授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
50998:[2025 秋セメスター]EPS Project Ⅲ (EPS-C)(A) 2025 秋セメスター 水4 政策科学部 中島 剛 2

キャンパス

OIC

授業施設

AS465セミナールーム

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

政策科学の基礎については「基礎演習」や「プロジェクト入門」で学ぶことになりますが、本クラスでは政策科学のみならず、あらゆる分野の学問で近年重要になりつつある「アブストラクト」の作り方について学習します。      
 
アブストラクトとは、自分が研究する内容について主として英語で簡潔にまとめたものです。単なる要約とは異なり、アブストラクトには、読み手に研究内容をアピールするための各種技術が存在します。情報があふれる現代においては、せっかくの優れた研究成果や研究課題も、他の情報の中に埋もれてしまいがちです。そんな時アブストラクトは、興味を引きそうなタイトルやキーワード、無駄のない文体などといった技を駆使し、潜在的な読み手の注目を呼ぶことで、研究をしかるべき相手に対していわば「売りこむ」役目があるのです。

クラスでは、各学生がどのような分野に関心があるか担当者が把握する一方で、学生は英語のタイトルとアブストラクトの書き方のルールを学びつつ、自分の関心のあるテーマについて実際にタイトルとアブストラクトを書いてみます。その間、学生同士の討議(ピアレビュー)も行います。アブストラクトは通例、研究の結果と結論も含みますが、みなさんの学年ではまだ早いため、効果的なタイトルの作成と、研究の背景、目的、手法について明快に英語でまとめる作業を中心に行います。

具体的には、見本となるアブストラクトを分析し、受講生同士でタイトルやアブストラクトの内容を議論しつつ、さらに効果的なタイトルとアブストラクトへと修正していき、最終的には各学生の現時点での研究テーマを、英語のアブストラクトの形式でまとめます。これが自分の研究の名刺代わりになると思ってください。

受講生の到達目標

英語アブストラクトの構成の基礎を学びつつ、自分のテーマに関わる英文資料を調査し、読み、自分の研究テーマについて、英語でタイトルと簡単なアブストラクト、さらにできれば、より本格的なアブストラクトを執筆することができる実践的な知識と英語力を身につける。
Reading: B2.1
Writing: B2.1
Speaking: B2.1

事前に履修しておくことが望まれる科目

EPS Project I (EPS-C)、Introduction to Social Sciences I (EPS-B) のいずれかを履修していることが望ましい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

 INTRODUCTION なぜアブストラクトを作るのか? アブストラクトを含むアカデミックライティングについて

Why write abstracts? Purposes
【+R授業】+R授業については各担当者がVODを作成、もしくは他の双方向性が確保できる方法で実施します。
実施内容及び方法については、manaba+Rまたは初回授業で担当者が案内します。

2〜5

FIVE MOVES 「アブストラクトの基本構成要素」: モデルとなるアブストラクトを読んで、その5つの構成要素 Background / Purpose / Method / Result / Conclusion について、機能を学習する

Background / Purpose / Method / Result / Conclusion

6

TITLE 「タイトルの重要性」: わかりやすく読み手が興味を持てそうなタイトルの作り方

How to Make A Catchy Title For An Essay

7〜9

SUMMARY 「まとめてみる」: 新聞記事や短いビデオを見て、その内容を簡潔に英語でまとめる。

How To Make A Concise Summary

10〜12

MY RESEARCH 「自分の研究課題」: これまで学んだことをふまえ、自分の研究課題について、英語でアブストラクトを書いてみる。Background / Purpose / Methodのみでよい。Peer Reviewも行う

Writing Abstracts / Peer Review

13〜14

PRESENTATION 「発表会」: 自分の研究テーマのアブストラクトを発表する。

Presentation

授業実施形態

対面授業14回 ただし必要に応じてメディア授業になることがある

授業外学習の指示

受講生は必ず予習(指示された課題)をして授業に参加すること。予習時にわからなかった箇所があった場合は、少なくとも理解できたこととできなかったことを明確にした上で、理解できなかったことについて授業内で積極的に質問すること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業への参加態度、毎週出す課題の成績と提出状況、および、完成したアブストラクトの出来などを総合的に評価する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

本科目を含むアブストラクト系科目は、学術的な英文作成能力や論理的思考の伸長だけでなく、アブストラクトの作成を通して自身の研究を振り返り、改善することができます。英語が得意な学生だけでなく、英語が苦手であったり、自分の研究について客観的に考えてみたい学生もぜひ受講してください。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『外国語の学びと研究のために』
『社会科学系のための英語研究論文の書き方―執筆から発表・投稿までの基礎知識』 石井クンツ 昌子 ミネルヴァ書房 978-4623055999
『マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)第4版』 Raymond Murphy ・ 渡辺 雅仁訳 Cambridge University Press 978-4889969467 第4版

参考書(使用頻度、その他補足)

必要に応じて指示する。(中島の水曜4時間目のクラスについて)テキストは教員が用意するのでこれらのテキストを買う必要はない。

参考になるwwwページ


『外国語の学びと研究のために』
https://ct.ritsumei.ac.jp/ct/page_1743233c1728154_1074237249

"Tips for Writing an Abstract for Your Japanese Research Proposal"
https://ct.ritsumei.ac.jp/ct/page_1743233c1728154_1074237249

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/