授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
35650:ピア・サポート論(G4) 2024 秋セメスター 水4 経済学部,理工学部,食マネジメント学部,生命科学部,薬学部,スポーツ健康科学部 沖 裕貴 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 105号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 本科目は「立命館科目」として、相互支援による学びのコミュニティの裾野を広げていくことを目的に、本学で蓄積されてきた学生同士による学生支援のシステムやピア・サポートを取り上げる。特に、高校から大学へと学びの転換を図っていくうえで、ピア・サポーターの果たす役割を理解する意義は大きい。本科目を通じて、ピア・サポートの理念・目的をはじめ、自大学の歴史や基本的な青年期発達理論を理解し、コミュニケーション能力や課題解決能力の要点を習得することができるようになる。本科目は、ピア・サポートに求められる知識、技能、実践力の獲得を目指す。課題としてのミニペーパーに対して、manaba+R 等を通じてフィードバックを行う。
 なお、本授業はピア・サポートのためのグループワーク等を毎回行うため、対面授業とする。

受講生の到達目標

① 青年期の発達理論や現代大学生の特徴をふまえ、ピア・サポートの理念や目的、意義について説明することができる(知識・理解)。
② 本学におけるピア・サポートの理念・目的や、各種ピア・サポート(オリター制度、ES制度等)の歴史、仕組みを説明することができる(知識・理解)。
③ ピア・サポートについて自ら学ぶ態度を持ち、講義や演習を通して得た知識や経験を学生生活の様々な場面におけるピア・サポート等の取り組みに生かそうとする(関心・意欲・態度)。
④ コミュニケーションや課題解決等の技能を習得し、必要な場面で実際に活用することができる(技能・表現)。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第01回(対面授業)

ガイダンス

自己紹介、授業の到達目標、進め方、成績評価方法等、各回の授業の概要

第02回(対面授業)

立命館大学の歴史について

立命館大学の教育と歴史、立命館憲章、建学の精神「自由と清新」、「平和と民主主義」、ピア・サポートの展開

第03回(対面授業)

ピア・サポートについて

ピア・サポートの理念、ピア・サポートの役割、育成する人材像、立命館大学のピア・サポート(ES、オリター)

第04回(対面授業)

青年期とアイデンティティ

アンデンティティの概念、アイデンティティ形成の相互支援

第05回(対面授業)

自己主張の方法:アサーション

自己表現、アグレッシブ、アサーティブ、ノンアサーティブ

第06回(対面授業)

聞き方を学ぶ:オーディエンス教育

聴き手に求められる力、傾聴、アクティブ・リスニング

第07回(対面授業)

伝え方を学ぶ(1):論理的な主張・提案

ロジック・ツリー、目標達成、目標―手段

第08回(対面授業)

伝え方を学ぶ(2):的確な指示

ラポート、交渉・説得

第09回(対面授業)

言葉かけを学ぶ:ほめ言葉

モチベーション、フィードバック、承認、建設的批判

第10回(対面授業)

相手を導く方法:コーチング

コーチング、傾聴・質問・要望のスキル、GROW モデル

第11回(対面授業)

コーチングを実践する

コーチング、相手の立場に立って考える、実践から学ぶ、経験学習

第12回(対面授業)

アイデア発想法を学ぶ(1)

他者との対話、ブレインストーミング

第13回(対面授業)

アイデア発想法を学ぶ(2)

ペルソナ、企画シート

第14回(対面授業)

ピア・サポートを実践する(1)

学生の相互支援、実践から学ぶ

第15回(対面授業)

ピア・サポートを実践する(2)

学生の相互支援、実践から学ぶ、授業全体のリフレクション、ピア・サポートについての総括

授業実施形態

全回、対面授業

授業外学習の指示

 授業で獲得したスキルや態度は、日常の学生生活の中で積極的に実践することが求められる。授業中や manaba+Rで報告する機会を設ける。
 さらに、本授業の受講後もしくは並行してピア・サポートに従事することが望ましい。
 毎回の授業で課されるミニペーパーについては、参考文献等を参照しながら作成すること。さらに、まとめレポートに関しては、授業の振り返りをしっかりと行った上で執筆すること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

 内訳はまとめレポート 40%、毎回のミニペーパー60 %

(1)まとめレポート
 期末に課すまとめレポートの提出を必須とする。到達目標1から4に対応して、本授業で扱ったピア・サポートの理念やそれに関わる理論の学習やワークを通じて、自分自身が何を学んだか、自分がどう変わったかについて、2,000 字程度のまとめレポートを課す。 manaba+R を通じて提出すること。評価は、授業内容の理解度や授業外での取り組みの程度に応じて行う。詳細については授業で説明する。

(2)毎回のミニペーパー(4 点×15)
 到達目標1から4に対応して、毎回の授業でその日のテーマに関してミニペーパー(400字)を課す。授業で検討したテーマについての理解の程度、および学んだことがらを客観的に見つめる態度や興味関心の程度、レポートの適切な書き方等に応じて、0~4 点で評価する。

成績評価方法(備考)

 ミニペーパーの採点基準:各回のミニペーパーの課題は4点満点とする。内容がテーマとずれている場合は1点減点、誤字・脱字があれば1点減点、常体で書かれていなければ1点減点、段落(字下げ)ができていなければ1点減点、指定の文字数よりも少なければ1点減点とする。ただし、いくら減点が重なっても最低点は0点となる。

受講および研究に関するアドバイス

 本授業では、毎回異なるグループやペアで演習を行う。初めて出会う人たちと様々なコミュニケーション・トレーニングを行うが、恥ずかしがらず、積極的、主体的に取り組むこと。これらは、ピア・サポーターのみならず、教職やボランティア、インターンシップ等多くの役割や仕事に共通して求められる技術であり、自分を知り、自分を成長させるために必要なトレーニングである。遅刻等、他の受講生に迷惑がかからないようにすること。
 本授業は、ES やオリター等の任用の条件ではないが、本授業を受講する学生には、ES 志願者はもちろん、教職志望者やオリター等学内で様々なピア・サポートを志望する学生を想定するほか、西園寺育英奨学生の積極的な参加も期待している。なお、受講者が超過した場合には事務局において受講者調整を行う。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

必要な資料はmanaba+Rのコンテンツ等に上げる。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
必携!相互理解を深めるコミュニケーション実践学(改訂版) 沖裕貴・林德治編著 ぎょうせい 978-4-324-09005-3 C3037

参考書(使用頻度、その他補足)

本授業のもとになる書籍です。特に購入する必要はありません。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html