| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 34773:労働法(E) | 2024 | 秋セメスター | 金1 | 経済学部 | 佐藤 敬二 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
そのために講義では、まず①具体的事例から法的論点を探しだす作業を行い、続いて②関連する法制度の解説を行い、③その論点についてのいくつかの考え方を紹介します。最後に④以上の三点についてまとめた自己点検を提出してもらいます。②は、法律と裁判例の解説ですが、現実社会においては守られていないことが多くみられますので、皆さんが社会に出た際に武器として使ってほしいと思います。④の提出物は、採点した上で、次回の講義開始前に返却する形でフィードバックしますので、それによって自らの理解度を自己点検してください。
受講生の到達目標
1.複雑な現実から、労働法上の論点を発見する力
2.論点について、労働法の基本視点を踏まえて、解決に向けて自ら考える力
労働法規や裁判例を理解することは当然の前提ですが、それを記憶しても複雑な現実には対処できません。労働法規や裁判例自身も大きく変動しています。自ら考えていくことが必須です。更にその際には、自分勝手な「考え」(これは単なる「戯言」です)ではなく、労働法の基本視点を踏まえて考えることが必要です。
事前に履修しておくことが望まれる科目
その意味で、法学関連の講義を受講していれば、法的思考方法への戸惑いが減少するでしょう。
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 |
第1回
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労働団体法、労働保護法、労働契約、労働協約、就業規則 |
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| 2 |
第2回
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Q:女性の昇進・昇格差別は法により是正できるだろうか
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| 3 |
第3回
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Q:採用内々定の取り消しは救済されないのだろうか
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| 4 |
第4回
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Q:単身赴任命令に従わなければならないのだろうか
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| 5 |
第5回
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Q:パートタイマーは低賃金で使い自由に辞めさせることができるのだろうか
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| 6 |
第6回
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Q:残業を拒否することはできないのだろうか
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| 7 |
第7回
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Q:長期間の連続休暇をとることはできないのだろうか
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| 8 |
第8回
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Q:賃金を自由意思で放棄できるのだろうか
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| 9 |
第9回
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Q:ハラスメント防止のため使用者は職場環境保持義務を負うだろうか
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| 10 |
第10回
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Q:使用者が決めたことには必ず従わなければならないのだろうか
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| 11 |
第11回
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Q:過労死の認定基準はどうあるべきか
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| 12 |
第12回
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Q:仕事中あるいは職場内で組合活動はできるのだろうか
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| 13 |
第13回
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Q:労働組合はいかなる事項についても交渉を要求できるのだろうか
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| 14 |
第14回
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Q:プロ野球労組のストはは正当な争議行為なのだろうか
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| 15 |
第15回
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裁判所、労働委員会、労働基準監督署 |
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備考/Note
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講義は、上の「Q」に挙げた具体的論点に沿って進めます。自分なりの答えを考えてみてください。 |
授業実施形態
授業外学習の指示
リーディング・アサインメントの読了に要する時間は個人差がありますが、初学者用の文献とは言え、法律学の文献にはなじみがないでしょうから、やはり3時間程度はかかるものと思います。講義方法の箇所で説明してるように、毎回、自己点検を提出し、次回にそれが返却されますので、理解の不十分な箇所について修正していく作業が必要です。これがいわゆる「復習」に該当し、1時間程度はかかると思います。大学設置基準上、講義時間の二倍の自学自習時間が必要とされていますので、予習・復習あわせて4時間程度を要することになります。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 40 | 事例に対して、法的論点、法、諸説、自説、を問う内容です。それぞれ、説明できている、不足がある、実質的に記述がない、の三段階で評価します。 |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
60 | 毎回の小テストにおいて、講義の論点、法、諸見解をまとめて提出してもらい、それによって成績評価します。この小テストは、「受講生の到達目標」で挙げた三点について論述するものです。それぞれが少なくとも、講義で論じたレベルに達していることを、成績表の基準とします。毎回の小テストは、10点満点で採点して返却しますが、この点数は、各記述項目の記述レベルを点数化して可視化するものであり、その点数がそのまま成績評価となるものではありません(合計点数の6割以上で合格、という意味ではありません)。 |
成績評価方法(備考)
2019年度は、92.9%、2018年度は、100%、2017年度は、91.7%、2016年度は、90.0%、2014年度は、92.5%、2013年度は、89.0%、2012年度は、90.4%、2011年度は、87.2%、2010年度は、86.0%、2009年度は、92.7%、2008年度は、92.2%、2007年度は、90.1%でした。
2018年度の評価割合は、A+:7.7%、A:23.1%、B:46.2%、C:23.1%
2018年度は、A+:3.5%、A:27.6%、B:41.4%、C:27.6%
2017年度は、A+:9.1%、A:27.3%、B:27.3%、C:36.4%
2016年度は、A+:4.7%、A:20.6%、B:41.2%、C:33.3%。
*2020年度は、受講者(受講登録者ではありません)に占める合格者の割合(合格率)は100%でしたが、全面的にオンライン講義でしたから、参考にはならないように思います。2021年度も同様。
受講および研究に関するアドバイス
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 労働法Ⅱ-個別的労働関係法-[第3版] | 吉田美喜夫・名古道功・根本到編 | 法律文化社 | 978-4-589-03936-1 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
http://www.ritsumei.ac.jp/~satokei/
過去の講義レジュメ(試験問題とその解説も含む)、文献検索のリンク集、社会法資料集などが参考になるでしょう。
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
2.講義に欠席する場合には、理由を書いて一週間前までに私に提出してください(書式は私のWebSiteに掲載しているもの、課外活動と教育・介護実習の場合は所定の用紙)。私から課題を課します。欠席した場合には、欠席した回の講義については自ら勉強し、資料も入手した上で、次回講義に臨んでください。
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html