授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
51383:環境経済学(P) § 51384:環境経済論(P) 2022 秋セメスター 火3 政策科学部 高尾 克樹 2

キャンパス

OIC

授業施設

C273講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

地球環境をどのように守り、また共有資源として利用していくかについて、長期的観点から正しい選択をするにはどうしたらよいかを経済学的視点から考えてみたい。本講ではそのための中心課題として次の3つのテーマを取り上げる。
(1) 自然環境の経済的価値をどのように考え、評価するか
(2) 環境を保護するための経済的政策手段のヴァリエーションと特性
(3) 持続可能な開発(サステナブル・ディベロップメント)とはいかなるものか

受講生の到達目標

環境問題を経済学的視点から見る視角を獲得する
環境経済学の基礎的概念を理解する
持続可能な開発目標(SDGs)の意義を理解する

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第1回

講義の目的とプラン

環境経済学とは何か、3つのテーマ、評価の方法

第2回

環境経済学から見たごみ問題

希少資源、廃棄物の発生源、歴史的背景、リサイクルと循環型社会

第3回

外部性とは

市場の機能、私企業の利潤最大化と環境

第4回

環境税

ピグー税、ボーモル・オーツ税、炭素税

第5回

インセンティブと外部性の是正

飴と鞭、ごみ・レジ袋の有料化、

第6回

排出量取引

キャップ・アンド・トレード制度、コースの定理

第7回

排出量取引の応用

クレジット制度、

第8回

排出量取引ゲーム

クラス内でグループごとでゲームを行い、排出量取引を体験する

第9回

中間テスト

これまでの内容に関して中間テストを行い、理解状況を確認する

第10回

環境政策の手段比較

規制と誘導、補助金制度、ワイツマンの定理

第11回

環境の経済的価値

生態系サービス、支払意志額、仮想評価法(CVM)、

第12回

環境の経済的価値(つづき)

消費者余剰、旅行費用法

第13回

天然資源の保護(再生可能資源)

再生可能資源、ゴードンモデル、コモンズの悲劇、コミュニティベースの資源管理

第14回

天然資源の保護(枯渇性資源)

マルサス的観点とリカード的観点、成長の限界、ホテリングの定理

第15回

持続可能な開発

持続可能な開発目標(SDGs)、環境クズネッツ曲線、カルドアの補償原理

授業実施形態

BCPレベル1~2 :対面授業14回、メディア授業1回
第1回目講義は、メディア授業となります(詳細はmanaba+Rコースニュースで通知)
BCPレベル3以上:メディア授業

学期途中で中間テストを実施する予定。また、不定期で「小演習」を実施し、理解度と出席状況を確認する。同じく、排出量取引を体験するゲームも実施する予定である。

授業外学習の指示

授業をしっかり理解し、到達目標を達成するため、配布したレジュメなどを使って授業内容を予習、復習すること。また、普段から環境に関わるニュースや書籍に触れてほしい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 50

筆記試験 50%

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
50

中間テスト 25%
小演習などの提出物 25%

成績評価方法(備考)

BCPレベルにより対面での定期試験が不可能な場合には、その他の評価物(中間テスト、小演習などの提出物)に基づいて成績評価を行う。その場合の評価割合は中間テスト50%、小演習50%とする。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
環境経済学入門 R.K.ターナー/D.W.ピアス/I.ベイトマン著、大沼あゆみ訳 東洋経済新報社
キャップ・アンド・トレード―排出権取引を中心とした環境保護の政策科学 髙尾克樹 有斐閣

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

インタラクティブシート,その他(教員より別途指示)

備考

担当者のメールアドレス
ktakao@sps.ritsumei.ac.jp
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html