授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30747:[2025 春セメスター]現代日本の政治(G1) 2025 春セメスター 水2 経済学部,理工学部,食マネジメント学部,薬学部,スポーツ健康科学部 梶居 佳広 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 403号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

本講義は(歴史的背景も含めた)現代日本政治に関する教養科目で、日本政治の基本的な仕組みとその運用について説明したいと考えています。ただし講義担当者が政治史(現代史)専攻であるため、「歴史」寄りの講義になることは了解してください。その上で今年(2025年)は「昭和100年・戦後80年」ですが、冷戦終焉(1989年)以降「改革」の動きが目立っていること、また「戦後民主主義」を象徴する存在といえる日本国憲法の改定論議も継続していることを意識して講義を進める予定です。

受講生の到達目標

日本の政治をみる上で必要な問題を理解する。
規範的な視点から現実の政治事象について把握し判断を下せる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特になし

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

イントロダクション・1989年

「4つの89年」、戦後80年・昭和100年
【+R 授業】詳細はmanaba+Rを参照

2

戦後日本政治の概要 1

占領改革 55年体制と60年安保、高度経済成長

3

戦後日本政治の概要 2

低成長と「戦後政治の総決算」「改革」の試みと現状

4

選挙・政党 1

選挙・政党の重要性 選挙制度と政党システム 

5

選挙・政党 2

 政党支持・投票行動 戦後日本の政党・選挙の特徴

6

立法と行政 1

議院内閣制 議会の権能と衰退?

7

利益集団・圧力団体

)政財官の癒着・「三角同盟」、政治参加

8

立法と行政 2

行政国家、官僚制

9

地方自治

分権化

10

「平成の改革」

統治改革、新自由主義

11

ゲストスピーカーによる講演

行政または地方自治に関する諸問題の予定

12

ゲストスピーカーによる講演

歴史(台湾植民地支配)

13

ゲストスピーカーによる講演

地方自治の歴史関連の予定

14

まとめ

今後の課題

授業実施形態

第1回目から教室の対面講義です。ただしゲスト講演についてはZOOM利用を予定しています。紙媒体のレジュメ・資料を多用する「古風なアナログ」講義ですが。manaba+Rにもレジュメはアップする予定です。

授業外学習の指示

日本政治に関する様々な情報をmanaba+Rで紹介する予定ですが、受講生の皆さんも各自調べてください。なお現状を知るには新聞、それも複数の政治的傾向の異なる新聞を読むことが大切だと思います。あまり時間は割けないと思いますが、「紙の新聞」を手にすること、またインターネットで全国各地の新聞(例えば地元に関する独自情報が多い沖縄の新聞)を閲覧しておくとよいでしょう。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 60

出題テーマに沿ってポイント整理したうえで、自己の見解も展開できているか?

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
40

毎回講義時のコメント、また自発的なレポート提出などを定期試験評価に加味する。

成績評価方法(備考)

定期試験を中心に、毎回講義時のコメントも加味しつつ評価を行います。定期試験だけで評価されたくない学生さんは,普段の講義コメントのほか、任意レポートも提出するといいでしょう(任意レポート提出の場合、定期試験の割合をある程度低くします)。

「容赦なく落とす」つもりは全くありませんが、いわゆる「楽勝科目」でもないでしょう(「リラックマを描くと楽に単位が取れる」とネットに書き込まれたこともありますが、事実無根です)。

受講および研究に関するアドバイス

前にもふれたように、日頃から新聞や書籍に接しておきましょう。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
ポリティカル・サイエンス入門 坂本治也ほか 法律文化社 978-4-589-04100-5
日本政治ガイドブック: 改革と民主主義を考える 村上弘 法律文化社 全訂第3版

教科書(使用頻度、その他補足)

毎回の講義で逐一使用するわけではありませんが、上記2種の教科書のいずれかを購入することが望ましいです。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
この経済政策が民主主義を救う 松尾匡 大月書店 978-4-272 -14062-6
〈階級〉の日本近代史 坂野潤治 講談社 978-4-06-258589‐7
現代政治学入門 加茂利男ほか 有斐閣 4-641-12168-0
戦後政治史 石川真澄 岩波書店 4-00-430904-2 新書
ポピュリズムとは何か 水島治郎 中央公論新社 978-4-12-102410-7 新書
生活保障 宮本太郎 岩波書店 978-4-00-431216-1 新書
二大政党制批判論 吉田徹 光文社 978-4-334-03527-3 新書
岸信介 原彬久 岩波書店 978-4-00-430368-0 新書
小泉政権 内山融 中央公論新社 978-4-12-101892-2 新書
日本の統治構造 飯尾潤 中央公論新社 978-4-12-101905-9 新書
中曽根康弘 服部龍二 中央公論新社 978-4-12-102351-3 新書
日本占領史 1945-1952 福永文夫 中央公論新社 978-412-102296-7 新書
日本国憲法の誕生(増補改訂版) 古関彰一 岩波書店 978-4-00-600361-6 現代文庫
比較のなかの改憲論 辻村みよ子 岩波書店 978-4-00-43166-0 新書
民主党政権 失敗の検証 中央公論新社 978-4-12-102233-2 新書
議院内閣制 高安健将 中央公論新社 978-4-12-102469-5 新書
民主主義とは何か 宇野重規 講談社 978-4-06-521295-0 新書
18歳から考える日本の政治 五十嵐仁 法律文化社 978-4-589-03614-8 かつてのテキスト
平成時代 吉見俊哉 岩波書店 978-4-00-431777-7 新書
平成史講義 吉見俊哉編 筑摩書房 978-4-480-07198-9 新書
戦後日本政治史 境家史郎 中央公論新社 978-4-12-102752-8 新書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

当たり前のことですが、私語は禁止。友人とのだんらんは別の場所で行いましょう。
授業態度の良い悪いがある程度成績評価にも直結すると考えてください。例えば、2017~2019年の経済学部は私語がほとんどなく真面目な受講態度だったこともあって試験受験者の90%以上が合格しました。しかし、数年前の某学部は非常に悪い授業態度であったためか受験者の3割以上が不合格という結果になっています。
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URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/