| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 13739:[2025 春セメスター](教)教育相談の理論と方法(GB) | 2025 | 春セメスター | 金2 | 法学部,産業社会学部,文学部,法学研究科,社会学研究科,文学研究科 | 大橋 一弘 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本講義では、カウンセリング心理学、学校心理学、臨床心理学スクールソーシャルワーク等の知見を生かしながら、生徒の発達の状況に即しつつ、個々の心理的特質や教育的課題を適切に捉え、支援するために必要な基礎的知識を身に付ける。そして、教師、保護者、地域の人々、専門家の連携、協働、連関によって子どもの成長を願い育み、指導・援助していく日常的な学校教育活動やいじめ、不登校、虐待など、スクールカウンセラーとの連携、校内、専門機関とのチーム援助活動の実際例を通して、学校における教育相談活動について理解する。
さて、「心理臨床」とは何だろうか。それは「復旧」へ向けての「治療」ではあり得ない。治療とは何か、病とは何か、障がいとは何か、それを考えるためには、我々の認識そのものの構造を問う必要がある。その作業の上で、人が悩み変容してゆくとはどういうことか、そして、それに対する援助はどのようなものがあり得るかについて、人と人とがともにいる場に対する理解や人の内的なありかたに対する理解をベースとして、考察を深めることも目的とする。
授業時に疑問に思ったこと、気になったこと等を、毎回配布するコミュニケーションペーパーで提出いただき、次回授業時冒頭で、主立ったペーパーを取り上げてコメントしてゆく。これも講義の一環である。
受講生の到達目標
臨床の知、科学の知、等の概念の論理的な関係性を説明することができる。
こころの諸問題についての基本問題や概念を説明することができる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
|---|---|
| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 |
イントロダクション〜「長谷寺」としての臨床場面
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臨床的関わりとはどんなものだろうか。
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| 2,3 |
心理療法(サイコセラピー)・カウンセリング・ソーシャルワーク
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インテークで為すべきこと。面接の枠組みの重要性。心理アセスメントについて。検査の持つ「暴力性」について。秘密の保持について。面接場面での言葉について。 |
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| 4,5 | 疾病論 |
そもそも病とは何か。異常とは何か。分けることそのものにまつわる問題について。
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| 5,6,7 | 発達論 |
子どもの発達と共鳴性について。現代の子育てにおける困難。
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| 8,9 | イニシエーションとは何か |
人生の段階を区切り、次なる段階に「意味」をもたらす作業としてのイニシエーションについて。
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| 10,11 | 映画作品に見るイニシエーション |
映画「千と千尋の神隠し」にみるイニシエーションの過程。境界を越える。こちらの合理性の世界からの離脱。あちらにはあちらの論理。「眼が開いた」存在としての人間。そして、悲しみを政り、祀り、祭ること。 |
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| 12 | 映画「さなぎ」を巡る議論を深める |
映画「さなぎ」の監督さんは、いかなる態度ゆえにこの作品を撮ることができたのだろう。人は墓を建てる、喪の作業。成長の過程で理不尽を飲み込まざるをえないこと。病は人間の存在可能性の一様態である。なぜ監督さんはこれを撮れたのか;答えを求めない。わからなさに耐えること。治療者がクライエントの話をsymptomとしてではなく、my personal experienceとして聴いてくれたこと。 |
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| 13 | 「臨床の知」と「科学の知」:中村雄二郎「臨床の知とは何か」を手掛かりに |
技術とはなにか。whyの問いとhowの問い。人は物語を生きる。臨床の知と科学の知。「なおる」とはどういうことだろう。病の意味論。「意味」を持ってうけ取られないと「病」となること。科学の知とは何か、詳論。科学の知が捨て去ったものは何だろう?。学問=科学という誤解。臨床の知とは何か、詳論。cosomology,peformance,symbolismが、キーワード。 |
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| 14 | 禅の「教科書」である「十牛図」を巡って |
禅とは何か。十牛図とは何か。
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以上はあくまで目安である。コミュニケーションペーパーへのフィードバックやそこから派生する議論などを含め、内容に変動の可能性はありうる。 |
授業実施形態
対面以外の実施形態をとる場合は、適宜指示します。
授業外学習の指示
また、授業時に疑問に思ったこと、気になったこと等を、毎回配布するコミュニケーションペーパーに書いて、私に知らせてください。そして、次回授業まで是非考え続けてください。次回授業時冒頭で、ペーパーを取り上げて、私の意見をお返しすることもあります。また、取り上げられなかった場合でも、次回授業を踏まえてまだ疑問であった場合など、その次のペーパーに記してください。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 30%:平常点評価
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成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 治療文化論 | 中井久夫 | 岩波書店 | 4006000529 | |
| 看護のための精神医学 | 中井久夫 | 医学書院 | 4260333259 | |
| 子どものための精神医学 | 滝川一廣 | 医学書院 | 426003037X | |
| 臨床の知とは何か | 中村雄二郎 | 岩波新書 | 400430203x | |
| 子どものこころに出会うとき | 村瀬嘉代子 | 金剛出版 | 4772418008 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/