Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
33969:[2025 Fall]Practical Seminar on Economics Ⅰ (02) 2025 Fall Thu4 College Of Economics NAKAJIMA AZUSA 2

Campus

BKC

Class Venue

Ad-seminario210

Language

Japanese

Course Outline and Method

 春学期に「基礎演習」で修得した「アカデミック・ライティング」の学びを土台とし、その力をさらに発展させ、大学で学ぶために必要な「文章を読み解く力」や「論証力」、そして基礎的な「アカデミック・ライティング」の力の育成を目的とする。
 基礎的な文章作成の技術の指導には、15回の授業を通して複数回(7~8回)の課題レポートを課す。提出された課題レポートは添削して返却される。受講生は添削された文章を見直し、さらに完成文章を作成する――リライトする――形で、日本語ライティングの基礎力を養う。
 また、講義と演習を通して、読解の方法や思考の型や文章作成の技法等を段階的、体系的に学びつつ、大学教育課程を通じて必要となるレポートや学術論文の構造の理解や、「文章を読み解く力」を身につける。さらに、自らが書き手となるために必要となる「思考力」を養うために「問い」(課題設定)の基本的な枠組みと方法を理解する。また、文章作成に必要なパラグラフ・ライティングの基礎の修得も目指す。

Student Attainment Objectives

①基本的な議論(論証)とパラグラフ・ライティングの知識について理解し、それを用いて議論(論証)とパラグラフの構造を論理的に把握することができる。(知識・理解)
②基本的な日本語と論文のルールについて理解し、論文の構造やアウトラインを論理的に把握することができる。(知識・理解)
③議論(論証)とパラグラフ・ライティングについての知識を活用して、ものごとを論理的に説明することができる。(思考・判断)
④学問的・研究的な興味関心を持ち、自ら調べ、意欲的に考える(疑問を抱き、問い立てようとする)態度をもつ。(関心・意欲)
⑤トゥールミンの議論モデルを踏まえて論文のアウトラインが設計でき、1500字以上の論文を書くことができる。(技能・表現)

Recommended Preparatory Course

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

論文へのアプローチ(1)大学における「学び」 論文とは何か

◆キーワード:学問の作法/問題提起・仮説(主張)・論証
①プレ調査
②論文とは問題提起と仮説と論証からなることが理解できる。
【+R授業】1回生対象履修登録ガイダンス

2

論文へのアプローチ(2) レポート・論文とは何か

◆キーワード:一文一義、メタ言語、複文構造
①日本語尾文の特徴(単文、重文、複文)が理解できる。
②一文一義など、分かりやすい日本語の文を書くための技法が理解できる。

3

文章作法とパラグラフ・ライティング(1)論証と推論

◆キーワード:論理、文の接続、論証、推論
 ①プレ課題提示、課題2提示
②推論、論証と「文の接続関係」について理解できる。

4

 文章作法とパラグラフ・ライティング(2):パラグラフ構造と論理の構造

◆キーワード:パラグラフ構造、トピック・センテンス、サポーティング・センテンス
 ①パラグラフ構造の基本構造を理解できる。
 ②論理と論証の構造的関係について理解できる。

5

論理と論証(1)論理とは何か 論証とは何か

◆キーワード:論理、文の接続、論証、推論
①課題3の提示
②論理と文の接続関係について理解できる。
③論証について理解できる。

6

論理と論証(2) トゥールミンの議論モデル

◆キーワード:主張と根拠、経験的事実、記述的主張と価値的主張
 ①論証のプロトタイプ――根拠と主張の関係――について理解できる。
 ②論証分から「主張と根拠」を抽出できる。

7

論理と論証(3) 論拠

◆キーワード:根拠と論拠、経験的論拠、価値的論拠
 ①課題3のリライト、課題4の提示
 ②根拠と論拠の関係について理解できる。

8

論文へのアプローチ:「問い」を立てる技法

◆
キーワード:「問い」=課題設定の意義、問いのブレイクダウン
 ①「問い」=課題設定のもつ意義が理解できる。
 ②「問い」をブレイクダウンする手法を身に付ける。

9

文献資料へのアクセスと参考文献リストの表記

◆キーワード:文献検索、あらまし読み、思考マップ
 ①課題4の振り返りとリライト
 ②文献検索と図書資料選択の手法を体験し理解する。
 ③先行研究の収集の意義について理解する。

10

序論の意義と構成

キーワード:序論、問題背景、課題設定(問い)、仮説提示
 ①課題5(最終レポートの序論と参考文献)の提示
 ②序論の構成とその意義について理解できる。

11

引用の作法と技法

◆キーワード:剽窃、引用の手法、間接引用、直接引用
 ①剽窃と引用の違いを理解する。
 ②引用の手法と参考文献とのリンクの仕方を身に付ける。

12

文章作法とパラグラフ・ライティング(4):本論作成に向けた実践

◆キーワード:論文の典型構造(序論、本論、結論)、ロジカル・フラワー・マップ
 ①論文の基本構造を理解し、それを自らのレポートに反映できる。
 ②ロジカル・フラワー・マップを理解し、それを活用できる。

13

批判的思考:反論と反駁

◆キーワード:事実とフェイク、反論とそれに対する反駁
 ①事実とフェイクを見分ける手法を理解できる。
 ②反論と反駁の論理について理解できる。

14

論文の技法:論文の完成と自己点検

◆キーワード:ルーブリック評価、論文評価の観点
 ①ルーブリックを用いて自身の論文を自己点検できる。
 ②自身のアカデミック・ライティングの個性と弱点を理解できる。


Class Format

対面での授業を基本とする。

Recommendations for Private Study

詳細は授業内で指示する。


 おおむね2回に1回のペースで、授業の進行度合いに合わせた課題レポートを作成し、manaba+Rのレポートコーナーに提出してもらう。
 提出された課題レポートは、ES、TAによって文章診断(添削)され、manaba+Rにて各受講生に返却される。それを参考にして、各人の文章能力の向上に努めてほしい。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 0

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

 

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

詳細は授業内で指示する。
 おおむね2回に1回のペースで、授業の進行度合いに合わせた課題レポートを作成し、manaba+Rのレポートコーナーに提出してもらう。
 提出された課題レポートは、ES、TAによって文章診断(添削)され、manaba+Rにて各受講生に返却される。それを参考にして、各人の文章能力の向上に努めてほしい。

Grade Evaluation Method (Note)

10回以上の出席をもって評価の対象とする。

Advice to Students on Study and Research Methods

本講義は、レポートや論文の作成力をさらにアップしたいと思っている学生を対象とした授業です。文章作成の基礎的な知識を理解し、幾度も課題や演習を積み重ね、最終的に1編の論証型レポートを完成させていきます。「書く」ことに苦手意識をもっている学生には、ぜひ受講を勧めます。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

授業でテキストを配布。

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
新版 論文の教室 戸田山和久 日本放送出版協会 978-4-14-091194-5 論文のアウトラインの作り方が丁寧に紹介されている。
議論のレッスン 福澤一吉 日本放送出版協会 978-4-14-088025-8 トゥールミンの議論モデルに基づいた「議論のルールブック」。議論・論証の構造が分かる実践的な本。
留学生と日本人学生のためのレポート・論文表現ハンドブック 二通信子他 東京大学出版会 978-4-13-082016-5 レポート・論文作成のための辞書と参考書の役割を果たす本。実例も豊富で、レポート・論文を書くときの「座右の書」。
基礎から分かる論文の書き方 小熊英二 講談社 978-4065280867 社会科学分野を対象にした論文の書き方の指南書。内容は少々高度だが、対話形式で展開されておりわかりやすい。

Reference Books (Frequency of Use, Note)

Web Pages for Reference

立命館大学図書館「RIS(情報検索の手引き)。https://www.ritsumei.ac.jp/lib/d08/010/
新書マップ「4D」。https://shinshomap.info/
CiNii Research「日本の論文を探す」。https://cir.nii.ac.jp/

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Communication Paper,Learning Management System (manaba+R),Talk with Students

Other Comments

文書作成課題等は、原則MSWordを使用するか、MSWordにファイルを変換し、提出することを求める。日頃MSWordを使用していない学生については、大学のPCを使用するなど各自工夫すること。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/