| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10596:国際社会経済学 (S) § 10597:国際産業論(S) | 2024 | 春セメスター | 金4 | 産業社会学部 | 江口 友朗 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本講義では、特に国際的な見地から社会経済システムを把握していくべく、特に「産業」を中心的な概念・要素としつつ、それを史的にまた国際状況や未来予測といった複眼的な視点から把握し、理解することを目的とします。また、具体的には、以下2つの大きな講義主題について取り上げ、最終的には、各自が日本の産業の行方や未来の企業行動の可能性を、学術的に分析しうる力を習得することを念頭に議論を進めます。つまり、まずは、(A)産業が社会全体・1国全体においてどの様な役割・機能をもっているのかという主題を、制度の経済アプローチのロジックを紹介しつつ、史的に把握し、世界の中での日本の産業の位置を考えていきます。また、その上で(B)既述(A)の内容を踏まえた上での、産業構造転換の可能性やその諸条件について、世界的分業や各企業で取り組む利潤戦略課題などを複数の学術的キーワード(e.g.,マネジメント、知識、イノヴェーション、人的資源)を手がかりにより微細に考えていくことで、産業としての潜在的な可能性を探っていきます。
【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。
受講生の到達目標
(2)産業の高度化や産業構造転換のプロセスにおいて、重要となる諸条件やキーワードを説明できること。
(3)日本の今後のある産業の行方について、国内外での動向を踏まえつつ自分の意見を言えること。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | イントロダクション |
講義のルール確認、講義全体の概略と講義で取り上げる諸論点の確認 |
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| 2 | 主題(A)成長エンジンとしての「産業」:途上国と先進国/~08回概説 |
「産業革命」「貿易」「リカードの比較優位説」「生産」と「消費」のグローバル化 |
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| 3 | 途上国の成長エンジンとしての第2次産業 |
「後発性の利益」「東アジアの奇跡」「グローバル化」「複線的成長」「単線的成長」 |
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| 4 | 欧米社会での工業発展と経済成長:1970年代初頭まで |
「フォーディズム」「大量生産」「大量消費」「資本集約型」「労働集約型」 |
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| 5 | 経済成長の停滞と産業構造:1970年代初頭~1990年代 |
「脱工業化」「サービス産業」「効率性」「雇用の流動化」「4つの国民的軌道」 |
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| 6 | 産業構造と社会経済システムの多様性(1) |
「5つの資本主義」「CME」「LME」「資本主義の多様性論」 |
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| 7 | 産業構造と社会経済システムの多様性(2) |
「急進的イノヴェーション」「漸進的イノヴェーション」「制度的優位性」
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| 8 | 産業構造と社会経済システムの多様性(3):アフターコロナに向けて |
①7回までに取り上げた要素に関する統計データ等に基づく日本の位置づけの考察
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| 9 |
主題(B)産業構造を巡る多角的検討/~15回
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生産性モデルと6つの企業戦略と利潤戦略の成功と失敗 |
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| 10 | 1国=1代表的企業という理解の幻想:自動車産業の場合その2 |
日本の自動車メーカー間での違いと栄枯盛衰 |
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| 11 | 企業組織にとっての行動選択とは/経済学と経営学の間から:その1 |
「人的資源」「資本」「時間」「生存確率」「マーケットシェア」 |
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| 12 | 企業組織にとっての行動選択とは/経済学と経営学の間から:その2 |
「情報・知識の用い方」「ガバナンス」「マネジメント」 |
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| 13 | 「知識」の活用と私たちの労働の形 |
「認知資本主義」「クリエイティビティ」「量」と「質」 |
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| 14 | 産業構造が転換する諸条件の総括:北欧、日本、アジアなどの多国間比較 |
「低成長」「国際分業」「産業育成政策」と「政策介入」効果「市場友好的国家」
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| 15 | 講義のまとめ/産業構造、ありうる未来について |
講義でとりあげた内容・ポイントを敷衍しつつ、今後の日本の産業の可能性や国際分業の可能性を考えて終わる。 |
授業実施形態
授業外学習の指示
(2)講義で使用する全ての資料(スライド、まとめなど)の配布と授業内レポートの告知・回収は、原則全てManaba+上で配布する(「もらった・もらわない」のトラブル、不要な用紙の削減、欠席時や自学への対応等を総合的に勘案)。
(3)ニュース等で伝えられる,日々の国内外での経済・産業問題に興味・関心を持つこと。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 0 | |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 講義進捗状況とその内容に依拠した形で3回予定(10%*3回)、小課題やコメント等はクリッカーも活用の上実施。
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成績評価方法(備考)
(2)上記「%」は「点」に換算し100点満点で成績算定。
(3)平常点評価を含めて、課題の告知・提出は全てmanaba+上の各種システムを用いて実施。
(4)特定の講義(過年度2回程度)にて、講義内容の理解を補うべく、動画視聴を行う場合がある。
受講および研究に関するアドバイス
(2)講義の学び方は,各回事前に配布するレジュメや参考データ資料PDFを確認の上、当日は、それら解説について講義ノートを作成していく形です。
(3)日常の学習は,「授業外学習の指示」を参照し実践すると共に,各自の興味や関心がある各種社会問題や産業の話題を講義の視点や内容に基づいて説明出来ないかどうかを考えてみると,講義への理解も深まります。
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| レギュラシオン・アプローチ | 山田鋭夫 | 藤原書店 | 978-4894-340022 | 主題(A) |
| さまざまな資本主義 | 山田鋭夫 | 藤原書店 | 978-4894-346499 | 主題(A) |
| 第二の産業分水嶺 | 山之内靖他(訳) | ちくま学芸新書 | 978-4480097248 | 主題(B) |
| ドラッカー名著集9「経済人」の終わり | 上田 惇生 (訳) | ダイヤモンド社 | 978-4478001202 | 主題(B) |
| ドラッカー名著集10 産業人の未来 | 上田 惇生 (訳) | ダイヤモンド社 | 978-4478001233 | 主題(B) |
| 認知資本主義―21世紀のポリティカル・エコノミー | 山本泰三他 | ナカニシヤ出版 | 978-4779509377 | 主題(B) |
| 経済学とユートピア―社会経済システムの制度主義分析 | 若森 章孝他 (訳) | ミネルヴァ書房 | 978-4623038732 | 主題(B) |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html