Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
15904:[2025 Fall]The Body as Cultural Expression (S) 2025 Fall Fri2 College Of Social Sciences MORISUE SAORI 2

Campus

KIC

Class Venue

IGAKUKAN IG401

Language

日本語

Course Outline and Method

【授業の概要】

私たちの身体は、姿勢、しぐさ、動作などによって、言語以上に雄弁にその人自身を語っている。こうした身体表現は、ことばならざることばともいえ、コミュニケーションの重要な要素の1つと考えられる。本授業では、自然、社会、文化と深くかかわり、人と人とのコミュニケーションの中で様式化されていく身体文化である舞踊(ダンス)における身体表現という視点を軸に、人はなぜ踊るのか、身体表現とは何かを考察する。


具体的な概要として、まず日本の公教育において身体表現に関する学習内容や、そこでの言説を概観する(発達心理等を参考に)。それらが重要視されている意義について理解を深め、教育における身体表現学習という視点を獲得する。次に、自然・社会・文化と深くかかわりながら様式化された身体表現、つまり舞踊(ダンス)という身体文化に着目する。それらが成立していく時代的背景を理解し、舞踊(ダンス)を俯瞰的に眺め、教育における身体表現学習という視点も考慮し、現代社会と相対的に照らし合わせながら考察を深める。


毎回提出してもらうコメント課題は、manaba-R上で提出する。個別にコメントを返す。
また毎週、全体講評を、manaba-R上でフィードバックするので、確認すること。
計2回の確認テストは、manaba-R上での提出する。個別に点数の公表と、コメントを返す。
最終の期末レポートは、全て採点が終わった後に、manaba-R上にて全体講評をする。


【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

Student Attainment Objectives

・人間が生まれながらにして他者と共鳴・リズムを共有することを願い。表現しながら他者と関わろうとする存在であることを理解すること。
・様々な具体的な舞踊文化(身体表現の文化)の知識を獲得していきながら、それらが自然・社会・文化と深くかかわり、人々の間で形成されていくことを理解すること。
・上記の理解を踏まえ、身体表現の今日的な意義を考察し、他者に対して説明できるようになること。

これらを通じて「身体・社会・文化を見る視点」を涵養することを、目標としてもらいたい。

Recommended Preparatory Course

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1<ライブ配信型授業、対面>

授業の概要と導入

授業の概要、到達目標、スケジュール、成績評価方法について。コンテンポラリー・ダンスとは何か。身体の表現性について。

2<対面>

乳幼児から幼児期における身体表現

乳児~幼児期における身体、心の発達と、発達の過程で重要視される、リズム・身体表現遊びの意義を考察する。

3<対面>

古くから伝承されてきたダンス(世界)

原始共同体社会より、踊ることは人々の生活に密接に関連してきた。呪術的儀式の中で行われたダンスや、組織的宗教儀式の中で伝承されてきたダンスについて。

4<対面>

日本の伝承されてきた舞踊 その1

日本における古くから伝承されてきた舞踊について。
宮中の御神楽、舞楽など「舞」の要素が強い舞踊を中心に概観する。

5<対面>

日本の伝承されてきた舞踊 その2

雅楽寮の保護を離れた散楽が民間に広がり、田楽、猿楽へと展開する。猿楽は将軍の保護を受け能楽へと発展する。一方、御霊信仰が広がり御霊会が始まる。それらは風流化した祭祀行列の流行を生むことを概観する。

6<対面>

日本の伝承されてきた舞踊 その3

踊り念仏が全国に広がり、次第に風流化する。出雲の阿国によって始められた「かぶき踊り」が、後の歌舞伎へと展開することを概観する。

*確認テスト1回目 manaba-R上で実施する。

7<対面、+R授業>

ヨーロッパに誕生した舞台芸術 バレエ

古代ギリシャの舞踊文化から、17世紀、ルイ14世を中心にフランス宮廷から発展した宮廷バレエ、さらに、フランス革命を経て発展したロマンティック・バレエ、ロシアで確立するクラシック・バレエまで概観する。

8<対面>

新しいダンス(New Dance)の誕生 ーモダン・ダンスの祖-

20世紀の初頭、イサドラ・ダンカンらアメリカ人ダンサーらによって始められた新しいダンスについて。(後のモダン・ダンスの祖と呼ばれる。)

9<対面>

新しいバレエの誕生 (モダン・バレエ)

20世紀初頭、新しいダンスの影響を受けたロシアのディアギレフ・バレエ・リュスについて。伝統的、古典的なバレエとは違う新しいバレエ(後にモダン・バレエと呼ばれる)の誕生について概観する。

10<対面>

ドイツにおけるモダン・ダンスの確立

ドイツ、ルドルフ・ラバンによるノイエ・タンツ(新しいダンス)の理論化と体系化について。ラバンの弟子であるマリー・ヴィグマンの活躍について概観する。

*確認テスト2回目 manaba-R上で実施する。

11<対面>

アメリカにおけるモダン・ダンスの確立/戦前日本のモダン・ダンス

1920年代~ アメリカ、モダン・ダンスの第一人者であるマーサ・グレアムについて。また、明治以降、近代化が進む日本におけるモダン・ダンスのパイオニアである石井漠について。

12<対面>

コンテンポラリー・ダンスの台頭 その1

1980年代に台頭するコンテンポラリー・ダンスに至るまでの過程を概観する。第二次大戦後、アメリカにおいて広まったポスト・モダン・ダンスについて。また、1960年代に土方巽によって創始された舞踏(BUTOH)について概観する。

13<対面>

コンテンポラリー・ダンスの台頭 その2

第二次大戦後に展開したポスト・モダン・ダンス、舞踏(BUTOH)、モダン・バレエ、タンツテアター、それぞれの多大な影響を受けて、それらのハイブリッド型である新しいダンス(ヌーベルダンス)が誕生する。後にコンテンポラリー・ダンスと呼称される。

14<対面>

イギリスで発祥したコミュニティダンス

第二次大戦後、イギリスで発祥したコミュニティダンスについて。戦後コミュニティの崩壊から、それを立て直すためのコミュニティダンスの役割について概観する。

Class Format

第1回のみ、教室からライブ配信を行います。対面で受講することも可能です。
ZoomのURLは、第1回までにコースニュースでお伝えします。

第2回~第14回、対面授業で行います。同時配信はしません。ただし授業は録画しますので、後日録画のみ配信する予定です。

【+R授業】は第7回授業で実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。
【+R授業】は、Video On Demand にて実施します。
 

Recommendations for Private Study

・授業内に紹介する参考文献等を検索し、読んでみること
・授業内で紹介する公式HP等の舞踊(ダンス)動画は、複数回見てみること(授業資料にアップ)
・毎週、掲示板にスレッドを立てる。
 また他学生の提出されたコメントを複数シェアする(匿名の形にする)ので、参考にすること。
 それに対し、自分なりの意見を、掲示板に書き込むことも可能である。
・実際の舞踊(ダンス)公演を鑑賞するなどをして、舞踊(ダンス)を経験してみること。
・それぞれの研究テーマの視点でレジュメを再読し、気づいた点をメモしておくこと

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 0

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

毎回の授業に対するコメント、計2回の確認テスト、最終の期末レポートの提出 

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

様々な舞踊(ダンス)を概観することで、見落としがちな身体の表現性という視点を意識化し、その身体表現は、人々の関わり、つまり社会・文化と密接に関わっているということをまずは理解すること

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

必要に応じて、レジュメ、参考文献の表などmanaba-Rに随時掲載する。

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
舞踊と社会 遠藤保子 文理閣 4-892559-375-3
舞踊学の現在 遠藤保子他 文理閣 978-4-89259-653-7
臨床舞踊学への誘い-身体表現の力- 柴眞理子編 ミネルヴァ書房 978-4-623-08242-1

Reference Books (Frequency of Use, Note)

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R)

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URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/