロ、デューラー

07

16世紀の美術(2)――マニエリスム

ミケランジェロ、ブロンツィーノ、パルミジャニーノ、ポントルモ、アルチンボルド

08

16世紀の美術(3)――ヴェネツィア派

ティントレット、ティツィアーノ

09

(再び)16世紀から17世紀へ

ブリューゲル、ボス

10

17世紀の美術(1)――バロックとは何か

カラヴァッジオ、ベラスケス

11

17世紀の美術(2)――さまざまな個人様式

レンブラント、ルーベンス、グレコ、フェルメール、ラ・トゥール、ハルス、プッサン

12

西洋彫刻史への一瞥

ドナテッロ、ミケランジェロ、ベルニーニ、ロダン

13

18世紀の美術――ロココ/反ロココ

ワトー、ブーシェ、フラゴナール、シャルダン、グルーズ、ゴヤ、ダヴィッド

14

19世紀の美術――様式からイズムへ

ゴヤ、ダヴィッド、ジェリコー、アングル、ドラクロワ、クールベ、マネ

15

まとめと補遺

西洋、美術、歴史

授業実施形態

【BCPレベル1~2】
(受講登録者数次第)
第1週目、第2週目はメディア授業で実施します。
受講登録者数が教室定員以下の場合は、第3週目から対面授業を実施します。
受講登録者数が教室定員を超えた場合は、第3週目以降もメディア授業を継続します。ただし、グループ分け等の方法により対面授業を実施する場合もあります。
第3週目以降の授業実施形態は、本登録期間終了後にmanaba+Rで通知します。

【BCPレベル3~4】
(メディア授業)
メディア授業で実施します。

授業外学習の指示

予習用には、配布資料等を用意し、読解や語句の下調べの作業が発生するように工夫を凝らす。他方、レジュメは配布しないので、復習用には、連続して出席して自力でノートを充実させることが必要となる。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

数回(最低でも3回、うまく行けば4回)、授業の理解度を問う「中課題」もしくは「大課題」(締切は出題から5日~10日後; 分量はA4用紙1枚程度; 得点差アリ)を出題する。

それを出題しない回も、出席確認も兼ねた「小課題」(締切は授業終了時~授業終了の3日後の23時まで内容におうじて; 分量は数百字程度; 出席点扱いで得点差ナシ)を出題する。

評価は以上の総合点をもっておこなう。

成績評価方法(備考)

コロナ禍に見舞われる以前は「定期試験(筆記)」に70%、残りの30%を「平常点」に、それぞれ充てていたが、2022年度も感染対策が見通せないことから、やむをえず「平常点」を100%とした点、付記する。

受講および研究に関するアドバイス

授業で紹介する文献等はもちろんだが、それらに限らず、さまざまな作品、展覧会、公演等に接することは、きわめて有益である。座学だけでなく、アンテナを鋭敏に張った自身の〈文化活動〉によっても滋養分を得ることを、推奨する。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特に指定しない。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

必要に応じて授業中に紹介する。

参考になるwwwページ

必要に応じて授業中に紹介する。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

授業スケジュールの項にはとりあえず過年度の実績を掲出しており、本年度分の担当にあたってはより教育効果を高めるための微修正(マイナーチェンジ)を随時おこなう予定である(受講生にはていねいに説明する)。コースツール(manaba+R)の活用法、遅刻の取扱い(特別な事情がないかぎり始業後45分以上を経過したのちは遅刻としても受け入れない)、資料配布にまつわる約束事、…等については、授業初回に詳説(また2回目にも略説)する。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html