授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33431:[2025 春セメスター]環境衛生学(Y) 2025 春セメスター 水5 生命科学部,薬学部 河野 貴子 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 206号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

薬学科【3回生配当・必修・講義】
創薬科学科【3回生配当・選択・講義】

人の健康はそれを取り巻く環境によって影響を受けるが、同時に現代社会に生きる我々は環境の変化に多大な影響を及ぼしている。環境衛生学はそうした人と環境の関わりあいを科学的に捉えようとする学問である。本講義では、地球環境の成り立ち、生態系について理解し、汚染物質の生物濃縮から公害、地球規模の環境問題について理解を深める。また、身近な生活環境である大気、水のそれぞれにおける汚染の発生機序と健康への影響、環境保全や浄化対策について解説する。

受講生の到達目標

地球環境や生態系,生活環境を保全,維持できるようになるために,環境汚染物質などの成因,測定法,生体への影響,汚染防止,汚染除去などに関する基本的事項を修得する。

【①地球環境と生態系】
1. 地球規模の環境問題の成因,人に与える影響について説明できる。
2. 生態系の構成員を列挙し,その特徴と相互関係を説明できる。
3. 化学物質の環境内動態(生物濃縮など)について例を挙げて説明できる。
4. 地球環境の保全に関する国際的な取り組みについて説明できる。
5. 人が生態系の一員であることをふまえて環境問題を討議することができる。(態度)

【②環境保全と法的規制】
1. 典型七公害とその現状,および四大公害について説明できる。
2. 環境基本法の理念を説明できる。
3. 環境汚染(大気汚染,水質汚濁,土壌汚染など)を防止するための法規制について説明できる。

【③水環境】
1. 原水の種類を挙げ,特徴を説明できる。
2. 水の浄化法,塩素処理について説明できる。
3. 水道水の水質基準の主な項目を列挙し,測定できる。(知識・技能)
4. 下水処理および排水処理の主な方法について説明できる。
5. 水質汚濁の主な指標を列挙し,測定できる。(知識・技能)
6. 富栄養化の原因とそれによってもたらされる問題点を挙げ、対策を説明できる。

【④大気環境】
1. 主な大気汚染物質を列挙し,その推移と発生源,健康影響について説明できる。
2. 主な大気汚染物質を測定できる。(技能)
3. 大気汚染に影響する気象要因(逆転層など)を概説できる。

【⑤室内環境】
1. 室内環境を評価するための代表的な指標を列挙,測定できる。(知識・技能)
2. 室内環境と健康との関係について説明できる。

【⑥廃棄物】
1. 廃棄物の種類と処理方法を列挙できる。
2. 廃棄物処理の問題点を列挙し,その対策を説明できる。
3. マニフェスト制度について説明できる。

【⑦労働衛生】
1. 代表的な労働災害、職業性疾病について説明できる。
2. 労働衛生管理について説明できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

衛生化学、衛生化学実習

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等

+R授業対象科目。第1回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照。

1

地球環境と生態系 (1)

地球環境の成り立ち
生態系
食物連鎖・生物濃縮

2

地球環境と生態系 (2)

環境内における化学的循環
化学物質の環境内動態

3

地球環境と生態系 (3)

地球環境問題(オゾン層破壊、地球温暖化、酸性雨、その他の環境問題)
地球環境保全に関する国際的な取り組み

4

水環境 (1)

原水
水の浄化法
塩素処理

5

水環境 (2)

水道水の水質基準
水質試験

6

水環境 (3)

下水処理
富栄養化

7

水環境 (4)

水質汚濁に係る環境基準
排水基準
水質汚濁の試験法

8

大気環境 (1)

大気汚染物質と健康
大気汚染に影響する気象要因

9

大気環境 (2)

大気汚染に係る環境基準
大気汚染物質の排出規制
大気汚染物質の測定法
悪臭・騒音・振動

10

室内環境

室内環境測定
シックハウス症候群

11

廃棄物処理

廃棄物の種類と処理法
廃棄物対策(マニフェスト制度など)

12

環境保全と法的規制 (1)

四大公害
環境基本法(環境基準、典型七公害)

13

環境保全と法的規制 (2)

環境汚染を防止するための法規制

14

まとめ

授業実施形態

対面で実施

授業外学習の指示

講義内で指示する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 80

受講生の到達目標が達成されたかについて,確認するための試験を行う。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
20

講義内での小テストによって,理解度の評価を行う。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

特になし

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
My衛生薬学 第2版 高橋典子、山﨑正博 TECOM 978-4-86399-486-7

教科書(使用頻度、その他補足)

授業の予習,復習に使用する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
衛生薬学 健康と環境 日本薬学会 編 東京化学同人 9784807917112
新 衛生化学・公衆衛生学 大沢基保、福井哲也、永沼章 南江堂 978-4-524-40269-4
衛生薬学 基礎・予防・臨床 今井浩孝、小倉康光 南江堂 978-4-524-40317-2
衛生薬学-健康と環境- 新井洋由、早川和一 編集 廣川書店 978-4-567-47191-6

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

薬学教育モデル・コアカリキュラムと本学薬学部科目との対応表(https://ct.ritsumei.ac.jp/ct/page_4654070c1728182_3759943156)

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/