授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30430:[2025 秋セメスター]免疫学(M) 2025 秋セメスター 月4 生命科学部 白壁 恭子 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 109号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

初学者を対象とした授業であり、免疫学のコアの部分の十全な理解を目指す。免疫に関わる分子、細胞、器官について基礎的な知識を習得し、それらが巧妙にプログラムされた連鎖反応によって病原微生物に対する生体防御機能を発揮することを理解する。コースの後半では、病原微生物以外の対象に向けられる免疫や免疫が関係する疾患、すなわち、移植、腫瘍、アレルギー、自己免疫疾患、免疫不全などについて学ぶ。
授業内試験を1回実施し、出題意図の説明を行う。定期試験も実施する。

受講生の到達目標

1. 免疫系の細胞と器官について説明できる。
2. 抗体分子、抗原受容体分子の構造と機能を説明できる。
3. 免疫が病原微生物に対する生体応答であることを理解する。
4. 病原体の進入後に連続して起こる反応を順を追って説明できる。
5. 移植免疫、腫瘍免疫、アレルギー、自己免疫疾患、免疫不全の病態を説明できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

生物科学1、生化学、分子生物学、微生物学

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等

本科目は+R授業対象科目。第10回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照

1〜2(白壁)

イントロダクション:免疫系について(第1章)

自然免疫、獲得免疫、免疫に関わる細胞、免疫系の組織、抗原受容体

3(白壁)

自然免疫(第2章)

自然免疫に関わる受容体、自然免疫の構成因子、自然免疫応答

4(白壁)

抗原の捕捉とリンパ球への提示(第3章)

T細胞による抗原認識、MHC分子の構造と機能、B細胞による抗原認識

5(白壁)

獲得免疫系における抗原認識(第4章)

リンパ球の抗原受容体、B細胞とT細胞の分化

6(白壁)

T細胞性免疫(第5章)

抗原認識と共刺激、T細胞の機能応答

7(白壁)

T細胞免疫のエフェクター機能のメカニズム(第6章)

CD4陽性ヘルパーT細胞、CD8陽性細胞傷害性T細胞(CTL)

8(白壁)

体液性免疫応答(第7章)

B細胞の活性化、ヘルパーT細胞の機能

9(白壁)

体液性免疫のエフェクター機能のメカニズム(第8章)

オプソニン化、補体系、ワクチン

10(白壁)

授業内試験(60分)、解説(30分)、これまでのまとめ(+R)

自然免疫、獲得免疫、抗原提示細胞、T細胞、B細胞、T細胞性免疫、体液性免疫

11(白壁)

免疫寛容と自己免疫(第9章)

中枢性・末梢性T細胞寛容、制御性T細胞、自己免疫

12(白壁)

腫瘍免疫学と移植免疫学(第10章)

腫瘍に対する免疫応答、移植に対する免疫応答

13(白壁)

過敏症(第11章)

過敏症反応の種類、抗体や抗原-抗体複合体により生じる疾患、T細胞により生じる疾患

14(白壁)

先天性および後天性免疫不全症(第12章)

先天性(原発性)免疫不全、エイズ

授業実施形態

対面授業を14回実施する。

授業外学習の指示

教科書を読んで予習をしておくこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 70

定期試験により到達目標に対応する理解度を評価する。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
30

授業内試験を1回行い、到達目標に対応する理解度を評価する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

日ごろから教科書・参考書による予習・復習を心がけ、病気や健康に関するニュースなどに興味をもつこと。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
基礎免疫学 アバス、リックマン、ピレ著、中尾篤人監訳 エルゼビア・ジャパン 9784866550053 簡潔にして要を得た教科書。基本的に毎回の授業前後で予習・復習に用いる。

教科書(使用頻度、その他補足)

講義はかならずしも教科書どおりには進行しないが、事前に通読しておくと講義の理解が容易になる。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
免疫生物学 Janeway等著、笹月等訳 南江堂 9784524253197 やや詳しい教科書
Janeway's Immunobiology Murphy等著 Garland Science 978-0815345510 上記の最新オリジナル版
エッセンシャル免疫学 Parham著、笹月監訳 メディカル・サイエンス・インターナショナル 978-4895928649 医学的な免疫学の教科書

参考書(使用頻度、その他補足)

免疫学に興味のある学生には上記の参考書に挑戦してもらいたい。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/