Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
50135:International Business Management (BA) 2024 Spring Wed3 College Of Business Administration NAGASHIMA MASAYASU 2

Campus

OIC

Class Venue

Learning Infty Hall

Language

Japanese

Course Outline and Method

  グローバル化の進展にともない、外国企業や外国市場に関わる機会が増加、国際経営戦略が、企業の経営戦略の重要な部分を占めるようになっています。ただし、海外市場は日本とは異なる市場であり、日本と同じ方法で競争しても競争優位を獲得(利益確保)できるとは限りません。

 本講義では、本国とは異なる事業環境の中で、どのようにすれば日本企業が現地のライバル企業に対して競争優位を獲得(利益確保)できるかを受講生が理解し、その知識を活かして、国際経営戦略を分析できるようになることを目的とします。

 講義の基礎となる中心的概念は、ものづくりを利益に結びつけるための2つの視点、価値づくりとそのプロセスをサポートするサプライチェーン・マネジメントです。世界的に技術レベルが向上した結果、顧客が基本的に求める機能を満たすことは比較的簡単になり、顧客が追加的な対価を払ってでも欲しいと考える、機能を超えた商品の価値づくりが重要になっています。加えて、開発、生産、販売と言った企業の主活動はそれぞれの活動の論理で多様な国に分散、そのグローバルな運営は複雑化しています。こうした活動を緊密に連携させるサプライチェーン・マネジメントを通じて、価値づくりの仕組みを構築することが国際経営上重要な課題となっています。

 講義は、グループワークによる学習方法と国際経営の第一線で活躍中の学外の実務家(国際経営を推進しておられる家電業界の企業幹部の方々)をゲスト講師としてお招きする参加型・対話型スタイルを採用します。グループワークによる学習方法では、 グループによる協働作業(討議)によって 仲間同士がお互いに能動的に学び合いながら、知識が定着していく学習を目指しており、授業外学習が要求されます。講義の前半では自宅などで教科書による事前学習を行い、大学でその学習内容を発表するという形の学生同士の対話を中心とした授業を行います。中盤では、実務家による最先端の事例並びにこれまでの企業人生等の紹介を通じて、海外の現場を、臨場感をもって感じてもらいながら、国際経営の実態が理解できるように設計されています。後半は、グループごとに設定した課題について、各グループが発表を行います。

 本講義は、1回目並びに8回目から11回目(計5回)を除く全授業において対⾯での授業を実施します。第1回については、受講登録者数が定まっておらず、教室内が密集する可能性があるため、8回目から11回目については、遠方からのゲストスピーカーによる講義を行うため、メディアを利⽤した授業(ライブ配信型)を実施します。

Student Attainment Objectives

1.国際経営戦略の基礎概念を理解できる。
2.日本企業の経営のグローバル化の現状を理解し、国際経営の諸問題について分析できる。
3.論理明快なプリゼンテーション、問題点の指摘ができる。

Recommended Preparatory Course

・国際経営論は必ず履修し、経営学に関する基礎的理論知識を修得済みであること。

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

講義のオリエンテーション
※授業の内容・方法・成績評価方法の説明並びにグループ分けをするので、必ず出席すること。

・講義概要の説明
・評価方法
・グループ分け
※メディアを利⽤した授業(ライブ配信型)を実施

2

本講義の基礎となる概念紹介

・価値づくり
・サプライチェーン・マネジメント

3

グループ・ワーク

基礎概念となる価値づくりとサプライチェーン・マネジメントに関する事例分析

4

国際経営戦略の基礎理論
国際経営戦略の基礎知識

・国際経営戦略
・海外直接投資の理論
・多国籍企業の組織デザイン
・海外子会社経営

5

国際経営戦略の実践

・海外研究開発
・海外生産

6

国際経営戦略の実践

・国際マーケティング
・グローバルサプライチェーン

7

中間発表1

1回目から6回目の講義の知見を活かしたグループ課題に対する中間発表1及びフィードバック

8

海外研究開発(事例編) 

開発責任者による国際戦略の事例紹介
※メディアを利⽤した授業(ライブ配信型)を実施

9

 海外生産と海外子会社の経営(事例編)

生産責任者(かつ海外子会社の経営者)による国際戦略の事例紹介
※メディアを利⽤した授業(ライブ配信型)を実施

10

国際マーケティング(ブランディング:事例編)

国際マーケティング責任者による国際戦略の事例紹介
※メディアを利⽤した授業(ライブ配信型)を実施

11

グローバルサプライチェーン(事例編)

グローバルサプライチェーン責任者による国際戦略の事例紹介
※メディアを利⽤した授業(ライブ配信型)を実施

12

中間発表2

1回目から11回目の講義の知見を活かしたグループ課題に対する中間発表2及びフィードバック

13

グループ・ワーク

グループ課題の最終発表の準備

14-15

グループ課題の最終発表と総括

 グループ課題の最終発表と講義の振り返り・総括

Class Format

本講義は、1回目並びに8回目から11回目(計5回)を除く全授業において対⾯での授業を実施します。第1回については、受講登録者数が定まっておらず、教室内が密集する可能性があるため、8回目から11回目については、遠方からのゲストスピーカーによる講義を行うため、メディアを利⽤した授業(ライブ配信型)を実施します。

Recommendations for Private Study

本講義は、以下多岐にわたる授業外学習を前提としている。この授業外学習に取り組んでいかなければ授業について行けないので、manaba+Rを常に参照し授業外学習の準備をして欲しい。

4−7回 :グループによる授業外学習
・各グループにて、与えられた課題(目安として、1回あたり1時間程度の準備時間を要する)について教科書による授業外学習を行い、その学習内容(課題レポート)をmanaba+Rに提出、授業にて発表

8−11回:個人による事例レポート
・各自、毎回講義終了後、実務家から紹介された内容について、事例レポートを作成(講義内容の要点整理と自らの学び・気づきを記載/目安として、1回あたり30分程度の準備時間を要する))し、manaba+Rに提出

12-15回:グループによる課題発表
・各グループにて、与えられた課題(目安として、3時間程度の準備時間を要する)について授業外学習を行い、その学習内容(課題プリゼンテーション)をmanaba+Rに提出、授業にて発表

15回:個人による課題レポート
・各自、与えられた課題(目安として、3時間程度の準備時間を要する)について授業外学習を行い、個人レポート作成し、manaba+Rに提出

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written)

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

グループ課題発表 : 30%
・講義で取り上げた国際経営戦略論の基礎的な概念や知識を、事例を交えて理解し、使えるようになったかを評価する

個人レポート: 30%
・講義で取り上げた国際経営戦略論の基礎的な概念や知識を、事例を交えて理解し、使えるようになったかを評価する

受講態度: 40%
・考えてみよう、事前課題レポート、事例レポートへの積極的な取り組みと期限内の提出

Grade Evaluation Method (Note)

・本講義では、出席要件を課す。欠席回数が1/3を超え、6回以上になると、自動的に不合格(F評価)となるので、十分注意すること。

・Zoomでの本講義の出席要件は、Zoomに入室後、ビデオカメラ機能が、講義の初めから終わりまで、必ずONになって、本人が確認できることである。その理由は、教員のメッセージが伝わっているかどうかを、表情を見ながら確認しているためで、静止画ではなく、必ず本人の表情が確認できるように、常にビデオカメラ機能をONに設定しておくこと。

・実務家講師による講義への2回の遅刻は、1回分の欠席として、実務家講師による講義への1回の欠席は、2回分の欠席として、カウントされるので十分注意すること。

Advice to Students on Study and Research Methods

・講義の流れは、効果的に新しい物の見方を身につけられるように設計されています。ただし、その分、授業内外における地道な学習努力が求められます。それができない受講生は、単位を落とす可能性が高いので、履修を薦めません。

・理論編で学んだ自分の知識をもとに、事例編では、自分であったらどう戦略を練るかというように、発展的に考えてください。

Textbooks

Title Author Publisher ISBN Code Comment
『はじめての国際経営』 中川 功一、林 正、多田 和美、大木 清弘 有斐閣 9784641150171
『グローバル・サプライチェーンにおける新しい製販協働のかたち -見えない需要を見える需要に-』 永島正康 丸善プラネット 978486345483-5

Textbooks (Frequency of Use, Note)

講義前半のグループによる授業外学習に使用

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
価値づくり経営の論理―日本製造業の生きる道 延岡 健太郎 日本経済新聞出版社 9784532317232

Reference Books (Frequency of Use, Note)

講義後半のグループによる授業外学習に使用

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Communication Paper,Learning Management System (manaba+R),Talk with Students

Other Comments

・担当者の実務経験について:担当教員は、家電メーカーに入社後、 約30年間、国際経営・国際マーケティングに従事。 国内外で、海外市場における企画、販売、 マーケティングの責任者を歴任してきました。その実務経験を活かして、国際経営の理論学習とそれを実際に使える能力を涵養する講義を行います。

・この科目の担当教員は、シラバスのケースや講義の内容に関し、受講生に対する事前説明の上で変更する権利を有しています。

・本講義を通じて、受講生の皆さんに、以下の3点を学んで欲しいと思っています:
1. 絶えざる変化をしている海外ビジネスのダイナミックな世界を知る(実践面)。
2. 国際経営の学問的面白さを知る(理論面)。
3. 自分自身の将来のキャリア選択を考える際の参考にする(海外勤務)。

・将来に向けて、留学や海外勤務に興味のある方は、教員室まで気軽に相談ください。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://www.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/