授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|
90136:特殊講義(イノベーション・ダイナミクス)(MA) | 2020 | 秋2Q | 水6-7 | テクノロジー・マネジメント研究科 | 湊 宣明 | 2 |
キャンパス
OIC/OIC
授業施設
AC348セミナールーム/AC348セミナールーム
授業で利用する言語
日本語
授業の概要と方法
[授業の概要]
新技術が市場に普及する中で、イノベーションが形成される過程を学ぶ。イノベーションは、誕生、発展、成熟といったライフサイクルを経て社会に普及する。その間、企業はイノベーションの創出や市場への浸透に努め、競争優位の獲得を目指す。イノベーションの動的な挙動を分析し、マネジメントする方法について理解する。
[授業の方法]
上記目的を達成するため、連続系シミュレーション技法であるシステムダイナミクス(System Dynamics: SD)を採用する。システムダイナミクスは、企業活動をシステムとして捉え、システムを構成する要素間の関係をストック・フロー構造によりモデル化し、システムの動的特性をコンピュータ上でシミュレーションしながら意思決定を行う手法である。専用ソフトウェアとしてVensim PLE(無料ダウンロード可能)を利用し、モデリング演習(個人及びグループ)を交えながらシミュレーションの基礎を身に付ける。
新技術が市場に普及する中で、イノベーションが形成される過程を学ぶ。イノベーションは、誕生、発展、成熟といったライフサイクルを経て社会に普及する。その間、企業はイノベーションの創出や市場への浸透に努め、競争優位の獲得を目指す。イノベーションの動的な挙動を分析し、マネジメントする方法について理解する。
[授業の方法]
上記目的を達成するため、連続系シミュレーション技法であるシステムダイナミクス(System Dynamics: SD)を採用する。システムダイナミクスは、企業活動をシステムとして捉え、システムを構成する要素間の関係をストック・フロー構造によりモデル化し、システムの動的特性をコンピュータ上でシミュレーションしながら意思決定を行う手法である。専用ソフトウェアとしてVensim PLE(無料ダウンロード可能)を利用し、モデリング演習(個人及びグループ)を交えながらシミュレーションの基礎を身に付ける。
受講生の到達目標
システムダイナミクスを用いたモデリング・シミュレーション技術により、新製品やサービスの市場普及を予測することができる
事前に履修しておくことが望まれる科目
特に無し
授業スケジュール
授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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キーワード・文献・補足事項等 | |
1-2 | イントロダクション |
・講義概要、講義スケジュール、評価方法、ソフトゥエアのインストール
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3-4 | ストック・フロー図 |
・指数関数的成長と減衰
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5-6 | S字型成長のモデリング |
・環境容量
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7-8 | 市場普及のモデリング |
・Bass Diffusionモデル
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9-10 | 遅れと世代連鎖のモデリング |
・物質の遅れと情報の遅れ
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11-12 | プロジェクト演習(1) |
因果ループ図を用いて問題の発生メカニズムに対する仮説を構築し、ストック・フロー図を用いてシステムをモデル化する |
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13-14 | プロジェクト演習(2) |
データを用いてモデル試験を行った上で、複数シナリオによる定量評価を行い、意思決定及び戦略提案を行う |
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15-16 | 最終プレゼンテーション |
・最終プロジェクトのグループ発表
|
授業実施形態
授業外学習の指示
前半はモデリングの個人課題があります。後半は少人数グループによる最終プロジェクト演習があります。
成績評価方法
種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
---|---|---|
定期試験(筆記) | ||
レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
||
上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | ・課題提出 60%
|
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
受講にあたってモデリング・シミュレーションの経験は必要ありませんが、受講生は個人パソコンに専用ソフトウェアをインストールして教室に持参し、課題演習を行う必要があります。Vensim® Personal Learning Edition (Vensim®PLE) by Ventana Systems Inc. をダウンロードしてください。
教科書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
---|---|---|---|---|
実践システム・シンキング‐論理思考を超える問題解決のスキル | 湊宣明 | 講談社 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
学生との直接対話
備考
特に無し
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html