授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
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16699:IR18‐EDJ201 国際公務セミナー(R) | 2024 | 春セメスター | 水1 | 国際関係学部 | 君島 東彦、徳川 信治、南野 泰義 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
この科目は、政治学、憲法学および国際法を専門とする教員が分担して担当し、学生によるグループでの報告とディスカッションを通じて、外交や安全保障だけでなく、人権、環境、食料、経済、エネルギーといった多様な課題について検討する。また、国際機関や中央政府だけでなく、地方自治体の取り組みについても対象に加える。
この科目を通じて、日本の中央及び地方の行政における現状と課題について理解できるようになる。評価は、形成的評価により行う。
受講生の到達目標
1. 国際機関ならびに国家および地方自治体の機能と役割について、深く理解することができる。
2. 国際機関ならびに国家および地方自治体における実務と課題について、自らの意見を持つことができる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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キーワード・文献・補足事項等 | |
第1回(君島担当) | 佐藤幸治「日本国憲法論」を精読する(1) |
毎回、佐藤幸治『日本国憲法論 第2版』(成文堂、2020年)の重要な部分を精読する。佐藤幸治「日本国憲法論」の精読は秋セメスターの「国際関係学セミナー」においても継続する。春セメスターの「国際公務セミナー」は「憲法1」と互いに補い合うような内容をめざしている。教材は毎回manabaにアップロードする。
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第2回(君島担当) | 佐藤幸治「日本国憲法論」を精読する(2) |
第2回は「憲法の生成と展開」(3-31頁)の後半。
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第3回(君島担当) | 佐藤幸治「日本国憲法論」を精読する(3) |
第3回は「日本憲法の展開」(67-89頁)。
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第4回(君島担当) | 佐藤幸治「日本国憲法論」を精読する(4) |
第4回は「基本的人権の観念とその保障」(128-149頁)。
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第5回(君島担当) | 佐藤幸治「日本国憲法論」を精読する(5) |
第5回は「基本的人権の享有主体」(155-175頁)。
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第6回(德川担当) |
『国際法で世界がわかる』(1)
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25「竹島紛争は国際司法裁判所に持ち込めない?」
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第7回(德川担当) | 『国際法で世界がわかる』(2) |
6「日本・韓国・中国がともに主張する『固有の領土』とは?」
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第8回(德川担当) | 『国際法で世界がわかる』(3) |
3「イスラーム国は国か?」
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第9回(德川担当) | 『国際法で世界がわかる』(4) |
9「靖国神社参拝批判は内政干渉?」
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第10回(德川担当) | 『国際法で世界がわかる』(5) |
1「環太平洋経済連携協定は主権を目減りさせる?」
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第11回(南野担当) |
日本外交の論点(1):日米同盟をめぐって(討議)
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〇日米同盟をめぐる課題と現状を理解する。
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第12回(南野担当) |
日本外交の論点(2):日本の安全保障政策をめぐって(討議)
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〇日本の安全保障政策の特徴と課題を理解する。
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第13回(南野担当) |
日本外交の論点(3):領土問題をめぐって(討議)
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〇日本外交における領土問題の原状と課題について理解する。
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第14回(南野担当) |
日本外交の論点(4):核兵器禁止条約をめぐって(討議)
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〇「核兵器禁止条約」をめぐる論議の経緯と現状について理解する。
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第15回(南野担当) |
日本外交の論点(5):今日の国際情勢と日本外交の課題(討議)
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〇今日の国際情勢を踏まえ、日本の外交課題を理解する。
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授業実施形態
第1回授業からの報告班の編成を行う必要があることから、開講前にmanaba+Rを通じての班分けを行います。
授業外学習の指示
(2)毎回の報告に関する資料・文献を通読し、質問及びコメントを用意して授業に臨むこと。
成績評価方法
種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
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定期試験(筆記) | 0 | |
レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 3人の担当教員が協議して、全15回の学習状況を総合的に把握したうえで、評価する。出席状況40%、報告の出来30%、討論の積極性・貢献度30%の比率で評価する。 |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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国際法で世界がわかる | 森川幸一 他編 | 岩波書店 | 9784000229555 | 德川担当分 |
ベーシック条約集 | 浅田正彦 | 東信堂 | 9784798918402 | 德川担当分 |
日本外交の論点 | 佐藤史郎 他編 | 法律文化社 | 9784589039033 | 南野担当分 |
立法と調査 No.454 | 参議院常任委員会調査室・特別調査室 | 南野担当分 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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外交青書2021(令和3年度版) | 外務省 | 南野担当分 | ||
日本国憲法論 第2版 | 佐藤幸治 | 成文堂 | 君島担当分 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
君島 東彦(憲法):
徳川 信治(国際法):
南野 泰義(政治・行政):yasumina@ir.ritsumei.ac.jp
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html