| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 13380:理科探究A (S) § 13381:理科入門Ⅰ(S) | 2022 | 春セメスター | 火3 | 産業社会学部 | 山下 芳樹 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
令和の時代の学習指導要領では、探究をキーワードに新しい理科の学びが展開される。そこでは、 個人の幸せや、引いては社会の発展に役立たせるという「学びに向かう力や人間性の涵養」のために、① 何を知っているか、何ができるかという「知識と方法の定着」と、② 知っていること、できることをどう使うかという「思考力・判断力、そして表現力」の育成が求められる。理科では、理科的な見方・考え方を駆使して、理科特有の活動である「探究活動」が大きな特色になっている。
探究活動とは科学者が行う研究活動とは異なり、たとえ与えられたテーマであっても、受講生自身の課題の下、新たな視点で自然現象(事物・現象)を捉え直すことで、自身の生活の中で新しい意味を持たせたり、また予想だにしなかった新しい気づきに驚くことがある。見慣れた身近な現象であっても「理科的な見方(自然の捉え方)」や「理科的な考え方(自然へのアプローチの仕方)」によって、これまで見えてこなかった(見ようとはしなかった)規則性や共通性が現れる。このような事例を通して、探究活動(探究的な活動)の仕方や、またその意義を捉え直そうとすることが本講義のねらいである。同じ自然現象であっても、この現象を捉える枠組み(自然観・科学観)が異なれば、その意義や意味が変わってくる。この自然現象の推移、具体的にはアリストテレス・アルキメデスからケプラー、デカルト、そしてニュートンを事例として、個人の考え方がいかにして培われ、常識となり得たかを紹介する。者(人)と物(自然現象)との関り方としての探究活動について学ぶ。さらに、学び方に関しては、学校教育では情報科教育、特にICTの有効活用が今後の教育の主流となることを踏まえ、本講義の随所に情報科教育、ICTの有効利用、また情報リテラシーについてを考えることにしたい。
【授業の方法】
本科目は大学設置基準および立命館大学産業社会学部則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。
受講生の到達目標
② 物質の基本的性質である質量、また電気量についての様々な振る舞いについて説明できる。
③ 自然の諸現象について、探究の方法である実験を駆使し、ごく小数の原理・法則から多様な振る舞いを説明することができる。
④ 小学校理科で学習したことを基盤に、小中高の系統的な(より高度な)内容を自らが組み立てられるようになる。
⑤ 科学におけるキーパーソンを取り上げ、人と自然現象の関りとして探究活動の具体的なイメージができるようになる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 第1回 | 授業のねらいと方針、基盤となる小・中高等学校理科の学びについて |
理科の見方・考え方、探究的な活動、ICTの有効利用、事例 |
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| 第2回 | 導入実験①(振り子の運動が示す驚異の世界)<重力の測定から地球の形状まで> |
重力の測定から地球の形状まで、小学生の発見と大学生の発見、ICTを用いた多面的理解 |
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| 第3回 | 私たちはいかにして力と運動を把握するか① |
アリストテレス・アルキメデスの把握を事例として、ICTの有効活用(モデル化とシミュレーションによる多面的理解)、探究実験(その1) |
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| 第4回 | 私たちはいかにして力と運動を把握するか② |
地上と宇宙の統一:プトレマイオスからケプラーへ<事例研究> |
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| 第5回 | 私たちはいかにして力と運動を把握するか③ |
慣性をめぐる攻防:ガリレイ・デカルトからニュートンへ、探究実験(その2) |
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| 第6回 | 私たちはいかにして力と運動を把握するか④ |
運動の法則の確立:ニュートンの世界(科学者の直観とは何か、直観を科学にする)<事例研究> |
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| 第7回 | 私たちはいかにして力と運動を把握するか⑤ |
分子・原子、極微の世界を支配する力学へ:アインシュタインから21世紀へ<最先端事情>、ICTの有効活用(モデル化とシミュレーションによる多面的理解) |
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| 第8回 | 小・中、そして高等学校理科を貫く力と運動 |
私たちはなぜ力や運動を学ぶのか、<課題探究>(その1) |
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| 第9回 | 導入実験②(モーターのもつ2つの顔)<遠隔作用から近接作用の発想の転換> |
手回し発電機、リニアモーターを作る:小学生の発見と大学生の発見、ICTの有効活用(モデル化とシミュレーションによる多面的理解) |
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| 第10回 | 小・中、そして高等学校理科を支配する電気や磁気 |
私たちはなぜ電磁気をそこまで大切にするのか |
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| 第11回 | 私たちはいかにして電場・磁場を把握したか① |
エルステッドの発見、アンペール、ファラデーの反応(場の概念の萌芽)、ICTの有効活用(モデル化とシミュレーションによる多面的理解)<事例研究> |
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| 第12回 | 私たちはいかにして電場・磁場を把握したか② |
電気・磁気を電磁気学に仕立てた男マクスウェル(場の概念の確立)、ICTの有効活用(モデル化とシミュレーションによる多面的理解)<事例研究> |
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| 第13回 | 私たちはいかにして電場・磁場を把握したか③ |
アインシュタインの発想の原点(恐ろしい決断)<事例研究> |
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| 第14回 | 特殊相対性理論の世界 |
時間・空間概念を変えた男アインシュタイン(最後の古典論)、ICTの有効活用(モデル化とシミュレーションによる多面的理解・現象の可視可)<事例研究> |
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| 第15回 | 自然は私たちに何を語ってきたか(アリストテレスとニュートン、そしてアインシュタインが見たものは何か) |
<課題探究>(その2) |
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| 補足 | 受講生数によっては内容を変更する場合もあります。初回のガイダンス時に明らかにします。 |
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授業実施形態
BCPレベル1~2:対面授業
BCPレベル3~4:オンデマンド授業
【配慮要件】
以下の要件に該当する学生に対しては、オンデマンドでの配慮を行う。
①基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合)の高い学生
②基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合)の高い同居家族がいる学生
③海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合
【備考】
※「授業スケジュール」は、BCPレベル1~2を想定して記載している。変更があった際は別途manaba+Rに周知を行う。
※受講登録の結果によっては、出席調整またはメディアを利用した授業に切替えを行う場合がある。
授業外学習の指示
② 探究実験が数回用意されている。実験後は、その要点や背景を整理しレポートとして提出してもらう。
③ 運動の世界についてはプリント(資料)を配布するが、各自の自由な発想をもとに授業を進めるので予習課題についてまとめておくこと。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 1つのテーマが終わり次第、要点整理のための20分間の小テストを実施する。探究実験レポート等の提出、および発展課題等の報告によって評価する。 |
成績評価方法(備考)
【BCPレベル3~4の場合の評価方法】
5課題を提示し、オンライン授業でその解説、および課題への取り組み方を指示する。それに基づいて5課題を提出する。その課題、およびオンライン授業の出席回数等で総合的に判断する。
受講および研究に関するアドバイス
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| すべての答えは小学校理科にある<電気・磁気編> | 山下芳樹 | 電気書院 | 978-4-485-30098-5 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html