授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
32417:[2025 秋セメスター]振動波動入門 (A5) 2025 秋セメスター 金2 理工学部 和田 浩史 2

キャンパス

BKC

授業施設

フォレストハウス206号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

私たちのまわりにある様々な振動現象,波動現象を統一的に理解することを目指す.
振動は一般に,復元力(ばねの力)と抵抗力(粘性力)が作用する物体に起きる現象で,
さらにそれ以外の外力が作用することで,複雑な現象になっている.
これらを数学的に理解するためには,振動する系が従う運動方程式を解き,その結果を数学的に分析することが必要となる.
そのために,微分方程式の一般的な取り扱いや解法を学び,得られた数学的な結果を,物理的に翻訳することが講義の中心となるだろう.
 前半に振動、後半に波動を扱う。今年度についてはすべての授業をオンラインで実施する。理解度を深めるため、授業後に複数回の小テストを実施する。また3回程度のレポート課題を出す予定である。詳細は随時コースニュースなどでアナウンスする。

受講生の到達目標

振動は微分方程式を解いて理解できるようになること。波動は、難しい数学を用いることなく、公式に当てはめて諸量を計算できるようになること。

事前に履修しておくことが望まれる科目

力学入門を履修しておくこと.特に単振動に関して,運動方程式,力学的エネルギーを復習しておくように.
また,三角関数や指数関数が中心的な役割を果たすので,それらの性質や微積分をしっかりと復習しておくこと(高校数学IIIの内容を完璧に).

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
-

+R授業対象科目。第3回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照。

1

単振動の力学と微分方程式

単振動のパラメータ,運動方程式,微分方程式の分類

2

定数係数線形斉次微分方程式

特殊解の求め方,複素指数を三角関数に直すこと,
斉次線型微分方程式の解の構造,一般解の構成法

3

粘性抵抗が作用する振動系の力学

減衰振動・過減衰・臨界減衰,粘性抵抗によるエネルギーの散逸

4

非斉次定数係数線形微分方程式

非斉次定数係数線形微分方程式の解の構造,
非斉次項と特解の関係,
一般解の構成

5

自由振動系への外力の作用

強制振動,発散する共振現象

6

粘性抵抗を持つ振動系への外力の作用

定常振動解,変位振幅倍率,変位振幅の共振とエネルギーの共振

7

まとめと応用

力学振動系,あるいは電気回路の分析

8

波の性質

縦波と横波、重ね合わせの原理と干渉

9

弦を伝わる横波の満たす波動方程式と波の速度

10

正弦波とその重ね合わせ

振幅、波長と波数、周期と振動数

11

両端を固定した弦に発生する波と定在波

境界条件,基本波と高調波

12

音波と波動方程式

空気中の音速、変位波と圧力波

13

気柱内に発生する定在波

開管・閉管と境界条件

14

弾性体内の波

媒質の静力学(弾性体の性質)

授業実施形態

原則として14回すべてを対面で実施する。(ただし、状況により、数回(7回以下)のオンライン授業を含む可能性がある。)

授業外学習の指示

各週の授業内容で分からないことは、その週内に解決しましょう。
質問を大いに歓迎します。また、毎週開催されている「物理駆け込み寺」(物理・数学なんでも相談所)で先輩や他の教員に質問を持って行くことも大いに奨励します。
「物理駆け込み寺」では,物理やその他の理工系科目について,授業の内容の復習をしたい、用語・公式の意味がよく分からない、レポートについてのアドバイスが欲しい、友達同士で学習できる場が欲しい・・・と思っている学生に対して,講師や先輩が様々なアドバイスをしています.有効に利用すると,講義内容のより深い理解につながりますので,ぜひ利用してください.
「物理駆け込み寺」の開催場所や時間については,後日配られるチラシやWEBで確認してください.
今年度については、オンラインでの開催予定です。詳細についてはコースニュースなどでアナウンスしますのでそれらをチェックしてください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 60

基本概念や語句の理解を前提に、WEB小テストと同じ程度の難易度で記述式も含んだ問題を出題する。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
40

manabaで複数回の小テストを実施する。また、レポートを1-2回程度出題する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

#N/A!

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
物理学基礎 第5版 原 康夫 学術図書出版社 4780605259 力学入門と共通
物理てならひ帖 大坂・土田・濱地・俵口・前 学術図書出版社 力学入門演習と共通

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー

備考


【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/