Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
32412:[2025 Spring]Introduction to Thermodynamics (8T) 2025 Spring Fri5 College of Science and Engineering SHINOHARA TADATOMI 2

Campus

BKC

Class Venue

Co-learning107

Language

日本語

Course Outline and Method

身の回りにある数多くの自然現象が,物体の温度や熱と深いかかわりを持っている.
それらの具体的な現象や熱機関などの工業的応用例を考察しながら熱現象の理解を深め,それらが普遍的に従う法則の導出を行う.
また,熱のやり取りをする物体に対しては,質点や剛体に用いる運動学や運動方程式による力学をそのまま適用することは困難で,「仕事とエネルギー」の概念を大きく拡大させた「熱力学」による分析が必要となる.本講義では,熱力学の考え方や基本的な物理量やその計算を紹介し,将来活用していくことになるであろう,より高度で実践的な熱力学への導入を目指す.

授業は,通常の講義に加え,問題演習や解説も含めた形式にする.
教科書の一つに指定している問題集「物理てならひ帖」から,講義中の演習やレポート問題を出題する.

Student Attainment Objectives

数式のみに惑わされず現象の成り立ちを把握でき,その上で基本的な現象について数学的にまとめられた表現を理解できるようになる.
授業やレポートで取り扱った問題については,十分に理解し答えられるようにしておくこと.

Recommended Preparatory Course

力学入門を併せて履修すること.
この科目に引き続き,「振動波動入門」「電磁気学入門」を履修する事を勧めます.

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
-

+R授業対象科目。第14回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照。

1

熱と温度1

熱と関わりの深い物理量,気体の状態方程式
※第1回目授業は「オンデマンド型Web授業」で実施する場合があり,manaba+Rの「コースニュース」にて連絡します

2-4

熱と温度2

熱膨張,相,熱容量と潜熱(導入),
熱伝導,熱放射,気体分子運動論と内部エネルギー

5-8

熱力学の第一法則

熱平衡状態と状態変化,準静的過程,
内部エネルギー,仕事,熱,比熱(定積・定圧比熱),
断熱準静的過程,Poissonの関係,
エンタルピーとその応用(定圧比熱・反応熱・定常流動系のする仕事)

9-11

熱力学の第二法則

トムソンの原理,第二法則から導かれる事柄,
熱機関,カルノーサイクル,熱機関の効率,冷房機・暖房機

12-13

エントロピー

エントロピーの定義と計算法,
エントロピーと比熱,クラウジウスの不等式,エントロピー原理

14

熱力学的ポテンシャル

ヘルムホルツの自由エネルギー,ギブスの自由エネルギー,
等温環境下における最大仕事,状態変化の向き

Class Format

対面実施,録画配信なし

Recommendations for Private Study

授業前に,あらかじめ教科書の対応する部分を読んでおいてください.また授業後には,講義内容の理解を深めるために,教科書や「物理てならひ帖」などの演習問題を数多く解くことを薦めます.
各週の授業内容で分からないことは,その週内に解決しましょう.質問を大いに歓迎します.
授業内容を確認するための,30分程度の解答時間を要する小テストをmanaba+Rで不定期に行います(全部で8回程度).また,1回あたり3時間程度の作成を要するレポートを2回出題する予定です.

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 60

基本概念や語句の理解を前提に,manaba+Rでの小テストと同じ程度の難易度で記述式も含んだ問題を出題する.

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
40

講義内容の理解度を確認するため講義後に行うmanaba+Rでの小テストを8回程度と,レポートを2回程度出題する.なおレポート問題はmanaba+Rに順次掲示する.

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

講義時間外の学修サポートプログラム「物理駆け込み寺」が開催されます.物理駆け込み寺では,物理やその他の理工系科目について,授業の内容の復習をしたい,用語・公式の意味がよく分からない,レポートについてのアドバイスが欲しい,友達同士で学習できる場が欲しい・・・と思っている学生に対して,講師や先輩が様々なアドバイスをしています.有効に利用すると,講義内容のより深い理解につながりますので,ぜひ利用してください.
情報は下の「参考になるwwwページ」に示しました駆け込み寺のWebページで決まり次第連絡します.

Textbooks

Title Author Publisher ISBN Code Comment
物理学基礎 第5版 Web動画付 原 康夫 学術図書出版社 978-4-7806-0950-9 力学入門と共通
物理てならひ帖 大坂,土田,濱地,俵口,前 学術図書出版社 978-4-7806-1172-4 レポート問題や,講義内での演習問題をここから出題します.力学入門演習のテキスト

Textbooks (Frequency of Use, Note)

Reference Books

Reference Books (Frequency of Use, Note)

授業中に適宜紹介する.

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Communication Paper,Learning Management System (manaba+R),Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)

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URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/