| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 50409:[2025 秋セメスター]国際公共政策(P) | 2025 | 秋セメスター | 金2 | 政策科学部 | 玉井 良尚 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
1世紀以上前から構想されている「世界連邦政府」は、未だない。ウクライナ侵攻は、国際機構の力の限界を見せつけている。
それにもかかわらず、世界は目標を有し、目標達成のための計画をたて実行しようとしている。むろんその実行は十分ではなく、国家によって大きな差がある。そればかりか、目標自体が国際政治の中でかき消されることすらある。むしろ目標がある分野のほうが少ないのが実情である。
それでもなお、国際公共政策という分析枠組みが可能なのは、国益の違いを超えて、制度や意識により、世界をより良くしようとするストリームがあるためである。国連、OSCE等の国際機構、NATO等の同盟、WTOやWHOは、確かに多くの問題を抱えている。しかしその制度の存在により世界は相対的には安定している。国際公共政策の意思決定、主体、争点を学習することで、国際公共政策の過去と未来を考える。
受講生の到達目標
②国際公共政策の決定に関与しているアクターそれぞれが、どのような利点と限界を有しているのかを説明できるようになること。
③個々の問題領域における国際公共政策の具体的な内容を把握したうえで、問題を解決するためにいかなる意思決定方法と政策が必要とされているのか、何が妨げとなっているのかを説明できるようになること。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | 公共性・公共政策とは何か |
「コモンズの悲劇」「アンチ・コモンズの悲劇」の理論から公共性及びそれに基づく政策の意味を考える。
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| 2-5 | 国際公共政策の理論と主体 |
国際社会における国際機構、国家、そしてNGOの特徴を踏まえつつ、そこで行われるディールや妥協、コンセンサスなどについて考える。 |
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| 6-8 | 伝統的安全保障と公共政策 |
民族紛争、テロリズム、失敗国家、人間の安全保障と保護する責任(R2P)など、米ソ冷戦後に浮上した国際的な安全保障課題を紹介しつつ、今日の伝統的安全保障の中の公共性について考える。 |
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| 9-11 | 国際環境政策と食糧安全保障 |
ストックホルム宣言からリオ宣言、そしてパリ協定に至る国際環境政策の流れと、古くからの食糧安全保障との間の緊張関係について考える。 |
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| 12-14 | 日本と国際公共政策 |
戦後日本政治を規定した55年体制を起点とし、今日に至るまでの日米同盟や今世紀において日本が果たしうる国際公共政策について考える。 |
授業実施形態
・初回講義を+R授業とし、20分のVOD(ガイダンス)を事前に視聴した上で、95分の初回講義(対面)を受講してもらいます。
・メディア授業を実施する場合、時間割通りの曜日・時限のライブ配信を想定していますが、 時間割通りの曜日・時限に限らないオンデマンドでの教材による授業も場合によっては行います。
授業外学習の指示
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 小テスト、レポート、出席等により総合的に評価する。 |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 新グローバル公共政策 改訂第2版 | 庄司真理子・玉井雅隆・宮𦚰昇編 | 晃洋書房 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 国際関係の争点 | 宮𦚰編 | 志學社 | ||
| 国際レジーム | クラズナー | 勁草書房 | 河野勝監訳 | |
| 国際行政の新展開 | 福田耕治編 | 法律文化社 | ||
| 制水権 | 玉井良尚 | 国際書院 | ||
| 国益を守る | モーゲンソー | 志學社 | ||
| 談合と民主主義 | 玉井良尚ほか編 | 志學社 | ||
| グローバル・ガバナンス 10号 | 芦書房 | |||
| アジアの経済安全保障 | 長谷川将規 | 日本経済新聞社 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/