授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13735:[2025 秋セメスター](教)生徒指導・進路指導の理論と方法(GB) 2025 秋セメスター 水5 法学部,産業社会学部,文学部,法学研究科,社会学研究科,文学研究科 大谷 哲弘 2

キャンパス

衣笠

授業施設

学而館GJ401号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

生徒指導は,一人一人の生徒の人格を尊重し,個性の伸長を図りながら,社会的資質や行動力を高めることを目指して教育活動全体を通じ行われる,学習指導と並ぶ重要な教育活動である。そこで本授業では,生徒指導の意義や原理等の基礎知識を講義し,組織的に生徒全体へ生徒指導を進めていくために必要な知識・技能について講義演習を行う。また,いじめ,不登校,虐待等の生徒指導上の課題を踏まえ,他の教職員や関係機関と連携の在り方について具体的な指導方法について講義と演習を行う。
進路指導は,生徒が自ら,将来の進路を選択・計画し,その後の生活によりよく適応し,能力を伸長するように,教員が組織的・継続的に指導・援助する過程であり,長期的展望に立った人間形成を目指す教育活動である。それを包含するキャリア教育は,学校で学ぶことと社会との接続を意識し,一人一人の社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力を育むことを目的としている。そこで本授業では,学校教育における進路指導やキャリア教育の意義と指導方法について講義する。また,進路指導・キャリア教育の基礎理論,体験活動をはじめとする地域社会との連携,評価と課題,ガイダンスとカウンセリングの方法など,具体的な指導方法について講義と演習を行う。

受講生の到達目標

1.知識・技能の観点
  ・すべての生徒を対象とした生徒指導・進路指導について具体例を示しながら説明できる。
       ・生徒の抱える主な生徒指導上の課題の様態とその対応の在り方を説明できる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力の観点
  ・自分で理解したことを,口頭や文章でわかりやすく人に説明できる。
  ・周囲と円滑なコミュニケーションをとりつつ,演習に参加できる。
3.主体的な態度の観点
  ・自らの学習を振り返り,適切な改善点を挙げることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

生徒指導の意義・原理と介入の要点および教科・領域との関係

査定,方策,目標設定,意義,生徒指導の機能
【+R授業】詳細はmanaba+Rを参照

2

生徒指導と教育相談

個別支援,3次的援助,生徒とのかかわり

3

児童生徒全体への生徒指導

1次的,2次的支援,集団づくり

4

進路指導・キャリアカウンセリング

問題解決訓練法,進路指導の展開,傾聴,コーチング

5

いじめの理解

いじめ問題の現状と課題、定義、行動分析による理解

6

いじめへの対応

早期発見、対応、学校基本方針の点検

7

不登校の理解と対応

予防、家庭訪問、支援、再登校

8

危機場面の理解と対応

自傷行為、自殺、虐待、関係機関との連携

9

生徒指導における法制度

校則、安全配慮義務、懲戒処分、出席停止,体罰,アンガーマネジメント

10

キャリアを支える理論

学習指導要領の位置づけ、中途退学者,若年無業者,キャリア発達理論

11

職業体験・インターンシップの意義とその指導

ホランドの職業選択理論、進路指導のアセスメントの観点、組織的、関係機関との連携

12

キャリア教育の意義とその指導

生徒の現状、キャリア教育の進め方、教育活動の中の位置づけ、キャリア・アンカー理論

13

キャリア教育における指導

今後の予測、計画された偶然性理論、キャリア構築理論

14

計画的な生徒指導・進路指導の展開とその評価・「確認テスト」

学校教育目標,組織,学校評価制度、自己評価

授業実施形態

対面授業を基本とします。
対面以外の実施形態をとる場合は、適宜指示します。

授業外学習の指示

 復習を兼ねて、毎時間、小レポートを課します。このときに、講義資料で示した引用文献、参考文献を読みながら取り組んでください。また、参考書や参考となるwebページで示した文部科学省等の報告書については各自読み進めてください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・授業中の演習や討議等に対する態度や技能を評価する。また、毎回の授業時にmanaba上に学修内容の振り返りを記述し,授業内容の理解度および記述内容の論理性を評価する。(約50%)
・第14回の授業で「確認テスト」を実施し,授業の到達目標に対する到達度を評価する。(約50%)

成績評価方法(備考)

なお、2/3以上の授業に参加した者のみを成績評価の対象とする。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

授業内容のレジュメ等については、授業内で指示します。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
生徒指導提要(改訂版) 文部科学省 教育図書
中学校キャリア教育の手引き 文部科学省 教育図書 978-4316300269
高等学校キャリア教育の手引き 文部科学省 教育図書 978-43163005

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話

備考

担当者の実務経験について
 本講義の担当者は、高等学校の教諭、県立総合教育センターにおいて教育支援相談担当研修指導主事としての実務経験がある。また、臨床心理士・公認心理師の資格を有しスクールカウンセラーとしての実務経験を継続している。本科目では、そこから得られた知見を授業内容に反映させている。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/