| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 34046:技術者倫理(TA) § 34047:特殊講義(基礎専門)Ⅰ(技術者倫理)(X) | 2022 | 春セメスター | 火1 | 理工学部 | 笹谷 康之、田岡 直規 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
一方、技術士倫理綱領の前文では「技術士は、その使命を全うするため、技術士としての品位の向上に努め、技術の研鑚に励み、国際的な視野に立ってこの倫理綱領を遵守し、公正・誠実に行動する」と謳っている。
よって、本科目では、今日の社会を築いてきた科学技術の大きな成果と負の課題を直視し、予防倫理の立場から技術者として公衆の安全・健康・福利を守るべき規範や責任を理解するとともに、果敢に挑戦して科学技術の新領域を拓いて幸せな未来社会を創出する志向倫理を学ぶ。1回生にもわかりやすく、感想文・作文と全く異なり社会で使われるレポート作成等を基礎から学び、レポートを相互に評価しあい、動画を含めた豊富な事例をもとに、下記に記す到達目標の考え方と手法を修得する。
受講生の到達目標
広義の獲得目標
下記を自らの行動規範に据える。
「自由と清新」建学の精神
「平和と民主主義」教学理念
「独創性と高い倫理観に裏付けされ、科学技術の新領域を拓き未来社会を支える人材を育成」理工学部の人材育成目的
獲得目標の柱
1.信頼性を基準に文献その他の情報を利活用してコミュニケーションが取れるスタディスキルを修得する
2.技術士倫理要綱の理解とこれに基づく技術者倫理の判断力と態度を修得する
3.今日の科学技術の新領域と未来社会と捉えられるSociety 5.0(データ駆動社会)を柔軟に切り拓く
【教育目標】
[2018年度以降入学生]
(C-5) 高い倫理観をもち、国内外の都市環境の改善・管理を行うにあたって、技術者としての責任感や向上心を有している。
[2016-17年度環境システム工学科入学生]
(A) 科学技術や歴史・文化を社会的な連関のなかで捉えられる諸科学の素養
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
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※下記の授業スケジュールは、BCPレベル1~2を想定して記載しています |
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| 1/笹谷康之 | 大学での学びとは |
建学の精神、教学理念、科学技術の新領域、学習ピラミッド、4種のヒューマンエラー、レポート作成能力、ICTスキル、課題発見解決能力、出典、信頼性 |
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| 2/笹谷康之 | SDGs(持続可能な開発目標) |
目標・ターゲット・指標、誰も置き去りにしない、トリプルボトムライン、バックキャスティング、マルチステークホルダー、SDGsアイコン、SDGsイシューマップ |
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| 3/笹谷康之 | 知的財産権 |
産業財産権、著作権、肖像権、写真、レタッチ(画質補正) |
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| 4/田岡直規 | 技術者倫理とは |
法と倫理、倫理と技術者倫理、米国の技術者倫理、倫理綱領、事例研究 |
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| 5/田岡直規 | 企業倫理と技術者倫理(1) |
企業倫理、企業の社会的責任、企業コミュニティ、事例研究 |
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| 6/田岡直規 | 企業倫理と技術者倫理(2) |
内部告発、企業の罪、ハインリッヒの法則、事例研究 |
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| 7/田岡直規 | 原子力と技術者倫理 |
説明責任、JCO臨界事故、スリーマイル島・チェルノブイリ原発事故、東日本大震災と原発事故 |
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| 8/笹谷康之 | コミュニケーション |
コミュニケーションと通信、事実、良識、確証バイアス、ファクトチェック、ネチケット、チェックリスト |
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| 9/笹谷康之 | Wikipedia |
クリエイティブコモンズ、GFDL、特筆性、Wikipedia、Wikimedia Commons、Wikiマークアップ言語 |
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| 10/笹谷康之 | リスク 管理と挑戦 |
リスク管理、リスクへの挑戦、危険、危機、正常化バイアス、三現主義、BCP、6W2H、SWOT分析 |
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| 11/田岡直規 | 科学技術社会と技術者倫理(1) |
科学技術社会論、科学技術の不確実性、安全と安心、水俣病 |
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| 12/田岡直規 | 科学技術社会と技術者倫理(2) |
作動中の科学、予防原則、イタイイタイ病、BSE問題 |
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| 13/笹谷康之 | 幸福とイノベーション |
幸福、マズローの欲求5段階説、寄付、ボランティア、イノベーション、Society 5.0、AI、ELSI、ロボット三原則、軍民両用、シンギュラリティ |
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| 14/田岡直規 | 科学技術と研究倫理 |
科学技術における不正行為、ベル研論文捏造事件、STAP細胞問題、科学者の行動規範 |
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| 15/笹谷康之 | データ・リテラシー |
個人情報、ライフログ、マルウェア、情報セキュリティ、サイバー犯罪、DX、デジタルツイン、メタバース、オープン戦略、GAFA |
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| 付記 | 講義分担の変更 |
担当者の都合で、順序が入れ替わることがある。 |
授業実施形態
・1回目~7回目までの7回がZoomによるオンライン授業、8回目以降の8回が対面授業とする。Zoom授業では、スライドを見ながら、必要に応じて授業中に作業を行うために、スマホではなく、PCやタブレットを使うことを推奨する。議論に不慣れな1回生からの配当授業であり、前半にZoomのブレイクアウトルームで初対面の学生同士が4名程度で議論することに慣れてから、対面の教室でも近くの学生同士で議論することを求める。
【BCPレベル2の場合 / In the case of BCP level 2】
・1回目~7回目までの7回がZoomによるオンライン授業、8回目以降の8回が対面授業とする。Zoom授業では、スライドを見ながら、必要に応じて授業中に作業を行うために、スマホではなく、PCやタブレットを使うことを推奨する。議論に不慣れな1回生からの配当授業であり、前半にZoomのブレイクアウトルームで初対面の学生同士が4名程度で議論することに慣れてから、対面の教室でも近くの学生同士で議論することを求める。
【BCPレベル3~4の場合 / In the case of BCP level 3-4】
・1回目~15回目までの15回すべてZoomによるオンライン授業を行う。Zoom授業では、スライドを見ながら、必要に応じて授業中に作業を行うために、スマホではなく、PCやタブレットを使うことを推奨する。
授業外学習の指示
・過去の授業の、優秀レポート、優秀スライドを例に、到達目標を理解すること。課題解決手法として、6W1H、SWOT分析、SDGsイシューマップを常に意識して、レポートを作成すること。
・レポートの出典は、IPCC、IPBESをはじめとする国際機関、各国政府、民間機関の信頼できる最新の知見に基づくレポートを比較して用いること。VPN接続によって、図書館のデータベースにアクセスして、新聞・雑誌等を読むこと。信頼性の低い一般向きのネットニュースに頼るのではなく、全国18000名ほどの新聞記者がまとめたより信頼性の高いニュース、Cinii、国立国会図書館サーチ、Google Scholarで検索した論文、行政の白書等を見比べて読み、信頼性のあるレポートを書くこと。
・実社会で通用するレポートの書式を求める。ワープロソフトを使って適切に余白(マージン)、ヘッダ、本文、フッタ、出典リンク、図版をレイアウトして、A4判PDF出力すること。一部のレポートは、学生同士で相互評価する。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 0 | |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 授業中に課す出席カードのアンケートにすべて答えて、2/3以上出席することを必要条件にする
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成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
自宅でPCに安定して回線がつなげられること。Zoom授業のルールは以下のとおり
・Zoombombing回避のため、ミーティングのIDとパスワードは、絶対に受講者以外に伝えてはならない
・音声は通常はミュート
・オンライン会議のマナーであり話者が反応を確認するために、カメラはオンにする(TAがチェックする。通信上の問題があってオフにする場合は、チャットでことわること)
・質問は、手を挙げるボタンを押して、チャットに書き込む
・こちらからの問いかけや、なるほどと思った場合は、反応ボタンを押す
・Zoomの氏名は、漢字や英字でわかる名前にする
・授業が終了後は質問のない学生はすぐに退出すること。TAとの打ち合わせがあり、退室のない学生はエスケープしたとみなす
・ブレイクアウトセッションで数人のブレイクアウトルームに入ったときは、メンバーで積極的に議論すること
・PCとスマホの2回線を使うときは、ブレイクアウトルームで使わない回線には名前の後ろに(不在)と記す
【レポート作成】
レポートは、社会的に通用する下記の形式の順守を求める。
・A4判縦置きPDFファイル厳守(ネット標準でなく特定の企業に依存するWordファイルは厳禁)
・指定したPDFのファイル名を守る(英数字は半角)
・余白は約20mm(Wordの「標準」と記された余白は米国レターのローカル標準にすぎない。Wordの「やや狭い」が真の世界標準)
・提出日、氏名の明記
・本文を端的に要約するタイトルの明記(設問を記しても良いが、別途タイトルは必須)
・本文は10.5~11ポイントの明朝体で段落分けして中学校の教科書の文体で記す
・出典の文献/URLリンクを指定どおり正確に記入
・図版と図版タイトルの挿入(図版はアスペクト比を変えるなどの不正使用をしない)
・PDFはPCのワープロで作成してPDF変換することを前提とするが、電車通学時間を有効に使いたい等の事情でスマホを使う学生は、Googleドキュメントのアプリを使いPDF変換することを推奨する
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 特になし |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 第五版大学講義技術者の倫理入門 | 杉本泰治、高城重厚 | 丸善出版 | 978-4621300169 | |
| 技術者倫理 日本の事例と考察―問題点と判断基準を探る | 公益社団法人日本技術士会 | 丸善出版 | 978-4621085127 | 田岡直規他 編著 |
| 101のデータで読む日本の未来 (PHP新書) | 宮本弘曉 | PHP研究所 | 978-4569851129 | |
| 5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる(世界の知性シリーズ) | ケヴィン・ケリー | PHP研究所 | 978-4569850504 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html