| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 17014:IR18‐HJ301 専門演習(62) § 17015:IR-GR301 専門演習(62) | 2024 | 春セメスター | 水4 | 国際関係学部 | CHEUNG YUKMAN | 2 |
キャンパス
衣笠
授業施設
恒心館KS302号教室
授業で利用する言語
日本語
授業の概要と方法
このゼミは、文化・歴史社会学の理論と手法を学び、文化の視点で激変する世界を見直し、近現代社会の問題と原点を分析する。
現代社会では、個人の自由と選択が増大する一方、安定した仕事と生活はもはや自明ではなくなる。社会の「リスク化」は、日本国のことだけではなく、個人生活から国際関係にまで影響を及ぼす。グローバル環境も不安定になり、人生の設計(就職、起業、進学、恋愛、結婚など)も難しくなる。日本に残るにしても、海外に出るにしても、個人がこの時代を生き残るためには、ピンチをチャンスに変える教養と知恵、そして、精神を保養する心構えも必要である。これらは大学で学ぶ最も大事な「生存戦略」である。
不安定な時代に生き残る力を獲得する上で、文化・歴史社会学を身につけることは有効な手段となる可能性がある。社会学のみならず、人類学、政治学のような社会科学と人文学の理論と方法、はては文芸分析の手法まで広くふれる予定である。各受講者の興味、素質と進路を配慮しつつ、該当分野の基礎をカバーする。
受講者の需要によって、時節に合ったテーマを年度ごとに選択するが、具体的に、春学期はグローバル/国際・総合的な日本研究、秋学期は国際的なテーマを取り上げながら、社会学理論と手法を学ぶ。
このゼミは、基本ご関心のあるテーマに沿って、文献を紹介し、指導をするが、指導教員の研究テーマに、ゼミ生をある程度巻き込む予定である。特に、「近代社会・日本・東アジアにおいて、いかに『近代性』を受け入れ、翻訳し、受けとめる」について、文化、について、広く勉強する予定である。理論・方法といえば、近代文化を捉えるため、文芸、思想、歴史、想像を通して、社会科学による「文脈」の社会分析と、人文系による「文本(テキスト)」分析を、社会科学系と人文系の新たな接続点を探る理論作業を勉強する予定である。
24年度は「文芸世界の文化社会学」を取り上げ、社会学理論の新書や文庫の講読・輪読を行う予定であるが、参加者の需要によって決定する。
他に、「教育社会学」、「ナショナリズム論」、「都市文化論・情報論」も講じる可能で、また、一定数の有志がいれば「香港研究」、「中西日文明の比較制度分析」、「世界社会論」のようなテーマでも可能である。 参加者の需要によって決定する。
対象地域は主に近現代と当代の日本社会だが、比較対象として担当者が熟知している香港も取り上げ、東アジア社会や世界各国の状況にもふれたい。また、歴史社会学ならでは避けられないが、比較視点としての西洋諸国(英、米、仏、独、露、オランダなど)と中国の歴史事情も取り上げる。
特に、日本サブカル業界就職や海外留学に興味のある方々には、徹底的に鍛錬する。
自由参加のゼミ旅行は、東京の都会観察、美術館見学と文化産業業界の交流か、海外都市の学術・文芸交流を行う予定。また、学期中でたまに映画館や展覧など見学する機会も用意する。
なお、教員が興味を持つ研究テーマも募集中:
近現代東アジアにおける世界社会の文化想像――
・日本アニメと漫画(作家、劇作家、文体とジャンル、監督、作品群、間テキスト・トランスメディアの文芸源流、創作体制、アニメスタジオ、産業形態、編集家、生産・流通・消費の産業チェーン、マルチメディア展開、著作権、消費者群れ、同人圏と同人産業)
・テキスト・文脈・作家性:奈須きのことTYPEMOON、虚淵玄、小島秀夫、成田良悟、幾原邦彦、古川知宏
都会とネイションの比較近代性――
・香港VS日本、香港映画、メディア、怪奇、スタートレック
日本近現代の制度史における「運命自主」――
・教育、組織、金融と資本主義、博打と賭け、リスク管理、交通安全と都会、鉄道と公共性、精神健康、健康、飲食文化、感情史、日常生活における儀式など
現代社会では、個人の自由と選択が増大する一方、安定した仕事と生活はもはや自明ではなくなる。社会の「リスク化」は、日本国のことだけではなく、個人生活から国際関係にまで影響を及ぼす。グローバル環境も不安定になり、人生の設計(就職、起業、進学、恋愛、結婚など)も難しくなる。日本に残るにしても、海外に出るにしても、個人がこの時代を生き残るためには、ピンチをチャンスに変える教養と知恵、そして、精神を保養する心構えも必要である。これらは大学で学ぶ最も大事な「生存戦略」である。
不安定な時代に生き残る力を獲得する上で、文化・歴史社会学を身につけることは有効な手段となる可能性がある。社会学のみならず、人類学、政治学のような社会科学と人文学の理論と方法、はては文芸分析の手法まで広くふれる予定である。各受講者の興味、素質と進路を配慮しつつ、該当分野の基礎をカバーする。
受講者の需要によって、時節に合ったテーマを年度ごとに選択するが、具体的に、春学期はグローバル/国際・総合的な日本研究、秋学期は国際的なテーマを取り上げながら、社会学理論と手法を学ぶ。
このゼミは、基本ご関心のあるテーマに沿って、文献を紹介し、指導をするが、指導教員の研究テーマに、ゼミ生をある程度巻き込む予定である。特に、「近代社会・日本・東アジアにおいて、いかに『近代性』を受け入れ、翻訳し、受けとめる」について、文化、について、広く勉強する予定である。理論・方法といえば、近代文化を捉えるため、文芸、思想、歴史、想像を通して、社会科学による「文脈」の社会分析と、人文系による「文本(テキスト)」分析を、社会科学系と人文系の新たな接続点を探る理論作業を勉強する予定である。
24年度は「文芸世界の文化社会学」を取り上げ、社会学理論の新書や文庫の講読・輪読を行う予定であるが、参加者の需要によって決定する。
他に、「教育社会学」、「ナショナリズム論」、「都市文化論・情報論」も講じる可能で、また、一定数の有志がいれば「香港研究」、「中西日文明の比較制度分析」、「世界社会論」のようなテーマでも可能である。 参加者の需要によって決定する。
対象地域は主に近現代と当代の日本社会だが、比較対象として担当者が熟知している香港も取り上げ、東アジア社会や世界各国の状況にもふれたい。また、歴史社会学ならでは避けられないが、比較視点としての西洋諸国(英、米、仏、独、露、オランダなど)と中国の歴史事情も取り上げる。
特に、日本サブカル業界就職や海外留学に興味のある方々には、徹底的に鍛錬する。
自由参加のゼミ旅行は、東京の都会観察、美術館見学と文化産業業界の交流か、海外都市の学術・文芸交流を行う予定。また、学期中でたまに映画館や展覧など見学する機会も用意する。
なお、教員が興味を持つ研究テーマも募集中:
近現代東アジアにおける世界社会の文化想像――
・日本アニメと漫画(作家、劇作家、文体とジャンル、監督、作品群、間テキスト・トランスメディアの文芸源流、創作体制、アニメスタジオ、産業形態、編集家、生産・流通・消費の産業チェーン、マルチメディア展開、著作権、消費者群れ、同人圏と同人産業)
・テキスト・文脈・作家性:奈須きのことTYPEMOON、虚淵玄、小島秀夫、成田良悟、幾原邦彦、古川知宏
都会とネイションの比較近代性――
・香港VS日本、香港映画、メディア、怪奇、スタートレック
日本近現代の制度史における「運命自主」――
・教育、組織、金融と資本主義、博打と賭け、リスク管理、交通安全と都会、鉄道と公共性、精神健康、健康、飲食文化、感情史、日常生活における儀式など
受講生の到達目標
・文化・歴史社会学、社会科学理論、人文系による文化分析の基礎を把握する。
・近現代日本社会や他の地域の事情や問題を社会学的な視点を獲得する。
・日本語・英語の文献を批判的に読み解き、議論する力を習得する。
・近現代日本社会や他の地域の事情や問題を社会学的な視点を獲得する。
・日本語・英語の文献を批判的に読み解き、議論する力を習得する。
事前に履修しておくことが望まれる科目
「社会学」、「国際文化社会学」を履修しておく・並行履修すること。成績優秀者優先。「比較文化論」、「近現代史」、「現代政治論」や「Historical Sociology of Globalization」などが役に立つかもしれない。また、他に担当者が平行開講している「現代社会理論/現代思想論」履修すること。
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
|---|---|
| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1-15 | ゼミの運営方法 |
ゼミは読書会のような形を取り、一緒に本を読み、議論する。学期のはじめ、中間と期末に時間を設け、卒論のための準備会と発表会を行う。ゼミ活動として、映画・アニメ鑑賞、見学、調査旅行、ゲストや他大学との交流を視野に入れ、受講者の興味と要望を配慮しながら判断する。 |
授業実施形態
第 1 回~15 回を対面授業にて実施
授業外学習の指示
・事前にテキストを読んでおくこと。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
||
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | タームペーパー40%
|
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
ゼミは基本的に日本語で行い、文献も出来るだけ日本語の文献を使う予定だが、訳のない文献は英語で読む。熱意のある受講生には英語や中国語の文献の読解も指導できる。英語を磨きたい、あるいは英語で書いてみい日本人受講生も、または日本語で読みたい、議論したい留学生受講生も歓迎する。
情熱、好奇心、あるいは知的な欲望を求められる。また、疑うことも問うことも重視する。ゼミでは自分の意見を遠慮なく積極的に発言することが推奨される。
情熱、好奇心、あるいは知的な欲望を求められる。また、疑うことも問うことも重視する。ゼミでは自分の意見を遠慮なく積極的に発言することが推奨される。
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
特にない。
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 平成史【増補新版】 | 小熊英二編 | 河出ブックス | 4309624685 | |
| An Advanced Introduction to Nationalism | Liah Greenfeld | Edward Elgar Publishing | 978 1 78536 256 9 | 日本訳あり |
| Nationalism: A Short History | Liah Greenfeld | Brookings Institution Press | 0815737017 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
学生との直接対話,その他(教員より別途指示)
備考
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html