授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
50410:[2025 秋セメスター]比較文化論(P) 2025 秋セメスター 金2 政策科学部 田林 葉 2

キャンパス

OIC

授業施設

C273講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

本科目は「文化の輸入・定着・翻案・輸出」をキーワードに、日本と欧米諸国の関係を検討するものです。

近代化過程において、日本が西欧諸国から様々な異質な文化や制度を輸入し、それを模倣したり、土着のものと接木したり、土着のものを断絶させたりしながら独自の文化を築き、場合によっては西欧諸国に(逆)輸入するというプロセスを確認します。逆に日本独自の文化構築物が、どのように海外諸国へ移動し、定着、変容するかも見ていきます。具体的な事例として、近現代の食、翻訳、教育、芸術などを取りあげる予定です。

受講生の到達目標

欧米諸国と日本の文化を比較することにより、それぞれの文化の類似性と独自性を理解できる(共時的)。
具体的な身近な事例から、一つの文化様式の生成・定着・交流・変容のプロセスを理解し、複合的な視点を持つことができる(通時的)。

事前に履修しておくことが望まれる科目

LGA入門、LGA各語種初級I, II, III、EPS諸科目、Area Studies Readingなど、外国語を用いる科目
CRPS開講科目など、留学生と共に学ぶ科目など

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

イントロダクション:文化とは何か

講義の方針
【+R授業】+R授業については各担当者がVODを作成、もしくは他の双方向性が確保できる方法で実施します。実施内容及び方法については、manaba Rまたは初回授業で担当者が案内します。

2

文化を科学するー文化の概念的理解

文化の定義、歴史的変遷、学術研究の対象としての文化

3

理論枠組みと事例

文化の移動と変容
文字と食文化の事例を用いて

4

テキストの移動と変容ー文字、テキスト、翻訳など

外国語から日本語へ

5

テキストの移動と変容ー文字、テキスト、翻訳など

日本語から外国語へ

6

テキストの移動と変容ー文字、テキスト、翻訳など

現地化(domestication/localization)
外国化(foreignization)
真正性(authenticity)

7

中間まとめ

前半講義の振り返りと後半の導入
ESのプレゼンテーション

8

非テキストの移動と変容

シンボルと移動の容易さ・優先度の決定要素

9

非テキストの移動と変容

食文化

10

非テキストの移動と変容

文化の真正性と現地化

11

高等教育制度の生成、移動、変容ー日本、アメリカ、女子教育を中心に

高等教育の生成
Who goes, who pays, and what do they study?

12

高等教育制度の生成、移動、変容ー日本、アメリカ、女子教育を中心に

高等教育の移動と変容
Who goes, who pays, and what do they study?

13

高等教育制度の生成、移動、変容ー日本、アメリカ、女子教育を中心に

女子教育

14

講義総括

文化の移動の変容
現地化(domestication/localization)
外国化(foreignization)
真正性(authenticity)

授業実施形態

対面授業14回 ただし必要に応じてメディア授業になることがある

授業外学習の指示

身近な事象や、他国との関係などに関心を持って、音楽、映画、文学、舞台芸術、スポーツ、食、政治、テクノロジーなどのさまざまな「文化」に触れてみること。外国語、外国人や外国文化との接触によって、自身の持つ文化を相対化する機会を作って欲しい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 100

文化について、理論を含む講義内容の理解度、および歴史的・今日的な事例との関連付けの的確さを評価対象とする。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
0

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

文化関係の読書はもちろんのこと、日々の新聞、テレビ、ネット等で、ニュース報道および身近な文化に関心を持ち、欧米諸国に関する情報収集に心がけてください。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
翻訳語成立事情 柳父 章 岩波書店
政治思想のなかの女 スーザン・モラー・オーキン 晃洋書房
大学とは何か 吉見俊哉 岩波書店
大学の誕生 天野郁夫 中公新書
遺産相続者たち ブルデュー・パスロン 藤原書店
比較文化論 山口修・斉藤和江 世界思想社
ヨーロッパ文化と日本文化 ルイス・フロイス 岩波文庫
異文化理解 青木保 岩波新書
肉食の思想ーヨーロッパ精神の再発見 鯖田 豊之 中公新書
フードトラップ マイケル・モス 日経BP社
文化の翻訳 青木保 東京大学出版会
明治洋食事始めーとんかつの誕生 岡田哲 講談社学術文庫
菊と刀 ルース・ベネディクト 講談社学術文庫

参考書(使用頻度、その他補足)

その他、必要に応じて指示する。

参考になるwwwページ

必要に応じて指示する。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/