授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30251:[2025 春1Q]初修生物 (M) 2025 春1Q 月6 生命科学部 中谷 仁 1

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 102号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

生物学は20世紀に大きく発展した。研究領域が深く狭くなるなかで、幅広く学習できる高校生物のレベルは、大学において専門に生物を学ぶ基礎として重要である。初修生物は、高校時代に生物を学ぶ機会が少なかった学生に対して、大学で学ぶ「生物科学1、生物科学2」との架け橋になる科目である。

授業実施形態:対面

受講生の到達目標

1.生物形態学、発生学、行動学、遺伝学の基盤知識を理解・習得する。
2.生物科学の知識を整理統合して,論理的思考のプロセスを説明できる。
3.生物科学の知識を実生活に関連付けて興味を持ち、記述できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

なし

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等

本科目は+R授業対象科目。第7回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照

1

授業の概要 生命とは何か

自己紹介 授業内容の説明 生物の定義 生物の分類 生物進化

2

細胞の構造と細胞分裂

細胞の構造と働き タンパク質 脂肪 核酸 細胞分裂

3

細胞のエネルギー代謝

ミトコンドリアと葉緑体 電子伝達系 光合成

4

遺伝

メンデルの法則 染色体

5

生殖

減数分裂 生殖細胞 性決定

6

個体発生

三胚葉 原腸形成 ES細胞 iPS細胞

7

動物の行動学

神経科学の基礎 脳 自律神経系 学習 神経伝達物質

授業実施形態

授業実施形態:対面

授業外学習の指示

授業では出来るだけ身の周りにいる生物を扱うので、実際にそれらを見た場合は積極的に関心をはらう。疑問点が生ずれば教科書などで調べる習慣を付ける。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

特に試験、レポートなどは課さない

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

「初修生物」では、大学で生物を学んだり研究したりするための基礎として授業を行う。必要な学習内容に比べて授業時間が少ないので、自分で復習をすることを基本に授業を進める。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
essential細胞生物学(原書第4版) 中村桂子訳 南江堂 4524261990
フォトサイエンス生物図録 鈴木孝仁 数研出版 4410281433 高校生物用資料集

教科書(使用頻度、その他補足)

essential細胞生物学(原書第4版)は非常に優れた細胞生物学の教科書であり、本講義でも多用するので購入を勧める。特に生物系の卒業研究や大学院進学を考えている場合は特に勧める。講義終了後もこの教科書は有用であり続ける。研究を進める上でも非常に有用である。「フォトサイエンス生物図録」高校生物の副教材。授業中に活用する。初修生物では全範囲を利用しないが、多くの図録が掲載されているので、生物の基礎資料として活用できるであろう。授業中に必要な図は授業毎に配るプリントに記載があるので必ずしも購入の必要はない。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
新しい生物学―生命のナゾはどこまで解けたか 野田春彦, 丸山工作, 日高敏 講談社 4062572419 ブルーバックスシリーズ
新しい高校生物の教科書 栃内新,左巻健男 講談社 4062575078 ブルーバックスシリーズ
生物工学よもやま話―実験の基本原理から応用まで 日本生物工学会 学進出版 4907773056 バイオテクノロジーを精密に解説
ひらく、ひらく「バイオの世界」 日本生物工学会 化学同人 9784759815382 バイオテクノロジーを中高生向けに平易に解説
細胞の分子生物学 第6版 ALBERTS他 ニュートンプレス 4315520624 細胞生物学の基礎から最新の研究までを一冊に纏めた優れた教科書。サイズが大きくて高いが学年が上がるに従って有用になる。
カンデル神経科学 エリックカンデル他 メディカルサイエンスインターナショナル 4895927717 神経科学分野の全てを網羅する優れた教科書。必要に応じて図書館での利用をお勧めする。
ギルバート発生生物学 ギルバート他 メディカルサイエンスインターナショナル 4895928055 発生生物学の基本的な優れた教科書。必要に応じて図書館などで調べるのを勧める。
ヴォート生化学上下 第4版 ヴォート他 東京化学同人 4807908073 生化学の基本的な教科書。最新の研究内容にも言及がある。

参考書(使用頻度、その他補足)

生物学は日々新しくなっているので本によってはすでに古い記述もあるが、「講談社ブルーバックス」は、いずれも高校レベルの知識で興味深く読めるものであり、講義で扱う内容と関連している部分が多い。講義の予習や復習にも利用できるだけでなく,講義の内容からさらに発展した内容を知りたい時にも利用できる。「生物工学よもやま話」は生物工学分野に限らず内容が充実しており、生物系教科書以上に精密にわかりやすく書かれている。「ひらく、ひらく「バイオの世界」」では最先端のバイオテクノロジーを中高生向けに平易に解説している。これらは今後生物を学ぶ上で、特に実験科目の履修において役に立つ本である。

参考になるwwwページ

特に指定はしないが、生物に関する話は様々なウェブサイトで紹介されているため、分からない語句などがあった場合は一度簡単にウェブで調べてみることを勧める。
ただしウェブサイト上の記述は誤りも多いため、ウェブで調べた内容をうのみにはせず、書籍で確認することも強く推奨する。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

疑問点がある場合、積極的な質問を勧める。化学、生物駆け込み寺の利用も望む。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/