| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 15827:[2025 秋セメスター]日本経済論(S) | 2025 | 秋セメスター | 水1 | 産業社会学部 | 永島 昂 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
【1】近代的成長の起源とその波及
18世紀後半から19世紀にかけて、世界の中で近代的成長を始める国が現れ、各国へと波及した。近代的成長は「いつ」「どこで」「なぜ」始まったのかについて、考えていく。
それらの問いへの答えの一部はイギリス産業革命であり、それを足掛かりに近代的成長がスタートする。その後を、アメリカ、ヨーロッパが続き、日本などのアジア地域にも工業化の流れが及ぶ。工業化のプロセスや諸条件について、考えていく。
【2】明治期から第二次世界大戦期までの日本の経済成長
1868年の明治維新後、日本は西洋の制度と技術を急速に導入し、近代的成長を開始する。明治期から第二次世界大戦までの経済成長の特徴、要因、諸条件について、考えていく。
明治期の経済成長は、在来産業と近代産業がともに拡大し、生産性向上を果たすという、「均衡成長」の性格が強かった。これに対して、第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけての経済成長は、重化学工業化や大都市圏の発展を背景に、産業間の労働生産性格差の拡大、所得分配の不平等化、同一産業内での大企業と中小企業間の労働生産性・賃金格差の拡大、地域間所得格差の高まりなどが観察される。戦間期のこうした性格は「不均衡成長」や「二重構造」と表現されてきた。
【3】戦後復興期から安定成長期までの日本の経済成長
戦後日本の経済成長を時系列的に解説していくが、そこでの主要な関心事は1960年代を中心にして「なぜ高度成長が実現したのか」というものである。また戦間期に形成された「不均衡成長」や「二重構造」は戦後過程でどのように変容していったのか、考えていく。
受講生の到達目標
②日本経済に関して自ら考察し、見解が論理的に述べられること
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
|---|---|
| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | イントロダクション(オンデマンド型授業) |
授業概要、スケジュール、成績評価 |
|
| 2 | 近代経済成長の始まり |
持続的な経済成長、大分岐、イギリス産業革命 |
|
| 3 | 工業化の広がり |
アメリカの工業化、後発国の工業化、幕末日本の開港・貿易の開始 |
|
| 4 | 日本経済の均衡成長 1868-1913 |
マクロ経済の動向、制度改革、殖産興業政策 |
|
| 5 | 日本の産業革命 |
産業革命、欧米型生産モデルの移植 |
|
| 6 | 近代的移植産業と在来産業の展開 |
紡績業と製糸業、在来産業 |
|
| 7 | 戦間期の日本経済 |
マクロ経済の動向、経済政策 |
|
| 8 | 重化学工業化、都市化、産業集積 |
重工業化、産業集積、中小工業 |
|
| 9 | アジア・太平洋戦争と日本経済 |
戦時統制経済、工業整備 |
|
| 10 | 戦後改革と経済復興 |
経済民主化、経済復興 |
|
| 11 | 高度経済成長(1)(オンデマンド型授業) |
高成長メカニズム
|
|
| 12 | 高度経済成長(2)(オンデマンド型授業) |
高成長のメカニズム |
|
| 13 | 安定成長への転換(オンデマンド型授業) |
「経済大国」を支えた仕組み |
|
| 14 | 日本の近代経済成長(オンデマンド型授業) |
まとめ |
授業実施形態
(※対面授業をオンデマンド型授業に切り替える場合は、事前に授業およびコースニュースで周知する)
【+R授業】は第11回授業で実施予定。詳細については、コースニュースにて周知する。
授業外学習の指示
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 100 | 授業で取り上げた内容から理解度および自らの考えを問う定期試験を実施する |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
※※※2023年度よりレポート試験は廃止されています。期末レポート等を実施される場合には、「平常点評価」欄に「期末レポート」としてご入稿ください※※※ |
|
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 日本経済史 | 武田晴人 | 有斐閣 | 9784641165281 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/