授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33557:日本経済概論 (T) § 33558:日本経済概論 (X) 2024 春セメスター 火4 理工学部 吉岡 真史 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 203号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

冒頭数回の授業で経済学、特にミクロ経済学とマクロ経済学の概要についての解説を行う。その後、世界経済における日本の規模や位置づけを把握し、また、戦後日本経済の歴史を振り返るため、具体的なデータを示すとともに、企業活動や労働市場などの民間経済部門の分析、さらに、政府や日銀などの経済政策の理解に進む。加えて、貿易や地球環境などの今日的な諸課題とともに、体系的・構造的な日本経済の理解を深める。

受講生の到達目標

① 日本経済の構造や動向などを総合的かつ体系的に把握できるようになる。
② 日本経済の特徴に即した企業・労働者・政府などの対応についての理解が進む。
③ 日本経済に関するデータを理解し、シンクタンクや政府・国際機関の経済分析リポートを読みこなせるようになる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

日本経済論は基本的にマクロ経済学の応用分野であり、可能な範囲で冒頭数回の授業でも概説するが、マクロ経済学の理解、あるいは、それなりの関心は必要である。加えて、ミクロ経済学を含めて経済学に関する基礎的な理解も同様である。他方、経済学を専攻しているわけではないので、ムリはいわないものの、可能な範囲で経済や経済学に関して新聞記事や何らかのニュースに日常的に接しておくことが望ましい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

授業の導入とガイダンス

授業の概要、成績評価、経済指標

2

経済学とはなにか

経済学、経済政策、経済データ

3

ミクロ経済学概説

選択、効用、生産

4

マクロ経済学概説

国民所得、経済成長、景気循環

5

日本経済の概観

GDP、国際比較

6

日本経済の歩み

高度成長期、バブル経済、アベノミクス

7

日本における企業活動

コーポレート・ガバナンス、CSR

8

日本の労働市場

日本的雇用慣行、ワークライフ・バランス

9

日本の社会保障

福祉国家、少子高齢化、給付と負担のバランス

10

日本の財政

公共財、財政収支、予算

11

授業内リポート

12

日本の金融

日本銀行、デフレ、為替レート

13

日本の貿易

グローバル化、輸出入、直接投資

14

日本の農業

食料自給率、TPP、保護政策

15

地球環境問題と日本経済

公害、気候変動、排出権取引

授業実施形態

第1回の授業はオンライン授業にて実施する。第2回以降の授業は、基本的に、教室における対面授業で行う。ただし、第11回授業は授業内リポートの提出を求めるので必ず教室での対面授業とし、それ以外の第2回以降の授業をオンライン授業とする場合はコースニュースで連絡する。

授業外学習の指示

メディアの日々の報道における日本経済に関連する情報を自分なりに解釈できるよう努めるとともに、日本経済に限定せず世界経済全体へ広い視野をもって、さらに可能であれば、経済に限定せず、様々な学問分野に知的好奇心と批判的精神をもって、メディアや読書などからの情報に接し学習するよう努力されたい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

定期試験は実施しない。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

(1) グラフ作成課題、(2) 第11回の授業内リポート、(3) 期末リポートにより評価する。それ以外にも、質問などの積極的な授業参加についても評価する。なお、授業内リポートでは授業の理解度を確認するが、期末リポートでは授業の理解に加えて、受講生がそれらを批判的に受け止め、また、受講生自身のリサーチから得られた独自の視点を示す能力も評価する。評価の割合は、グラフ作成課題20%、第11回授業内リポート30%、期末リポート40%、質問などの授業参加10%である。

成績評価方法(備考)

(1) 詳細時期未定ながら、Excelを用いたグラフ作成の課題を出題し、提出を求める。グラフ作成そのものは授業では取り上げないが、動画を提供する。manaba+Rからの出題・提出となる。グラフ作成のためにおおむね3日間を与える。詳細については授業またはコースニュースにて連絡する。
(2) 第11回の授業では授業内リポートの提出を求める。教室に出席の上で授業時間内での提出を求め、授業内容や教科書についての理解を確認する。
(3) 期末リポートの提出を求める。manaba+Rからの出題・提出となる。教科書や授業についての理解を確認するとともに、加えて、受講生がそれらを批判的に受け止め、また、自分自身のリサーチから得られた独自の視点を示す能力も評価する。第15回授業が終了した後、おおむね3日以内にテーマを出題し、リポート作成のためにおおむね7日間を与える。詳細については授業またはコースニュースにて連絡する。

質問などの積極的な授業参加についても評価する。なお、その際、授業および掲示板等を通じて、受講生全員に質疑応答の内容が伝わるような質問については、manaba+Rの個別指導(コレクション)やメールなどによる個別の問い合わせなどより高く評価する。

受講および研究に関するアドバイス

経済学の一分野であるのでデータを大いに用いるし、データに興味を持ってほしいが、データを扱う際に2つの局面がある。景気判断や数量分析などに用いるためにデータの詳細な部分に留意せねばならない場合と、トレンドを見たり構造を把握したりするためにデータの細部にはこだわらない場合である。従って、データ取り扱いにおけるコストのかけ方には注意した方がよい。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
入門・日本経済論 [第6版] 浅子和美・飯塚信夫・篠原総一 [編] 有斐閣 978-4641165618

教科書(使用頻度、その他補足)

第4回目までの授業では、適宜スライドを準備し、manaba+Rにポストする。第5回目以降の授業(リポート提出の第11回目授業を除く)でも、簡単なスライドは準備するが、教科書を毎回使用するので、教科書は必ず入手し、授業には毎回持参する。なお、大学図書館の電子書籍で、この教科書の第5版が利用可能であるが、第6版を手元に置く方が望ましい。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
マンキュー入門経済学 [第3版] N. グレゴリー・マンキュー 東洋経済 978-4492315217
入門経済学 ダロン・アセモグル/デヴィド・レイブソン/ジョン・リスト 東洋経済 978-4492315149

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

内閣府 http://www.cao.go.jp/
日本銀行 http://www.boj.or.jp/
国際通貨基金 http;//www.imf.org/
経済協力開発機構 http://www.oecd.org/
大和総研 http://www.dir.co.jp/
ニッセイ基礎研 http://www.nli-research.co.jp/
第一生命経済研 http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考


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URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/