Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
32415:[2025 Fall]Introduction to Wave Mechanics (B8) 2025 Fall Fri3 College of Science and Engineering AOTA YASUAKI 2

Campus

BKC

Class Venue

Forest205

Language

日本語

Course Outline and Method

私たちのまわりにある様々な振動現象,波動現象を統一的に理解することを目指す.
振動は一般に,復元力(ばねの力)と抵抗力(粘性力)が作用する物体に起きる現象で,
さらにそれ以外の外力が作用することで,複雑な現象になっている.
これらを数学的に理解するためには,振動する系が従う運動方程式を解き,その結果を数学的に分析することが必要となる.
そのために,微分方程式の一般的な取り扱いや解法を学び,得られた数学的な結果を,物理的に翻訳することが講義の中心となるだろう.
 前半に振動、後半に波動を扱う。講義の最後に課題を出し演習を行なうことがある。それとは別に3回程度レポート課題を出題するので期限までに提出すること。

Student Attainment Objectives

振動は微分方程式を解いて理解できるようになること。波動は、難しい数学を用いることなく、公式に当てはめて諸量を計算できるようになること。

Recommended Preparatory Course

力学入門を履修しておくこと.特に単振動に関して,運動方程式,力学的エネルギーを復習しておくように.
また,三角関数や指数関数が中心的な役割を果たすので,それらの性質や微積分をしっかりと復習しておくこと(高校数学IIIの内容を完璧に).

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
-

+R授業対象科目。第14回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照。

1

単振動の力学と微分方程式

単振動のパラメータ,運動方程式,微分方程式の分類

2

定数係数線形斉次微分方程式

特殊解の求め方,複素指数を三角関数に直すこと,
斉次線型微分方程式の解の構造,一般解の構成法

3

粘性抵抗が作用する振動系の力学

減衰振動・過減衰・臨界減衰,粘性抵抗によるエネルギーの散逸

4

非斉次定数係数線形微分方程式

非斉次定数係数線形微分方程式の解の構造,
非斉次項と特解の関係,
一般解の構成

5

自由振動系への外力の作用

強制振動,発散する共振現象

6

粘性抵抗を持つ振動系への外力の作用

定常振動解,変位振幅倍率,変位振幅の共振とエネルギーの共振

7

まとめと応用

力学振動系,あるいは電気回路の分析

8

波の性質

縦波と横波、重ね合わせの原理と干渉

9

弦を伝わる横波の満たす波動方程式と波の速度

10

正弦波とその重ね合わせ

振幅、波長と波数、周期と振動数

11

両端を固定した弦に発生する波と定在波

境界条件,基本波と高調波

12

音波と波動方程式

空気中の音速、変位波と圧力波

13

気柱内に発生する定在波

開管・閉管と境界条件

14

弾性体内の波

媒質の静力学(弾性体の性質)

Class Format

基本的に対面授業で実施します。

Recommendations for Private Study

各週の授業内容で分からないことは、その週内に解決しましょう。
質問を大いに歓迎します。また、毎週開催されている「物理駆け込み寺」(物理・数学なんでも相談所)で先輩や他の教員に質問を持って行くことも大いに奨励します。
「物理駆け込み寺」では,物理やその他の理工系科目について,授業の内容の復習をしたい、用語・公式の意味がよく分からない、レポートについてのアドバイスが欲しい、友達同士で学習できる場が欲しい・・・と思っている学生に対して,講師や先輩が様々なアドバイスをしています.有効に利用すると,講義内容のより深い理解につながりますので,ぜひ利用してください.
「物理駆け込み寺」の開催方法や時間については,manaba+Rのコースニュース等で案内する予定です.

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 60

講義の理解度を試験によって評価する。

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
40

講義後に出すmanaba+Rでの課題と,レポートによって評価する。

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

講義時間外の学修サポートプログラム「物理駆け込み寺」が開催されています.
物理駆け込み寺では,物理やその他の理工系科目について,授業の内容の復習をしたい、用語・公式の意味がよく分からない、レポートについてのアドバイスが欲しい、友達同士で学習できる場が欲しい・・・と思っている学生に対して,講師や先輩が様々なアドバイスをしています.
有効に利用すると,講義内容のより深い理解につながりますので,ぜひ利用してください.
「物理駆け込み寺」の開催方法や時間については,manaba+Rのコースニュース等で案内する予定です.

Textbooks

Title Author Publisher ISBN Code Comment
物理学基礎 第5版 Web動画付 原 康夫 学術図書出版社 9784780609509 力学入門と共通
物理てならひ帖 大坂・土田・濱地・俵口・前 学術図書出版社 9784780608328 力学入門演習と共通

Textbooks (Frequency of Use, Note)

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
振動・波動 (裳華房テキストシリーズ―物理学) 小形 正男 裳華房 9784785320881 比較的網羅しているが、若干数学寄りで物理的な意味を掘り下げたいなら物足りないかもしれない。
振動と波 長岡 洋介 裳華房 9784785320454 上と同様だが内容が豊富。
振動・波動 (基礎物理学選書 (8)) 有山 正孝 裳華房 9784785321093 50年以上前の教科書だが全然古さを感じさせない。理論が非常に丁寧に記述されている。物理的な意味、考え方、を深く掘り下げたいならこれ。

Reference Books (Frequency of Use, Note)

補足資料として,レジュメを配布する予定です.

Web Pages for Reference

http://www.ritsumei.ac.jp/~kht23151/kakekomi/index.htm
(物理駆け込み寺紹介ページ)

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)

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URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/