授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30756:[2025 秋セメスター]社会と福祉(E) 2025 秋セメスター 木2 経済学部,食マネジメント学部 深川 望 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 204号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
 「社会と福祉」では、現代日本の社会福祉の意義と歴史的変遷について理解を深め、社会福祉の基本的な視座を修得することをねらいとする。現代社会における子ども・家庭、障害、高齢者、地域等の生活実態を把握し、その生活課題とニーズを社会的な背景からとらえていく。そうした実態を改善していくための法制度と具体的な支援内容について学び、その現状と課題を考察する。

【授業の方法】
 授業は対面とVOD(ビデオ・オン・デマンド)で実施する。授業内の質疑に manaba+R を活用する。毎回の授業の終了時に manaba+R を用いてコミュニケーションペーパー(授業内容に対する学びや質問)の提出を求め、それらのうちの特徴的なものについては、次回の授業の冒頭で取り上げ、紹介や補足的な説明等のふりかえりを行う。また、授業内で学びを深めるワークシートの課題を出す。定期試験は後日 manaba+R で出題意図の説明と講評を行う。

受講生の到達目標

(1)現代社会における家族・地域社会等の変化をふまえ、社会福祉の理念やあゆみ(歴史的変遷)、支援の基盤(法体系、実施体系)を説明することができる。
(2)子ども・家庭福祉、障害福祉、高齢者福祉、地域福祉等、社会福祉の各分野への関心と問題意識を高め、今日的課題を考察することができる。
(3)授業を通じた理解の深まりを自分なりの言葉で説明することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

現代社会と福祉、子ども・家庭をとりまく社会環境

社会福祉を学ぶ意味、授業のすすめ方、少子高齢社会、子どもの権利と新型コロナ
<対面授業(95分)+【+R 授業】(VOD授業、20分。詳細は manaba+R を参照)>

2

社会福祉の理念とあゆみ(歴史的変遷)

日本国憲法、ノーマライゼーション、ソーシャルインクルージョン、ユニバーサルデザイン
<対面授業>

3

社会福祉の支援の基盤

社会福祉の法体系、社会福祉の実施体系
<対面授業>

4

現代社会における福祉の課題と支援(1)

障害福祉の理念、障害の概念・定義、障害者権利条約、障害福祉サービス、特別支援教育、就労支援、境界知能
<対面授業>

5

発達支援のとりくみ(ゲストスピーカーの招聘1)

保健センター、発達相談、乳幼児健診、発達に課題のある子ども、早期発見・早期支援、家族支援
<対面授業>

6

現代社会における福祉の課題と支援(2)

「生まれる」を支える、母子保健施策、切れ目のない支援、特定妊婦、産後うつ、父親
<対面授業>

7

現代社会における福祉の課題と支援(3)

「育てる」を支える、子ども・子育て支援、保育、子どもの健全育成、ワークライフバランス、社会資源
<対面授業>

8

現代社会における福祉の課題と支援(4)

子ども(児童)虐待、DV、早期発見・早期対応、虐待の発生予防、社会的養護
<対面授業>

9

子ども・若者ソーシャルワークと居場所(ゲストスピーカーの招聘2)

子ども・若者、スクール・ソーシャルワーカー(SSW)、居場所、こども食堂、NPO 法人
<対面授業>

10

現代社会における福祉の課題と支援(5)

子ども家庭福祉、非行、児童自立支援、子どもの貧困、ヤングケアラー、若者支援
<VOD授業>

11

現代社会における福祉の課題と支援(6)

地域福祉、地域子育て支援拠点事業、社会的貧困、地域共生社会、こども食堂
<対面授業>

12

現代社会における福祉の課題と支援(7)

高齢者福祉、少子高齢社会、地域包括ケアシステム、社会参加、社会福祉協議会、コミュニティソーシャルワーカー(CSW)
<対面授業>

13

ソーシャルワークの実際(1)

ソーシャルワークの意義・定義、エンパワメント、ラポール、バイステックの7原則、他職種・専門機関の連携・協働、ファミリー・ソーシャルワーカー(FSW)
<VOD授業>

14

ソーシャルワークの実際(2)/これからの社会福祉の展望(まとめ)

ソーシャルワークの実践事例、コミュニケーション技術、ストレングス、リフレーミング、自己確知(自己理解)
<対面授業>

授業実施形態

授業スケジュールに記載の通り、本授業は対面とVOD(ビデオ・オン・デマンド)で実施する。

授業外学習の指示

①授業の前に関連する内容を調べ、授業内容の理解を深めておくこと(予習、30分程度)。
②毎回の授業後にコミュニケーションペーパーを提出すること(課題、30分程度)。コミュニケーションペーパーの課題提示および提出は、Manaba+Rで行う。
③授業の後にレジュメ等をもとに授業内容をふりかえり、自分の言葉で説明できるようにすること(復習、30分程度)。
④日頃から子ども、家庭、障害、高齢者、地域、福祉等にかかわる新聞記事、テレビ、ラジオ、webサイトなどの「ニュース」に目を通しておくこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 50

・受講生の到達目標(1)(2)に対応して、授業内容の理解度を確認する。基本概念や語句の理解を前提に、社会と福祉に対する洞察力を試す問題を出す。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
50

・受講生の到達目標(3)に対応して、毎回、その回の授業内容に関するコミュニケーションペーパーの課題を出す(42%)。授業内容の理解度に応じ、0~3点で評価する。評価は以下の3つの視点を重視する。
 
①授業内容に対する問題意識の形成と積極的受講ができているか。
②事実と自分の意見・感想が区別して述べられているか。
③各回のコミュニケーションペーパーが期限までに提出されているか。
※日本語としての文章や表記が正確でない場合は減点となる。

・ゲストスピーカーの招聘の際の質問・一言感想の課題を出す(4%)。

・授業内で学びを深めるためのワークシートの課題を出す(4%)。

成績評価方法(備考)

成績評価の対象になるためには、授業回数の3分の2以上の出席が必要(対面ではICカードリーダーを使用する)。ただし、「出席点」の加点は行わない。出席管理は各自で行うこと。

受講および研究に関するアドバイス

 授業中に配布するレジュメや資料等は、授業開始時にmanaba+Rにアップロードしますので、授業中に適宜活用してください。また、欠席した場合等には、ダウンロードして自学自習を行い、コミュニケーションペーパーを提出してください。
 今の社会と福祉に関心を寄せ続けるために、毎日必ず「ニュース」に触れるようにしてください。新聞、テレビ、ラジオ、Webサイトなど、媒体は何でも構いません。Webサイトであれば、BBCやCNN、NHKのニュースページや、各種新聞社のホームページをお勧めします。また、一つのニュースについて、一つの記事から考えず、いろいろな立場からの考察に目を通すように心がけてください。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は使用しない。授業時に適宜レジュメや資料等を配布(配信)する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
社会福祉とわたしたち 一瀬早百合 萌文書林 9784893473868
きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる? 長瀬正子 ひだまり舎 9784909749109
主体性をはぐくむ障がい児保育 野村朋・荒木美知子 文理閣 9784892598739
新・子どもの虐待 生きる力が侵されるとき 森田ゆり 岩波書店 978-4000093255
ケーキの切れない非行少年たち 宮口幸治 新潮社 978-4106108204

参考書(使用頻度、その他補足)

そのほか、授業中に適宜紹介する。

参考になるwwwページ

全国社会福祉協議会
https://www.shakyo.or.jp

厚生労働省 子ども・子育て支援関連施策
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/index.html

全国児童養護施設協議会
https://www.zenyokyo.gr.jp

そのほか、授業中に適宜紹介する。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,その他(教員より別途指示)

備考

ゲストスピーカーについては、招聘予定講師との調整で授業回を変更することもある。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/