授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
11777:現代美術論(L) § 11778:現代芸術論(W) 2022 春セメスター 火1 文学部,映像学部 上田 高弘 2

キャンパス

衣笠

授業施設

清心館SE009号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

〈現代美術〉とは何だろう。あるいは、どのように論じるべきだろう。長くこの分野を専門としてきて、ここ数年でたどり着いた、まずは前半でざっくりと紙芝居のように概説的〈知〉を提供したあと、後半は専門的なテクストを読みつつ批評史の観点を獲得する方法を、踏襲する。(授業スケジュールの項に記されるのは昨年度のほぼ、その「実績」だが、当然そこに必要な小改訂〔マイナーチェンジ〕を加えてゆく予定である。)

なお、実施スタイル(第3回以降)は「対面授業」を基本とし、仮に受講登録者数が教室定員を超えて「メディア授業」に切り替わるとしても、そう多くはないであろう希望者には教室での授業収録に立ち会えるようにして、「対面授業」のライブ感を堅持する。他方、使用する視聴覚素材の著作権の関係もあって、授業時間外に受講できる「オンデマンド配信」はサポートしない。

また、課題のフィードバックは、「成績評価方法」の項に記すもののうち最終回に出題するもの以外は、翌週もしくは翌々週の授業中に教育的効果の高い数例の「回答」(当manaba+Rのアンケート機能を利用するからです)を紹介するかたちでおこなう。

受講生の到達目標

● 〈現代美術〉を広義の美術史との連関のなかで捉えられる。
● 単に基礎的であったりミーハー的であったりするレベルを超えた専門的・批判的な知識によって〈現代美術〉を論じられる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

必須の科目は挙げないが、さまざまな芸術関連科目の履修が有益なのは、いうまでもない。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
01

イントロダクション

〈現代美術〉と「現代の美術」 [各回テーマに対する副題がある場合は、それを当欄に記すこととする。]

02

概説編(1)

近現代美術「前史」

03

概説編(2): 1863年~1912年

モダニズム美術の青春期

04

概説編(3): 1913年~1962年

モダニズム美術の壮年期

05

概説編(4)

デュシャンの/と反芸術

06

概説編(5)

「老い」と「萌え」、あるいは後期資本主義下の芸術の諸相その1

07

概説編(6)

「老い」と「萌え」、あるいは後期資本主義下の芸術の諸相その2

08

透明な通史から、批評史へ

前半の回顧(補遺)と後半への展望

09

批評史編(1)

グリーンバーグとフォーマリズム批評

10

批評史編(2)

設置の芸術〔インスタレーション〕の誕生

11

批評史編(3)

インスタレーションへの批判と擁護

12

批評史編(4)

アクティヴィズムの芸術

13

批評史編(5)

キュレーターの時代?

14

批評史編(6)

「老い」と「萌え」、あるいは後期資本主義下の芸術の諸相その3

15

まとめと補遺

再び「デュシャン」以後の視点で

授業実施形態

【BCPレベル1~2】
(受講登録者数次第)
第1週目、第2週目はメディア授業で実施します。
受講登録者数が教室定員以下の場合は、第3週目から対面授業を実施します。
受講登録者数が教室定員を超えた場合は、第3週目以降もメディア授業を継続します。ただし、グループ分け等の方法により対面授業を実施する場合もあります。
第3週目以降の授業実施形態は、本登録期間終了後にmanaba+Rで通知します。

【BCPレベル3~4】
(メディア授業)
メディア授業で実施します。

授業外学習の指示

前半の「概説編」は予習不要だが、後半の「批評史編」は前回配布資料による予習が必須となる。復習用には、連続して出席して自力でノートを充実させることが必要となる。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

数回(最低でも3回、うまく行けば4回)、授業の理解度を問う「中課題」もしくは「大課題」(締切は出題から5日~10日後; 分量はA4用紙1枚程度; 得点差アリ)を出題する。

それを出題しない回も、出席確認も兼ねた「小課題」(締切は授業終了時~授業終了の3日後の23時まで内容におうじて; 分量は数百字程度; 出席点扱いで得点差ナシ)を出題する。

評価は以上の総合点をもっておこなう。

成績評価方法(備考)

コロナ禍に見舞われる以前は「定期試験(筆記)」に70%、残りの30%を「平常点」に、それぞれ充てていたが、2022年度も感染対策が見通せないことから、やむをえず「平常点」を100%とした点、付記する。

受講および研究に関するアドバイス

授業で紹介する文献等はもちろんだが、それらに限らず、さまざまな作品、展覧会、公演等に接することは、きわめて有益である。座学だけでなく、アンテナを鋭敏に張った自身の〈文化活動〉によっても滋養分を得ることを、推奨する。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特に指定しない。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
モダニストの物言い 上田高弘 美学出版 4-902078-06-6

参考書(使用頻度、その他補足)

とりあえず講義担当者の単著となる関連文献を1冊、掲出しておくが、授業中にも多くの参考文献に言及することになるだろう。

参考になるwwwページ

必要に応じて授業中に紹介する。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

授業スケジュールの項にはとりあえず過年度の実績を掲出しており、本年度分の担当にあたってはより教育効果を高めるための微修正(マイナーチェンジ)を随時おこなう予定である(受講生にはていねいに説明する)。コースツール(manaba+R)の活用法、遅刻の取扱い(特別な事情がないかぎり始業後45分以上を経過したのちは遅刻としても受け入れない)、資料配布にまつわる約束事、…等については、授業初回に詳説(また2回目にも略説)する。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html