Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
10135:Cooperative Education Seminar (GV) § 10224:Special Lecture (GV) § 10251:Cooperative Education Seminar (GV) § 10253:Cooperative Education Seminar (GV) 2018 Fall Thu6 College Of Business Administration,College Of Policy Science,College of Comprehensive Psychology OSADA NAOKO 2

Campus

OIC

Class Venue

C271

Language

Japanese

Course Outline and Method

 本演習は,学生の自主的学習活動であるインターンシップを基本としています。事実上,半年間に及ぶ長期で高度な産官学連携による学習プログラムです。具体的には,秋セメスター期間を通じて企業・団体等の抱える現実の課題に大学院生と学部生で編成されたチーム(6名程度)が課題解決に取り組む実践的で自律的な学習プログラムです。
 課題の解決にはチームメンバー各々の専攻学問をもとにあたりますので,所属する学部の学びの再検証につながります。また,大学院生がリーダーシップを発揮しチーム運営にあたるほか,チームメンバーも多様な学部構成となりますので,レベルの高い学習活動が展開されます。

<コーオプ演習の詳細はキャリア教育センターのHPにて紹介しています>
http://www.ritsumei.ac.jp/cec/

 本演習は4月下旬~5月下旬頃に募集と選考を行います。
 詳細は以下の日程で開催するインターンシップガイダンスに参加し,確認してください。

<インターンシップガイダンス開催日>
【衣 笠】
4月12日(木)18:15~19:45
4月17日(火)18:15~19:45
【BKC】
4月13日(金)18:15~19:45
4月18日(水)18:15~19:45
【OIC】
4月11日(水)18:15~19:45
4月16日(月)18:15~19:45

※内容は全て同じです。都合の良い日に参加してください。
※教室は、キャリア教育センターHP・キャリア教育センター窓口で確認してください。
 
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<コーオプ演習ガイダンス>
【衣 笠】
4月19日(木)18:15~19:45
【BKC】
4月23日(月)18:15~19:45
【OIC】
4月20日(金)18:15~19:45

※コーオプ演習について、内容・企業名・テーマ・応募方法などを詳しく説明します。
※内容は全て同じです。都合の良い日に参加してください。
※教室は、キャリア教育センターHP・キャリア教育センター窓口で確認してください。

Student Attainment Objectives

 演習名の「コーオプ」とは,産業界・行政と大学が連携して次代を担う人材を育成する高度な学習プログラム「コーオプ教育(Cooperative Education)」に由来しています。名称にふさわしく演習全体を通じて,①学習成果を専攻学問にフィードバックし発展的な学びにつなげる,②知識基盤社会に向けて求められる高い問題発見・企画立案能力の涵養,③教室では容易に学び得ない自律的な学習意志・姿勢の確立などを目指します。

Recommended Preparatory Course

 コーオプ演習をサポートする講義として、コーオプ教育を柱とした「コーオプ教育概論」(3回生以上配当科目)を通年科目として開講します。
 募集期間は6月1日(金)~6月13日(水)、合格発表は6月20日(水)です。受講に当たっては、WEBでの申請にもとづいた選考を行います。

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information

【学内公募】

①参加企業・団体からの課題が出揃います。②学内公募が4月下旬~5月上旬頃にかけて行われます。③学内選考(リポート・面接)が行われ受講生が5月下旬頃に決定します。定員は各チーム,大学院生1名・学部生5名を基本とします。

1

【学内研究会】

チーム全員の顔合わせと課題・受入機関研究の基本学習として、6月10日(日)3限、4限(13:00-16:10)OICにて実施します。
研究会では、コーディネーター教員から運営上のテクニックを学ぶほか、前年度のリーダー経験者等を招きチーム運営の留意点などを伝授してもらいます。

2〜4

【インターンシップのための法律的知識,ビジネスマナー研修】

インターンシップのための法律的知識では,インターンシップ研修に伴う機密保持義務や賠償のあり方,セクハラやパワハラなどの法律上の知識を習得します。また,ビジネスマナー研修では,社会人の基礎素養であるマナーの基本について実践を交えて学びます。

【企画立案研修】

専門家を学外から招き,受入機関から提示されたテーマをもとに問題発見・課題解決を行うための基本的な考え方を学びます。8月5日(日)2限、3限(10:40-14:30)BKC にて実施します。

【プレゼンテーション研修】

専門家を学外から招き,一次提案および最終提案に備えたプレゼンテーションスキルの実践的な学習を行います。8月5日(日)4限、5限(14:40-17:50)BKC にて実施します。

5

【受入機関研修】

8月上旬~9月下旬(予定)に受入機関研究を目的に,原則半日から2日間で参加企業・団体に出向き研修(インターンシップ)を行います。研修初日に,夏季休暇期間中にチームで取り組んできた受入機関研究発表を行います。

6〜8

【学内研究会】

一次提案に向けてのグループワーク

9

【学内研究会,模擬発表】

一次提案に向けて模擬発表を行います

10

【一次提案】

10月~11月(予定)に,専攻学問を生かした問題発見・課題解決の企画立案発表を,原則として大学にて行います。発表をもとに課題提示企業・団体関係者との間で活発な意見交換がなされ,最終提案に向けて最終的な方向性の確認を行います。

11〜14

【学内研究会】

最終提案に向けてのグループワーク

15

【学内研究会,模擬発表】

最終提案に向けて模擬発表を行います

16

【最終提案】

12月(予定)には,一次提案で得られた意見や評価をもとに,何回かの学内研究会を経て,より発展的かつ実現可能なものへ内容を高めた採取提案を行います。発表は原則として,課題提示企業・団体に出向き行います。受入機関側からは幹部社員などが多数参加し,忌憚のない意見や評価がなされます。

17

【総括】

全員が集い,半年間に及ぶ学習プログラムから何を得たかを評価シートに記載する中で振り返り内省化します。

Class Format

Recommendations for Private Study

 本演習を通じてビジネス社会と長期間にわたり接触し,多くの社会人と交流することになるわけですから,最低限,毎日,新聞を読む習慣を身につけてください。特に,受入機関に関わる記事は見落とさずしっかり目を通すようにしましょう。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 0

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

①学内研究会や各種研修への出席状況と学習姿勢(40%),②各種レポートの提出(随時),一次提案・最終提案における取組み姿勢,成果報告書の3要素(50%),③発表における受入者評価(10%)をもとに「総合的」に評価します。

Grade Evaluation Method (Note)

 評価は,毎週実施される学内研究会および演習に組み込まれた各種研修への出席状況,参加企業・団体で行われる受入機関研修での学習姿勢,発表内容,さらに各種提出物をもとに総合的に判定されます。中でも出席要件は厳密に運用しますので,無断欠席はもちろん遅刻も厳禁です。日常点評価に加え,報告書の内容を検証しコーディネーター教員が最終的な成績評価を行います。

Advice to Students on Study and Research Methods

 本演習は「授業の概要」でも記したように,基本はインターンシップです。ですから,受講生自らがチーム力を結集して最大限学び取ろうという強い意志の上に成り立つ学習プログラムです。過去の事例でも,「誠実な取組み姿勢が若手社員の強い刺激になった」,「大学生のレベルとは思えない優れた立案力」など,能動的な学習姿勢と成果に対して高い評価が数多くなされました。受け身でなく,常に能動的に臨んで欲しいものです。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
「考え方・伝え方」のきほん HRインスティテュート 翔泳社 4798138568 組織における仕事のルールの基本を分かりやすく解説した本。
世界一やさしい問題解決の授業 渡辺 健介 ダイヤモンド社 4478000492 コンサルタントが用いる問題解決の考え方を分かりやすく解説。
大学生のためのリサーチリテラシー入門:研究のための8つの力 山田 剛史・林 創 ミネルヴァ書房 4623060454 企業における問題発見・課題解決にも役立つリサーチリテラシーに関する文献。

Reference Books (Frequency of Use, Note)

 コーオプ演習の事前学習として役立ちそうな3冊を挙げました。

Web Pages for Reference

 「キャリア教育センターHP」
 http://www.ritsumei.ac.jp/cec/


その他,課題提示企業・団体の公式ホームページは受講前に必ずチェックしてください。

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Communication Paper,Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)

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 キャリア教育センターは情報の宝庫です。情報収集に立ち寄ることを強く勧めます。